グリーン周りの縁切り

グリーンのエッジ周りを2センチくらいの幅でグルッと切込みがあるのにお気づきでしょうか?いわゆるグリーン周りの縁切りというベント芝と野芝のランナーの侵入を防ぐために行うものです。(写真参照)

ところで、このランナー切り跡にボールが止まったら、どう処理をすれば良いのか?ローカルルールで表示したように救済を受けることができます。即ち「グリーンエッジの外周の縁切り(ランナー切り跡の窪地)に止まった球は、救済(拾い上げ、ピンに近づかない箇所にドロップ)を受けられる。」わけですが、もちろんそのままプレーを続行しても構いません。

ただ、この救済方法でよく勘違いされるのは、拾い上げてピンに近づかず"ドロップ"するのではなく"プレース"すると思い込んでいる方が結構いるようです。確かにグリーンエッジに届いたボールはほぼグリーンにオンした感覚をもつせいか縁切り跡の数センチ後ろに置きたくなる心理がそうさせるのでしょうか。ドロップすればグリーンからかなり遠ざかるイメージがあるからでしょう。そうした思いをもつアマチュアゴルファーなら救済を受けずにそのままパターでピンを狙うのが正解でしょう。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

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