ボールはあるがままにプレーすることがルールの基本。

2011/07/15

14:52:57, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1837 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ルール・HDCP

ボールはあるがままにプレーすることがルールの基本。

 ゴルフ場によってはコース状態が良くないためにローカルルールで「6インチプレース」を表示している所があります。またプライベートコンペでも「6インチプレースOK」などのルールで競技していることがあります。これはティーショットOBの場合はプレイング4で前進して特設箇所からプレーするようにという日本独特の悪しきローカルルールの一つです。

 ゴルフというゲームはいかなる状況でも、ティーオフしたボールはグリーンにオンするまではボールに触れてはならない。「ボールはあるがままにてプレーせよ」がゴルフのルールの基本です。基本的にはこれさえ守っていればルール違反をすることはありません。

 ただゴルフというスポーツは厄介なもので、何が起るか判らない。自然相手のスポーツだけに打ったボールが池に入ったり、カラスにボールを取られたり、木の上の枝にボールが挟まったり、ブッシュや林に打ち込みボールが判らなくなったり・・・・と、プレーが続行できない状況に遭遇することがあります。こうした時に、ルールで「救済措置」を設けてプレーが公正に続行できるようにルールが制定されています。

 ところが自分の打ったボールが過酷な状況下に転がり込んだ場合、ルールに記されたルール処置を、悪智恵?を働かせ、よりルール上許される最も有利な解釈で救済処置をするものですから、問題が起りトラブルに発展してしまうのです。ルールの解釈と適用については、基本的には「自分に厳しく」をモットーとすべきで、そのような箇所に打った自分が悪いと自らの技術の拙劣さを反省すべきです。

 ゴルフというスポーツは技量とともに運、不運にかなりの部分、左右されます。フェアウェーど真ん中のナイスショットでも無惨にも砂の入っていないディボット跡に止まっていたり、逆にミスショットが木に当たってフェアウェーに戻ってきたり・・・・・想像の及ばないハプニングが多々あります。自分のボールを打つのは自分自身であり、その飛んで行ったボールの行方に責任をもつのは当然、打った本人なのです。プレー続行不可能の状況でない限りは、グリーンにオンするまではボールはあるがままでプレーするようにしましょう。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ピンバック:

この投稿への ピンバック はまだありません...

奈良柳生カントリークラブ

4月 2024
 << <   > >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

検索

アーカイブ

アカウント