日本女子プロゴルフ協会(LPGA)主催の「日本女子プロゴルフ選手権大会」の関西地区予選が明日12日に当クラブで行われます。本日は指定練習とレジストレーションのため出場選手全員が来場。レジストの手続きと真剣に練習ラウンドに励んでいました。明日の予選会には79名が出場します。
LPGAから寺沢範美トーナメント・プレーヤーズ・ディビジョン担当理事、森岡まゆみ、大城恵美子、田中裕子、千原真弓競技委員、事務局から小池新TPD担当が来場され、当クラブから小生と鈴木健二グリーンキーパーを交えて午後から最終の打合せを行いました。
出場選手の確定人数、ローカルルールの追加事項、グリーン、ティーグランド、フェアウェーの刈り高、バンカーの整地作業等々の確認を行いました。昨日、一昨日の台風に伴う大雨でグリーンのコンパクションやスピードが当初のセッティング予定より下回りそうですが、できるだけ当初予定の10フィートのグリーンスピードに近づけるようベストを尽くすと鈴木グリーンキーパー。
ところで8月8日~10日までの奈良柳生CCの総雨量は273ミリだったと鈴木グリーンキーパーから報告を受けデータをもらいました。これによると1時間に38・5ミリの最大降雨量を記録したのは8月9日の13時~14時でした。9日は台風11号の進路が九州南部から四国方面に近づきつつあり、大雨に注意するよう気象情報がTVなどで流されていました。このため、奈良県下ゴルフ場はもとより近畿のゴルフ場の多くはキャンセル続出で゛自然クローズ゛となりました。
グリーンキーパーが見せてくれたデータによると、8月9日の6時~7時までの降雨量は11・5ミリ、以下1時間ごとに14・5ミリ、32ミリ、22ミリ、12ミリ、18・5ミリ、15ミリそして13時~14時の38・5ミリで6時から14時までの間に168・5ミリの大雨を記録しました。台風11号接近による大雨予報でキャンセルが続出し天気予報による風評被害だなどと思っていましたが、こうしたデータを確認すると雨によるクローズも致し方ないかと得心せざるを得ませんでした。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇