頭悩ます、冬場対策

2011/01/05

14:38:38, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1463 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

頭悩ます、冬場対策

 正月三が日が終わって昨日4日が日本の官公庁や多くの会社では仕事始めでしたが、今日5日まで正月休みにしている企業も多いようです。そのせいか昨日4日はどこのゴルフ場でも50組に近い来場者があり活況を呈していたようです。

 明日、6日以降のエントリー状況を見ますと日曜日のクラブ競技のある日だけはエントリーがそこそこ入っていますが、土曜日を含めて平日のエントリーはかなり厳しい状況です。

 これは当クラブだけでなく、他のゴルフ場の支配人と情報交換しましても、外資系ゴルフ場以外はどこも同じような状況です。

 元気なシニア世代も冬のゴルフは敬遠される人が多く、お誘いをかけても「暖かくなる3月まではキャディバッグを封印し冬眠します」と断られます。今の日本のゴルフ業界を支えているのはまさしくシニア世代とレディースゴルファー。このレディースも雨や寒さや暑さなどの気象条件に敏感で冬の寒いゴルフを敬遠される方も多いようです。

 今、ゴルフ業界では団塊ゴルファーの゛2015年問題゛が大きく取り沙汰されています。即ち団塊世代が70歳を迎える2015年が団塊ゴルファーのゴルフリタイアになる節目だろうとの予測です。

 2015年にならずともシニアゴルファーにとっては暑い、寒い、雨が降る気象条件では、食事サービス、料金半額、お土産付き等々、どんなサービス企画を打ち出しても「健康が一番、雨や寒い日にゴルフをして風邪をひいたり体をこわしたりしたら・・・・・・」と自重される方がほとんどで有効な企画やイベントが成功したという情報が伝わってきません。

 寒さに負けない現役世代や若年層のゴルファーを掘り起こすべく業界全体で智恵を絞らなければゴルフ業界の未来はないと思います。日本ゴルフ協会、日本ゴルフ場事業協会、日本ゴルフ場支配人会連合会などゴルフ関連16団体協議会でこの問題に真摯に取り組んでもらいたいものです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

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