関西電力から「今冬における節電のお願い」がありました。ご存知のように同社は定期検査中の原子力発電所(原発)が再稼動できない現状に加えて、稼働中の原発が順次定期検査のため停止した場合、非常に厳しい需給状況になるとのことで、今冬12月19日~3月23日の平日の節電を要請するというものです。
当クラブでは今夏の節電要請以前から経費節減のため不必要な照明や空調の温度設定など節電に努めてきましたので、あえて今冬という期間を設けて特別に節電する意識はなく常時節電が当然のこととして対応しています。
関電からいただいた電気の使用実績を見ても明らかです。節電を始めた7月~10月までの4ヶ月間を平成23年と22年の数字で見てみると、いかに節電に努めているかが一目瞭然です。
●23年7月のデマンド(D)451kW(前年457kW)、使用電力量147839kWh(前年152798kWh) ●8月のD468(同482)、電力量159296(同171706) ●9月のD444(同459)、電力量123959(同142454) ●10月のD293(同323)、電力量100677(同111490)と節電効果が出ています。
しかしながら使用電力を節電している割には電気料金が比例して下がっているかというと、思ったほど下がっていません。こちらは原油や天然ガスなどの高騰で電気料金に反映するとの理由で電気料金は、ほんのわずか下がった程度でなんとも割り切れない気持です。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
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