本日は奈良県ゴルフ場支配人会が天理ゴルフ倶楽部で行われました。今回の支配人会では会議の前に「ゴルフ場の労働災害防止」の研修会がありました。昨年の奈良県下ゴルフ場での労働災害の発生件数は28件発生しており、しかも重大事故の死亡事故が2件も発生しました。こうしたこともあり中央労働災害防止協会 近畿安全衛生サービスセンターの安全管理士・河合照次氏を講師に研修が行われました。
1)ゴルフ場の安全衛生上の問題点と災害防止
2)ゴルフ場の労働災害防止のポイント
3)労働災害の発生メカニズム
4)安全作業手順と安全教育
5)安全衛生自主活動の重要性
など項目別に具体的に指導していただきました。ゴルフ場の労働災害はキャディ部門、コース部門の労災事故が多く、とくにキャディは高齢化のため滑った転んだという行動災害が圧倒的に多い。一方、コース部門は重機、車両機械を使用するため整備不良、操作ミス、運転ミスによる災害のため重大事故が多い。
こうしたゴルフ場における労働災害を防止するためのポイントや労働災害発生のメカニズムなどを指導していただきました。今月は関西ゴルフ連盟支配人会では「ゴルフ場安全月間」を実施しています。この期間中だけでなく、定期的に安全衛生管理会議を開催し労災事故防止の意識を常に持つよう指導して行きたいと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人 阪口 勇
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