ゴルフ仲間20数人に「ルールブックを持っていますか?」と問うとほぼ全員が「ノー」の答え。「ルールブックを見た(読む)ことがあるか?」に対して、「むかしに一度買って読んだことがあるが」という者が数人。「ルールブックなど買ったこともないし、見たこともないという輩が20人近くいたことはショックでした。
ではゴルフルールはどうして理解しているのかと問うと「原則、ボールには触らず、トラブッたら同伴者やキャディにルール上の処置を教えてもらう」という“ノー天気ゴルファー”がほとんど。同伴者やキャディからペナルティや救済措置などその都度、教えてもらいそれを修得して行くというパターンが最も多いようです。
先輩ゴルファーや上級者ゴルファーにルールも指導してもらう、これはこれで良いのですが、ゴルファーたる者、ルールブックを購入し一度はゴルフ規則に目を通しプレーの際は、キャディバックに入れておくくらいの常識は持ち合わせて欲しいと思います。
ジュニア競技や学生の競技ではルールブック携行が必須で、スタート前に必ず携行しているかどうか競技委員が確認しています。携行していなければ失格という厳罰を処されます。仲間同士の遊びのゴルフいえどもルールを弁(わきま)えてこそ真のゴルファーといえるのです。
関西ゴルフ連盟から昨日、送付されてきたポスターをご覧いただきたい。
≪ゴルフ規則の本質と精神≫
ゴルフ競技では、通常、審判員が立ち会わない。それは、「ゴルファーはみな誠実であり、故意に不正をおかす者はいない」ということが基本的考え方になっているからである。従って、ゴルファー一人ひとりがゴルフ規則をよく知って、自主的に規則を守るようにすることが大切なのである。
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