秋のビッグトーナメントが続き男女とも賞金争いは韓国勢が一歩リードしています。トーナメントのテレビ放映をロビーで観戦するお客様も多い。テレビに映るコースはよく手入れされ美しい。とくにフェアウェーのゼブラカットは見栄えがします。
テレビを見ていたメンバーの一人が「奈良柳生も前はゼブラカットしていたよね。なぜやめてしまったの?」と問われました。
テレビに映るフェアウェーのゼブラカットは確かに美しい。当クラブも4年程前まではゼブラカットで綺麗に見えるように刈り込んでいました。
なぜやめてしまったのかといいますと、適度な刈幅の機械で常に同じ方向に刈り込む必要があるため、芝が同じ方向に芝目ができてしまい、順目の芝は寝て粗くなります。さらに機械の刈り込みをするわけですから、いつも同じ場所にタイヤ跡が残ることになります。ラフには機械のターンするときにタイヤ痕が残るなど意外に問題が多いのです。
見栄えをとるかコースのクォリティーをとるかを議論した結果、後者をとり今日に至っています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
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