ゴルファーはみな誠実で不正をしない。

2011/04/29

08:18:22, 著者: 阪口 メール , 0 語, 2054 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

ゴルファーはみな誠実で不正をしない。

 4月24日(日)にプレーされたビジターのM・K様より3千円と精算伝票、手紙が送られてきました。手紙には「レストランでお土産に商品を4個購入したが、伝票には1個、1千円しか付いてなかった。不足分3千円を同封します」とありました。

 フロントで精算伝票通りの請求金額をお支払いいただき、自宅に帰られて伝票を確認されたところ、お土産代4個の内、1個分しか支払わなかったことが判り、早速不足分をご丁寧に郵送していただいたということです。まさにゴルフでいうスコアの自己申告、不正はしないというゴルフの精神を体現された真のゴルファーの振る舞いだと感服しました。

 ゴルフ場のミスで精算伝票で頼みもしないコーヒーやビールが付いていることがあります。お客様は伝票通りの請求金額を支払い、帰って精算伝票を見て支払い過ぎに気づきゴルフ場に連絡するというケースはたまにあります。これは当クラブに限らずどこのゴルフ場でもよくあります。

 しかし今回のようにゴルフ場側のミスで少なく請求され、その金額を支払った後に伝票漏れで自分が支払うべき金額より少なかったことが判明した場合、ほとんどのお客様は「昼飯代が抜けている」あるいは「ビール代が付いていない」と気づかれてもほとんどの方は「今日は得したな」とそのままにされる方が多い。とくにビジターで行ったゴルフ場であればなおさら。

 ゴルフではスコアの過少申告や虚偽は厳しく戒めていますしゴルファーとして恥ずべき行為とされています。ゴルフ規則第1章に記されてるゴルファーたる者「礼儀正しさとスポーツマンシップを常に示しながら洗練されたマナーでたちふるまうべきである。これこそが正に、ゴルフの精神なのである」と。嬉しい出来事でした。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

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