早いものでもう1月も半ばを過ぎました。去年12月にグランデージGCや花吉野CC、シプレCCなど奈良南部のゴルフ場が早々に雪によるクローズがあり、今シーズンは例年に比べて雪が多いのかなと思っていましたが、ここまでは意外に雪の降雪は少なくラッキーです。とくに名阪国道沿いの雪の多い春日台CC、八重桜CC、ヤマトCCなどは雪によるクローズがほとんどなく通常営業できているそうで同慶の至りです。
奈良県でも比較的雪の少ない当クラブもここまで降雪・積雪はなく順調に営業できています。例年1月のこの時期、名阪国道沿いのゴルフ場が積雪クローズが多く、その"お流れ"が当クラブに来ていたのが来ないせいか1月のここまでの来場者は前年に比べ53名とやや多い程度。来場者の内訳はメンバー来場者が前年同日比プラス88名増で逆にビジターは35名減とゲスト・ビジターが減っています。
来場者の1月の14日までの来場者のメンバー率を見ると、今年は66%で去年が60%とメンバーの来場率が高くビジター率は34%となっています。こうした数字から見ると、例年雪によるクローズを余儀なくされているゴルフ場が営業できている分、雪のないゴルフ場に行かなくてもプレーできているため、当クラブのように積雪クローズの少ないゴルフ場のビジター率が下がっているのかもしれません。
今冬の寒さや積雪量は全国的に見るとかなり厳しいようですが、近畿中部・南部は天気予報ほどの厳しさは感じられませんが、まだまだ楽観は許されません。2月末までの1ヵ月半、雪という白魔が襲ってこないことをゴルフ場関係者は私を含めて一様に願っていると思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇