昨日、奈良県の法隆寺CCでコース作業中の作業員(52歳)が自分の運転していた自走式目砂散布機に轢かれ死亡するという痛ましい事故がありました。
午前6時40分頃、目砂散布機で移動中、樹木に衝突しその衝撃で投げ出され転落。無人で動き出した目砂散布機を停止させようとして轢かれ、首を強く打ち病院に搬送されましたが、間もなく死亡。死因は窒息死でした。
関西ゴルフ連盟支配人会では労災事故防止のために、各ゴルフ場で安全衛生委員会を定期的に開催し、安全に関する啓蒙活動を実施し「労災事故ゼロ」を目指していただけに今回のような重大事故が発生したのは残念です。
ゴルフ場の労災事故の多くはキャディの行動による事故が多く、キャディの高齢化に伴いいわゆる滑った、転んだで打撲や骨折の事故がほとんど。そのためキャディには就業前に必ずラジオ体操やストレッチなどの柔軟体操をするように指示しています。
キャディの行動による事故以外に、コース部門は発生件数は少ないですが、重機などの機械を使用するため、事故が発生すると重大事故につながることが多く、始業前の安全点検や機械の操作ミスのないように徹底指導していますが、今回のような痛ましい事故が起こりひじょうに残念です。
早速、このような事故が起らないように鈴木グリーンキーパーを通じて安全管理に細心の注意をするように指示しました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
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