ボールはあるがままに打て。

 ゛Play the ball as it lies゛(ボールはあるがままに打て)即ちノータッチプレーがゴルフゲームの基本であることは皆さんよくご存知だと思います。コースコンディションの悪いゴルフ場やプレーの進行を早めるためにスルーザグリーンに限って6インチプレース適用をローカルルールで表示しているゴルフ場があります。プライベートコンペでも6インチOKにしているケースもあります。

 ゴルフというスポーツの面白いところは自身の実生活や人生で遭遇する出来事を教訓的に経験できるところにあります。素晴らしいティーショットが狙い通りフェアウェーに飛んだのに、セカンド地点のボールの所に行ってみると不運にもディボット跡にすっぽりはまっていることがありますし、落下したボールがスプリンクラーの蓋に当たって跳ね返り木の根っこに止まったりすることが多々あります。なんという不運、ナイス(グッド)ショットしたのに・・・・・・なんという不公平かと嘆きたくなります。

 しかしこの不公平こそがゴルフのスリリングな面白さであり、実生活への教訓的な試練でもあるのだと我が敬愛する鈴木康之氏は書いてます。さらに氏はナイスショットの功と不運を取引して6インチ動かすようなルールを適用してはならないと断言しています。たとえローカルルールで6インチの適用を認めていても、そこ(ディボット跡や木の根っこなど)に打った自分が悪いのだと切り替え、この苦境からいかに脱し、最小限の被害(スコア)にとどめるか、最良の手立てを考えることこそゴルフを楽しむに値するゴルファーだといってます。

 ゴルフには運・不運はつきものです。ショットだけでなく、組合せで同伴者との相性やついたキャディの良し悪しなどゴルフには際限なくあります。幸運なショットやパットもあれば、アンラッキーなこともたくさんあります。ゴルフはいかにラッキーを継続させるか、また不運に見舞われたら不運の連鎖に陥らないように、最小限の被害でいかに正常に戻すかなどゴルファー自身の精神力、判断力が問われるスポーツです。これこそがゴルフの面白さであり、他のスポーツにない知的スポーツだといわれてる所以でもあります。甘言に惑わされず、あるがままに打つを忘れずゴルフを楽しんでください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

スタート前の段取りについて

 5月16日のブログ゛マナーを大切に゛は、かなりの反響がありました。ご覧いただいた方から「タメになりました。ゴルフは上手いだけでは駄目ですよね。ゴルファーとしての品格、品性を備えないと。あのブログを読んで反省しました」というような声が結構寄せられました。確かにゴルフは上手いが、自分本位で周りの空気も読まない自己中なゴルファーや粗野なゴルファーが多いです。ゴルファーひとり一人が自覚をもち、マナーと礼節をわきまえてプレーすることが大切ですよね。

 本日はクラブ三大競技のひとつ理事長杯の予選が行われました。競技委員とともにスターターの席に座りスタートを見送りました。13組50名が予選に出場しました。時間に遅れることなく皆さん順調にスタートしていきました。

 今回は鈴木康之氏が書いてる「スタート時間」についてご紹介しましょう。

 「スタート時間とは、プレーヤーがスターティングホールのティーグランドに集まる時間ではなく、オナーがアドレスに入る時刻のことである」と教えています。確かにスタート時間といえば漠然とスタートするティ-グランドに集まればいいというような認識をもつゴルファーは多いようですが、鈴木氏は次のように明確に記しています。

 「プレーヤーがティーグランド脇へきてからオナーがアドレスに入るまでには、数多くの段取りがある。だから、ティーグランド脇へ集まる時間は、スタート時間よりずっと前でなければならない」とあり、スタート前の必要な段取りとして

 ①同伴競技者とキャディがカートの周りに集まり、自己紹介などの挨拶。
 ②スコアカードに同伴競技者の名前を書き込む。
 ③キャディが4人それぞれのクラブ本数や番手を確認。
 ④ボール、ティーペッグ、ボールマーカー、グリーンフォークなどをポケットに用意。
 ⑤同一ブランドのボール使用者がいないかの確認。
 ⑥打順を決める。
 ⑦初めてのコースなら、プレーの進行上の決まりごとやヤーデージの見方、戦略上の注意やサゼスチョンをキャディに聞く。
 ⑧素振りは素振りをしていい場所で行う。
 
 一部除外していますが、なるほどスターティングホールでするべき段取りは結構あるものです。当然この段取りに3、4分はかかります。前組がスタートしたら後続の組のオナーは速やかにティーアップしてプレーの用意ありの意思を示さなければなりません。そのためには後続組のオナーを決める必要があります。だから前述の①~⑧までのことは事前に済ませておかなければなりません。しかし、前組のプレー中は話し声や物音を控えなければいけませんから、スタート時間の10分くらい前に集まりスタート前の段取りを済ませておかなければならないと鈴木氏は書いています。

 スタート時間の10分前にクラブハウスに到着し7分前にフロントでチェックインしながら「(スタートに)間に合った」という方がいますが、もってのほかと言わざるを得ません。胸に手を当て心当たりのある方は、以後お気をつけていただきますように。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇  

ゴルフマナーを大切に。

 ゴルフを楽しむためには、一人一人が自覚を持ち、マナーと礼節をわきまえながらプレーすることが大事であると説くゴルフマナー研究家の第一人者・鈴木康之氏の「ピーターたちのゴルフマナー」(ゴルフダイジェスト社発行)を久しぶりに読み返しました。ゴルフ業界に勤めて40余年、いろいろなゴルファーの姿を見てきました。ゴルフの上手下手よりも他人やコースを思いやるマナーに長けたゴルファーこそが尊敬に値しますが、残念ながら尊敬に値するゴルファーは絶滅の危機に瀕しているようです。

 ゴルフマナーとはゴルフの伝統的精神にのっとった本来的な作法や紳士淑女としての普遍的な礼儀作法であり、時代の移り変わりを越えて尊ぶべきものである。たとえば他のプレーヤーへの配慮やコースを大事にする努め、さらにはコースに職業や地位を持ち込まない平等の精神などと同氏は説いています。

 マナーを知らないとどうなるか?打ち方のミスはスコアではね返せる。続行不可能なミスショットをしても、ペナルティを払ってルールで救済される。ルール違反でさえもペナルティを払って許される。ところがマナー違反には救済や許しの決まりはありません。マナーを知らないと、ゴルフができなくなることを皆は知らないという。

 マナー知らずは人に嫌われ、仲間が少なくなり誘われなくなります。それは人のプレーを妨げ、人を不愉快にさせるからです。ゴルフは誰もが誰とでも一緒にゲームを楽しめるスポーツです。シングルとビギナーでも男性と女性とでも、さらには若い人とお歳を召した人とでも一緒にプレーを楽しむことができます。そのためにはゴルファーとしてのマナー・エチケットをちゃんとわきまえていることが前提条件となります。マナーにはその人の人格が表れると鈴木康之氏は書いています。

 ゴルフは上手いが無作法なゴルファーよりも、下手でも人を思いやる、他人に不愉快な思いをさせないゴルファーこそが尊敬に値いすると思います。鈴木康之氏の著書からの受け売りです。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

国体 少年の部 奈良県代表選手選考会最終日。

本日は昨日に続き奈良県ゴルフ協会主催の長崎国体 少年の部 奈良県代表選手選考会決勝の最終ラウンドが行われました。コースの更新作業でフェアウェーの目砂散布直後(写真)の難しいコースコンディションの中で熱戦が繰り広げられました。西村涼君(大阪商業大学付属高校3年)が35、36の71をマークするなど1ストロークを争う大接戦でした。

 なお、代表選手の決定については後日、奈良県ゴルフ協会から正式に発表することになっているため、本ブログでは成績等の発表は控えるよう、協会から申し入れされていますので、成績等の掲載はいたしません。ご了承ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

国体少年の部 奈良県代表選手選考会開催。

 

 

 奈良県ゴルフ協会主催の第69回長崎国体 少年の部 奈良県代表選手最終選考会が10日、11日の2日間にわたって当クラブで開催。本日は予選を勝ち抜いてきた11名で決勝1R、18ホールが行われました。予選トップで通過した永田航大君(奈良育英中学3年)はアウト37、イン38の75でホールアウト。予選を4位で通過した竹田弘登君(片桐中学3年)はアウト36、イン35の1アンダーパーの好スコアをマークして2位の永田君に4ストロークの差をつけて首位に立ちました。予選スコアとの通算でも146で竹田君がトップに立ちました。2位には1打差の147で永田君、3位には148の西村涼君(大阪商業大学付属高校3年)が入りました。明日の最終18ホール、通算36ホールで代表3名が決定します。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

バンカーの正しい入り方、出方について。

 奈良柳生カントリークラブのバンカーは美しさと戦略性を兼ねて配置されています。バンカーの数は18ホールで83カ所あり、総面積は24,063平米で1カ所平均290平米の計算です。グリーン周りのサイドバンカーは比較的大きくしかも深いためスコアメークにはバンカーに入れないことが肝要。

 大きく深いバンカーは見た目には美しいのですが、プレーヤーがバンカーの斜面(土手)を駆け下りたり駆け上がったりするために、一部崩落したり窪んだりして醜くなってしまいた。このため冬の間に復元改修工事を順次行っています。改修を終えたバンカーは芝の養生中です。梅雨明けにはしっかり芝の根も張り付き元の美しいバンカーに復元されます。

 バンカーでのプレーぶりを見ていると意外にバンカーのマナーをご存知ない方が多いようです。正しいバンカーの入り方と出方は、バンカー内にあるボールの所に行くには最も近い所から入る。これはこれで正しいのですが、ただ急な法面いわゆる高い土手に近い場合は、遠くても低い所から入って行くのが正解です。

 バンカーでのマナーが分かっていても一発で出ず、何発も打ったり、またホームランしたりして頭に血がのぼっているのかキャディに「バンカー均しはしておきますので」といわれて思わず土手を駆け上がったりする方もいます。いついかなる時もバンカーの高い土手から入ったり出たりしないように気をつけてください。

 またバンカーに入る際はできるだけバンカーレーキを持って入るようにしましょう。その際、気をつけることはレーキを置く場所です。ミスショットしてボールがバンカーから出ず転がって戻ってくる時に当たらない場所に置くこと。バンカーショットが終わったらレーキで均しつつ後ずさりしながら足跡を直して行けばスムースです。

 それから勘違いしているゴルファーが意外に多いのは、バンカーの跡を均すのはキャディの仕事だと思い込んでいる方がいます。バンカー均しはプレーヤー自らが後のプレーヤーのために行うのがルールブックに書かれいるマナーですから、よほどのトラブルでない限りはプレーヤー自身で行ってください。

 ちなみにバンカーの正しい入り方、出方の見本を当クラブの村岸プロに見せてもらい動画におさめましたのでご覧ください。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ゴルフは贅沢な遊び?健全なスポーツ?

 今朝の日経新聞を見てると安倍首相が年末年始の休暇で神奈川県茅ヶ崎市内のゴルフ場で親族や秘書官らと今年最後のゴルフを楽しんだという囲み記事が載っていました。

 安倍首相は、首相就任前までは(社)日本ゴルフ場事業協会の理事長を務めるほどのゴルフ通でゴルフ好き。それだけに首相就任後のゴルフは激減し、この1年で15回目のゴルフだったそうです。

 年末年始の休暇中のゴルフとはいえ、もし大事件や大事故が勃発したらメディアの格好の餌食になるのは間違いありません。森元首相が休日にゴルフを楽しんでいた時に、ハワイ沖で愛媛の高校生の実習船が浮上してきた米軍の原子力潜水艦に衝突されて沈没した大事故で、そのままプレーを続けたことに対してメディアは非難の集中砲火を浴びせ退陣に追い込んだことがありました。

 ゴルフ=贅沢な遊びというメディアの誤った認識こそが、老若男女が楽しめる健全なスポーツ=ゴルフを阻んでいる元凶だと思います。来年4月に消費税が8%にアップされるにもかかわらず「ゴルフ場利用税」は存続し、ゴルファーは二重課税を余儀なくされます。利用税撤廃が実現しないのはゴルフ=贅沢な遊びという国民感情を煽動するメディアの偏見が根底にあるのかもしれません。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

残念ながらゴルフ場利用税の存続が決定。

 今朝、出社すると1枚の「FAX送信」が届いていました。ゴルフ場利用税廃止運動推進本部・小宮山義孝本部長から各ゴルフ場宛に「ゴルフ場利用税廃止運動 ご報告」として送信されてきたものです。

 標題は「ゴルフ場利用税廃止運動 平成26年度税制改正要望」の結果についてご報告申し上げます。とあります。以下、原文通り掲載しお知らせします。

 自由民主党税制調査会における平成26年税制改正についての審議は、11月21日にはじまりましたが、昨日12月3日(火)、自民党本部において「党税調正副会長会議」続いて「税調小委員会」が開催され、地方税の項目の中でゴルフ場利用税について審議が行われました。結論を申し上げますと、平成26年度税制改正においては、地方6団体(全国知事会・市町村長会他)の主張する「ゴルフ場利用税の存続」が決定し、「ゴルフ場利用税廃止」の実現はなりませんでした。

 千葉県市原市長の呼びかけ、ゴルフ場所在市町村による「ゴルフ場利用税堅持のための全国市町村連盟」を10月に組織する等、地方6団体の組織力をフルに動員して、議員への締め付けが行われ、私どもは最終的にこれを上回る支援議員の獲得ができませんでした。その理由は、ゴルフ場利用税を廃止した際の市町村への具体的な財政的措置が、最後まで描けなかったことにあります。

 今後の活動方針については、ゴルフ振興議員連盟、スポーツ立国調査会等の先生方や文部科学省と検討してまいります。

 皆様には、全国一斉陳情ならびに地元選出国会議員に対する陳情を実施していただきましたことを、あらためて心より御礼申し上げますとともに、今後ともご支援賜りますよう、お願い申し上げます。

 以上の内容です。消費税の税率アップが来年4月から施行される機会を捉えてダブル課税という不公平税制の「ゴルフ場利用税廃止」を期待していましたが、実現ならず残念です。

 ゴルフ業界は以前からいわれているようにまとまりのない団体でほかの業界のように政党や政治家に献金してるわけでもなく、政治家にとっては票にも直結しないだけに「担税力のあるゴルファー」から徴収すればいいではないかというのが本音なのでしょう。残念です。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
 

日本のゴルフ場数、ゴルフ場利用者数について。

 一般社団法人 日本ゴルフ場事業協会(NGK)から「ゴルフ場利用税の課税状況からみたゴルフ場の数・利用者数等」の平成24年度をまとめた小冊子と「NGKだより10月号」が送られてきました。この「ゴルフ場利用税の課税状況からみたゴルフ場の数・利用者数等」は昭和32年から平成24年までの56年間に及ぶ「ゴルフ場数」と「ゴルフ場入場者数」がデータとして記録されています。このデータは課税状況から見た数値をまとめているため、日本のゴルフ場数やゴルフ場利用者数など最も信頼の置ける正確なデータといえます。

 このデータを「NGKだより」が判り易く解説していますので、ご紹介します。

 <ゴルフ場数>
 日本のゴルフ場数は昭和32年度に116ゴルフ場であったものが、第1次ゴルフブーム(昭和34年~39年)219、第2次ゴルフブーム(昭和48年~52年)487、第3次ゴルフブーム(平成元年~5年)487のゴルフ場が開場した。平成14年度には日本のゴルフ場数は2460になった。バブル経済崩壊後、景気低迷により逓減傾向に転じ平成24年度末には2405となっているそうです。

 <入場者(ゴルフ場利用者)>
 平成24年度の入場者数は、平成23年度に比較して70歳以上者が147万人増加したことが大きく貢献して242万人増加の8675万人となったものの、平成22年度との比較では132万人減少しており、東日本大震災前までには回復していません。
 年々、70歳以上者の全入場者に占める割合が上昇しており、平成24年度は14・7%になっています。
 1ゴルフ場当たりの入場者数では平成元年度の52243人が最高値で、平成24年度は36069人とピークから16000人余も減少しています。

 <ゴルフ場利用税>
 平成24年度のゴルフ場利用税額は505億8700万円で過去最高だった平成4年度の1035億7000万円に比較して529億8300万円の減少でほぼ半減しています。利用者数の減少に加えて70歳以上の免税利用者の増加、さらにプレー料金の低価格化により税額も等級が下がることにより税率も下がったことによるものと思われます。

 こうしたデータを見る限り、ゴルフ場業界はまだまだ厳しい冬の時代が続いていきそうです。

 ゴルファーがゴルフ場を利用するたびに支払うゴルフ場利用税ですが、ゴルファーはプレー代金の総額で認識しているせいか意外に利用税を支払ってるという意識に乏しいようです。そのため、NGK加盟ゴルフ場ではプレー料金にいくらの利用税を支払っているのかを認識してもらうために、写真のプレートを作成しフロントに設置しています。ゴルフ場利用税と消費税の二重課税を負担している理不尽さを認識していただき、消費税の利率アップに伴う利用税撤廃の声をさらに大きく上げていただきたい思います。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

JGAハンディキャップ規定セミナー


 日本ゴルフ協会(JGA)による「JGAハンディキャップ(USGAハンディキャップシステム準拠)運用セミナー」が本日、関西ゴルフ連盟加盟クラブの支配人、ハンディキャップ委員長を対象にホテル阪急エキスポパークで行われましたので、出席してきました。

 JGAから永田圭司専務理事、諸戸精孝常務理事、引地理策JGAハンディキャップ委員長にJGA事務局を加えた6人で「JGAハンディキャップ普及の基本方針」や「JGAハンディキャップとJ-sysの運用」について説明をされました。

 2014年から新システムのJGA/USGAハンディキャップシステムを導入するにあたり過去数回、説明会が行われてきましたが、唐突にJ-sysからUSGAハンディキャップシステムを導入する。かかる費用は加盟クラブの会員(もしくはクラブ)で応分に負担してほしいということで、過去の説明会では出席支配人から猛反発を受け、ハンディキャップシステムの良し悪し以前に、現場(各ゴルフクラブ)から導入拒否の姿勢が鮮明になりました。

 こうした経緯からJGAも加盟クラブのメンバーは「無償」でJGA/USGAハンディキャップインデックスが取得できる。また2013年以降、ハンディキャップ普及促進を図る上でJーsys「利用料」に併せて「新規登録料」も無償とすることを決められました。

 加盟クラブやその会員からお金を徴収しないということになれば、より公平性の高い新システムのハンディキャップに異を唱える人はほとんどいません。新制度(通称スロープシステム)の標榜する「誰もが自分の実力に見合ったHDCPでプレーができる」「スロープシステムを基軸に様々な施策を講じゴルフ界全体の活性化を目指す」・・・・・など良いこと尽くめ?の説明に皆さんおとなしく静聴され、2014年からの導入もスムースに運ぶのではないかと思います。

 JGA/USGAハンディキャップシステムについては、JGAの公式ホームページに詳しく紹介されていますので、ここでは省きますがご関心のある方は、JGA公式ホームページをご覧ください。 

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇