本日は奈良県ゴルフ協会の今年度最初の県民ゴルフ「奈良県民体育大会ゴルフ競技」(男女18歳以上)が法隆寺カントリー倶楽部で57組217名が参加して行われ、競技委員として競技運営のお手伝いをしてきました。
この「奈良県民体育大会ゴルフ競技」には237名が参加申込みされ、無抽選で参加者全員を受付けましたが、20名ほどがキャンセルされ、結局217名が参加して暖かい春の日差しの中、18ホール・ストロークプレーで熱戦が繰り広げられました。
(成績は奈良県ゴルフ協会http://www.nga.cc/のホームページを参照)
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
今年度のスクラッチ競技の決勝が予選を通過した11人によって行われ、予選を78のトップで通過した南憲司さんが38、38、76と安定したゴルフでトータル154、2位に3ストロークの差をつけて2年連続のスクラッチ競技を制しました。
2位の岡崎耕司さんは前半こそ40でしたが、後半に入り12番と14番でバーディをとるなど35の好スコアで追い上げました。しかし予選82が響きトータル157で3打届かず2位に終わりました。3位には昨年のキャプテン杯の覇者・櫻本勝也さんがトータル167で入りました。
写真は右から赤澤競技委員、優勝・南さん、2位・岡崎さん、3位・櫻本さん
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
奈良柳生CCレストランの4月おすすめ料理「旬菜膳」は縁高(ふちだか)弁当に小鉢、茶碗蒸し、ご飯、汁物、香の物など春らしい品々がセットされています。
縁高弁当には国産牛のローストビーフ、いかなごの釘煮、竹の子の天ぷらが盛り付けられています。これに小鉢、茶碗蒸しなどが品よく添えられています。ぜひご賞味ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
東日本大震災が発生してから丸3週間が過ぎました。新聞は相変わらず被災地で被害にあった方々のことや原子力発電所の現状や放射線の飛散状況や影響について多くのページを割いています。
こうした中、ゴルフに来られる皆さんも「被災された方を思うと、ゴルフをするのも気が引けます」といわれる方も多くおられます。口には出さずともほとんどの方は内心そう思われてるでしょう。
ただゴルフができる経済的、時間的余裕のある人は堂々とゴルフをするべきだと思います。日本にある2400超のゴルフ場に従事する人、さらにいえばゴルフの用具メーカーや小売、ゴルフ練習場で働く人々などゴルフ産業に従事する人々は何十万人もいます。
ゴルフを自粛しゴルフに伴う消費をしなくなると、こうしたゴルフで生計を立てている人々が立ち行かなくなります。ここはゴルフに白い目を向けるのではなく経済的、時間的余裕のある人は、ゴルフをすることによって日本の復興支援をしているのだと割り切ってゴルフをしていただきたいと思います。
ことゴルフに限らず旅行やスポーツ観戦、観劇、観賞といった旅行、スポーツ、文化、教養といった分野の自粛ムードも広がっていますが、経済的、時間的余裕のある方はこうした趣味嗜好を通じて経済復興支援、日本を活性化させているのだと自信をもって参加していただきたいと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
3月11日に発生した東日本大震災の翌日からフロントに「義援金募金箱」を設置しました。精算時のつり銭などを義援金として協力をお願いしておりますが、3月12日~3月31日までの義援金109,159円のうち10万円を日本赤十字社奈良県支部に寄託してまいりました。
「義援金募金」は今後とも継続して皆様に募金をお願いして行く所存です。毎月末に日本赤十字社奈良県支部に寄託して行きますのでご承知ください。なお日本赤十字社奈良県支部・荒井正吾支部長よりいただいた礼状は下記の通りです。
拝啓 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、赤十字事業推進につきまして格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
この度は、東北関東大震災義援金をお寄せくださいまして誠にありがとうございました。
皆様からお寄せくださいました義援金は、配分委員会に送金し、配分委員会において被災者の方々にお贈りいたします。
今後ともなお一層の赤十字事業の充実を図り、被災者の救援活動に努める所存でございます。
皆様方の温かい善意に対し心よりお礼申し上げます。
ご厚情をいただきましたことに対し、心から感謝申し上げお礼のご挨拶といたします。
日本赤十字社奈良県支部 支部長 荒井正吾
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
いよいよ春真っ盛りの好季節がやってきました。気の早い方は半そでシャツでプレーされてる姿も見受けられます。暖かい太陽の日差しを受けて芝の上を歩いて行く魅力はゴルフならではないでしょうか。ストレス解消には最高のスポーツです。
これからのゴルフシーズンに入り気をつけなければならないのは日焼けです。紫外線を浴びすぎると体に良くないと最近では注意される方も多くなってきましたが、日に焼けた黒い肌は健康的で魅力的だと思っている人はまだまだ多いようです。
近年オゾン層が薄くなり有害な紫外線が年々増加しているといわれてます。この有害な紫外線の浴びすぎは皮膚のシミの発生や肌の老化につながり、皮膚ガンの発症率を高めるそうです。このため紫外線対策をしっかりしてプレーを楽しんでください。
紫外線対策として有効なのはUVカットの日焼け止めクリームを顔、腕などの露出部分に塗ること。帽子は必ず着帽しウェアも半そでよりも長袖シャツを着用することをおすすめします。健康のために日光浴は良いはずといわれていますが、10分もすれば十分、それ以上は有害であることをしっかり認識し紫外線対策を十分にしてゴルフをお楽しみください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
地球温暖化については全世界で防止に向けて温室効果ガス削減などエネルギーコスト削減の推進を行っています。このほど社団法人・日本ゴルフ場事業協会はゴルフ場におけるエコ活動の推進、温室効果ガス削減に努めていることのアピールを発信するためにエコポスターを作成し、各ゴルフ場に配布されました。
東日本大震災の影響で東京電力、東北電力管内では計画停電するなど節電に努めています。私どものゴルフ場も節電に努めるため空調の温度設定は当面20度前後に設定しています。ビニール袋の自粛、エンピツ、マーカーの再利用、節水、節湯など温室効果ガス削減に努力し、ゴルフ場でできるエコ活動を推進して行きたいと思います。ご協力をお願いします。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
四大クラブ競技(クラブ選手権、理事長杯、キャプテン杯、スクラッチ競技)の今年最初の「スクラッチ競技」予選が本日、行われました。出場資格者29名が参加して18ホール・ストロークプレーで行われました。
戻り寒波の影響で本日も厳しい寒さのためグリーンに霜が降り、朝に予定していたグリーンの刈り込み、ローラー転圧がかけられませんでしたが、晴れの好コンディションの中、熱戦が繰り広げられました。
昨年の覇者・南憲司さんは1番、2番と連続ボギーのスタートでしたが、3番パー、4番でバーディをとるなど3オーバーの39で前半終了。インに入っても安定したゴルフで1バーディ、4ボギーの39、トータル78で予選トップで通過されました。
クラブチャンピオンの今西敏彦さんも1番でダブルボギーのスタートでしたが、3番、4番で連続バーディをとるなど37の好スコアでアウトを終了。しかしインの10番でボギーとつまづきボギーが先行する苦しいゴルフで1バーディ、6ボギーの42、トータル79。トップに1打差で決勝へ。
森啓一郎さんも安定したゴルフでアウト39、イン41、トータル80、トップに3打差の好位置で決勝へ進出しました。以下トータル90までの12名が予選を通過しました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
ゴルフ場における労働災害が発生した場合、支配人会を通じて労働災害の事故報告書を各ゴルフ場支配人宛に回付されてきます。ゴルフ場の事業における類似の労働災害を防止することや労働災害への注意の喚起、啓蒙を図ることを目的にしてます。
中央労働災害防止協会がまとめた「ゴルフ場の事業における労働災害防止対策」という冊子が支配人会を通じて送られてきました。これによると、ゴルフ場の事業における労働災害の発生率が他産業に比べてひじょうに高く、労働災害の発生率が高いといわれる製造業の1・10や建設業の1・11に対し6・01と発生率が極めて高く驚かされます。
このゴルフ場の労働災害のうち、職種別にみるとキャディ67・3%、コース管理23・4%、その他9・4%となっており、圧倒的にキャディの占める割合が高いのに驚かされます。キャディの事故の多くはボール探しの時に滑った転んだという行動・動作に原因があります。
一方、年齢別にみると、50歳~59歳が35・3%、次いで40歳~49歳の30・5%と高齢者が多い傾向にあります。ゴルフ場の事業従事者はキャディにしろ、コース管理にしろ極めて高齢者が多いことも要因のひとつになっているようです。
50歳以上のキャディの場合、滑った転んだ際に、手首や足、腰などを傷めることが多い。裏を返せば高齢による肉体の老化で転んだだけで筋肉や骨を傷めてしまう。したがって就業前に必ずストレッチや準備運動を十分に行うように指導しているのですが・・・・・。
このブログを書いている最中に京都府のあるゴルフ場で発生したキャディの労働災害事故の報告書が回付されてきました。
52歳の女性でボールを捜している時に、くぼみに足をとられた際左ひざに違和感を覚えつつ1ラウンド従事。帰宅後に痛みがひどくなり病院で診察を受けて左膝半月板損傷で1ヶ月の休業が必要と診断されたとのこと。
この事故報告書を掲示しキャディマスターから各キャディに仕事に従事する前にテレビなどボケッと見てないでストレッチ、柔軟体操など入念に行うよう指導することを指示しました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
ゴルフクラブとは本来、メンバーという同好の士が集まって楽しくプレーすることを目的としています。したがってホテル並みの過剰なサービスより気軽にメンバーのお名前を呼べる家庭的なゴルフ場でありたいと思っています。
ゴルフは楽しくプレーできれば良いのですから、あまり押し付けがましいサービスはしないように心掛けてます。そうした過剰サービスよりはコースが良く整備されている方が良いと思っているゴルファーは多いはず。
ティ-グランドの芝が擦り切れて芝がないゴルフ場も多い。フェアウェーは雑草が多く、ディボットが多いとかコース整備の手抜きをしているのが一目瞭然といったゴルフ場も最近目立ってきました。
プレー代金の低料金競争のあおりを受けコース整備に要する費用を削減せざるを得ないのが実情です。コースの芝は、今青々しているから大丈夫とばかりに、更新作業に手を抜くと必ず、3ヶ月先、半年先、1年後に見るも無惨なツケが回ってきます。
あるゴルフ場などはグリーンにカタビラ(雑草)が出てきたにもかかわらず、対処せずグリーン刈で穂を刈り取って目立たないようにしてるうちにカタビラだらけのグリーンになってしまったという事例もあります。
確かにコースの更新作業には大変な手間と金が掛かります。グリーンやティーグランドのコアリングの後には目砂の散布、この砂代だけでも結構な費用がかかります。さらに肥料や雑草除去のための各種農薬など出費がかさみます。グリーンキーパーから出てくる購入稟議がくる度に、1回くらい飛ばしても良いだろうと悪魔が囁きます。
悪魔の囁きにのって手抜きをすると確実に、それ相応のツケというか結果が出てきます。ベストターフを提供することがメンバーの皆様に喜んでいただける最大のサービスであると信じて、春のゴルフシーズンに向けてコーススタッフは頑張っています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇