中央労働災害防止協会から「ゴルフ場の事業における労働災害防止のためのガイドライン」が発刊され、支配人会の労務委員会を通じて各クラブに配付されてきました。
ゴルフ場における労働災害の発生状況は、日本の全産業と比較して高い状況にあります。被災労働者の中で50歳以上の高年齢労働者の比率も高く60%以上を占めています。
本書では労働災害の現状をデータに基づき解説すると共に、安全な作業の取組み、危険予知のシステム、リスクマネジメント等を具体的な方法で解説しています。
とくに近年90%以上の導入率の乗用カートによる事故が多発しているため、カートの安全な利用や熱中症対策など各業務での安全な作業の方法など判りやすく解説されています。
当クラブの安全衛生委員会でも早速、本書を活用し労働災害の減少に役立てて行きたいと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
この投稿への ピンバック はまだありません...