大コンペのショットガンスタートについて。

2011/03/23

10:40:00, 著者: 阪口 メール , 0 語, 3061 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

大コンペのショットガンスタートについて。

 昨日はクラブ休場日でしたが、30組以上のコンペの申し込みがありましたので、臨時で貸切営業することになり36組、131人の方が好天気の中で皆さん楽しくプレーされました。

 40組以上の貸切コンペなどが入ると、主催者から相談されるのが「ショットガンスタート」についてです。通常のスタートであればトップスタ-トと最終組のホールアウトが2時間以上になり、コンペの表彰パーティーまでの時間が空きすぎ持て余すことになります。このためスタートホールを6~10ヶ所あるいは全ホールいっせいに同時スタートさせるのがショットガンスタートです。

 この方式はアメリカで普及しているもので、トップスタートと最終組とのホールアウトの時間差が少なくなる利点があります。アメリカらしい合理的な考え方と乗用カートが普及されているからこそ、なせる業です。

 しかしながら問題点も少なくありません。まず参加者全員が組合せのスタート時間に遅れないことが前提です。一人でも遅刻者が出ればコース内の流れは渋滞を起こしてしまいます。

 また食事もクラブハウス、コース売店の3ヶ所で準備できる物を用意しなければなりません。何よりも問題はホールアウトして戻ってくる組がアウト、イン2組ではなく、同時にスタートした組全員が上がってくるのですからお風呂は大混雑してしまいます。

 通常のスタート方式とショットガン方式、一長一短あります。当クラブでも何度かショットガン方式を主催者の希望で実施したことがありますが「スタートホールが途中からだと何か気が抜ける」とか「脱衣場、風呂が混み合ってゆっくりできない」「昼食をゆっくり落ち着いて食べさせてほしい」など総じて不評の声の方が多いようです。

 大コンペの場合、会食パーティーまでの時間が早い組では待つ時間が多いですが、通常の1ラウンドプレーできる点で満足度は高いようです。またお待ちいただく間、主催者の皆さんもいろいろ知恵を絞られて工夫されているようです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

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