本日はクラブ三大競技のひとつ「理事長杯」の1、2回戦が行われました。先週の強雨と強風の悪コンディションの中で行われた理事長杯予選を通過した16名で1、2回戦が18ホール・マッチプレーでそれぞれ争われベスト4が決まりました。
予選の悪コンディションとはうって変わって午前中は晴れ、午後から曇りという天気予報通りの天気の中で熱戦が繰り広げられました。理事長杯のマッチプレーはハンディ戦だけに、ローハンディ者が必ずしも優位とは言い切れません。
予選を勝ち抜いた16名のハンディキャップは南憲司さんの1から廣瀬佳弘さんの11までと幅があります。当クラブのハンディ頭1の南さんは1回戦でHDを5つ、2回戦でHD8つを対戦相手に渡してのマッチプレーでしたが、1回戦を3-2、2回戦を2-1で見事降して準決勝に駒を進めました。
メダリストの平岡大二郎さん(HD4)も1回戦こそ6-5で楽勝でしたが、2回戦で寺川陸三さん(HD6)に2-1で敗退。寺川さんの準決勝進出が決まりました。また1回戦を不戦勝で2回戦を争った田辺耕平さん(HD8)も2-1でベスト4入りを決めました。
1回戦の18ホールで決まらずエキストラホールの22ホールで決着をつけた永岡栄さん(HD3)も疲れを見せず安定したゴルフで2回戦を戦い2UPで準決勝へ進出しました。
永岡さんは2005年に、南さんは2007年に理事長杯を獲得し2度目の栄冠を、寺川さんと田辺さんは初のビッグタイトルを目指します。準決勝の組合せは、寺川さんー永岡さん 南さんー田辺さんで27ホール・マッチプレーで来週の日曜日に争われます。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
現在のゴルフ人口の割合は60歳以上のシニアゴルファーと女性ゴルファーで3分の2以上占めているといえば言い過ぎだろうか。
全国には奈良県ゴルフ協会など各都道府県にゴルフ協会がありゴルフ振興、普及させるべく県(都・府・道)民ゴルフ大会など年間10前後の競技をそれぞれの都道府県で開催しています。
奈良県ゴルフ協会でいいますと、「奈良県民体育大会ゴルフ競技会」「奈良県シニアゴルフ選手権」「国体代表選手選考会」「奈良県ゴルフ協会々長杯」など15競技が開催されています。こうした競技会は全て平日に行われ料金もそのコースの会員料金でプレーできるとあって、各競技会とも平日開催にもかかわらず150名~200名が参加される盛況ぶりです。
こうした県民ゴルフの運営に競技委員として手伝いに行きます。スタートのカード渡し、スコアカードの集計チェックなどしていますと、その参加者の多くは60歳以上のシニアゴルファーと女性ゴルファーで占められています。50歳以下の男性ゴルファーはどの競技でも数えるほどしかいません。いかにシニアと女性ゴルファーが平日のゴルフを楽しまれているかが覗(うかが)えます。
とくに女性ゴルファーは年齢、世代に関係なく確実に増加しています。したがって女性ゴルファーにプレーを楽しんでいただくためのコースセッティングにも配慮する必要があります。
男性はフラットで長いコースを好まれますが、女性ゴルファーには長いコースは嫌われます。コンペで男性とわたりあうには50ヤードから70ヤード、ティーグランドの差をつけたレディースティーを設置しなければなりません。
外資系のゴルフ場では、女性ゴルファーに良いスコアを出してもらうために100ヤードほど前に設置している所もあります。敢えて女性ゴルファー有利にコースセッティングしているそうです。並居る男性を退けて優勝すれば、次もこのコースでと女性からの声が上がるように・・・・・。よくも悪くも女性は噂が口コミで広がりやすいことから、こうした配慮も必要なのかもしれません。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
10番ホールの200ヤード右法面が昨日まで降り続いた雨で3平米程度の崩落がありました。昨年7月の集中豪雨でクラック、崩落し改修工事をした箇所ですが、9番ホール側からの伏流水の処理がうまくできておらず崩落した模様です。
現在、グリーンのコアリングなど更新作業を優先していますので、更新作業が終わり次第、改修工事に着手します。今回は9番ホール側からの伏流水の水道(みずみち)をきっちり確保して崩落が起らないよう万全を期します。改修工事までビニールシートで覆い修理地とします。ご迷惑をお掛けしますがご容赦ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
6月に入り衣替えの季節になったものの、梅雨空のせいか昨日、今日と肌寒く街行く人々の服装は軽装の衣替え姿はあまり見られません。
今年の衣替えには特別の意味があります。大震災、原発事故による電力不足に対応し夏場の節電策を進めるため、軽装の「クールビズ」からさらに「スーパークールビズ」と称してポロシャツやアロハシャツなどのカジュアルな装いを認めるなど環境省が率先して実行しています。昨日のテレビニュースでもジーンズにポロシャツで出勤する映像が流れていましたが、いささか違和感を感じました。
昨年まではノーネクタイに上着なしの「クールビズ」が常識化してきてましたが、いきなりジーンズにポロシャツやアロハシャツは行き過ぎではないかなと思ったのは私だけでしょうか。内勤者にはよいかもしれませんが、営業やお客様と応対する部署の者にとっては少し無理な装いです。
夏場の省エネ、節電対策は国民一人ひとりが真剣に取り組まなければならない問題です。当クラブは地球に「優しく」をモットーに種々地球環境に配慮した装置、装備を採用し開発しました。特に二酸化炭素(CO2)を出さないオール電化を取り入れた日本でも最初のゴルフ場だと思います。
関西電力との「電気需給契約」も電気代をいかに節約するかということで、今まで種々検討してきました結果、現在の大口契約Aの契約となりました。契約電力も500キロワット(デマンド)で、これを超過すると違約金としてその月の電気代がぐっと高くなってしまいます。したがって毎年、夏場のエアコンのフル稼働時は神経を使います。
電気料金を安くという経費面から無駄な照明はこまめに消灯する、お客様が利用される部分以外の冷暖房は26度(今夏は28度?)設定にするなど節電に努めてきましたが、今年は経費面だけでなく国の節電施策のためにも一段と節電に努めたいと考えてます。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
当社の決算期(6月1日~翌年5月31日)の第22期が昨日で終わり、本日より第23期がスタートしました。来場者、売上などいわゆる決算に関する数字は、8月の株主総会に決算報告しますので、堅い話は別として当クラブのレストランのランチのメニュー別注文数のデータが出ましたのでお知らせします。
1年を通じて最もオーダーの多かったのは「寿司定食」でした。いなり寿司・鉄火巻(など季節により変り巻物寿司)のお寿司と天ぷらの盛り合わせに温かいうどんかざるそばがセットになったものです。日本人の最も好まれる寿司と麺類の組合せだけに当然といえば当然の結果です。
2番目は坦々麺と焼飯がセットになったボリュームのある「坦々麺セット」がトップの寿司定食に133差で入りました。続く3番目は旬の食材をタイミングよく提供している月替わりのおすすめ料理「旬菜膳」が坦々麺に34差で3位となりました。
以下4位が「カツとじ定食」、5位「一口カツ定食」、6位「カレーライス」、7位「鰻重」、8位「つけ麺セット」、9位「柳生ランチ」、10位「おひつまむし」の順でした。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
皐月も余すところ2日、来月は水無月です。水無月は陰暦6月の雅語で、この月は田植えに多くの水が必要とされる月の意だそうです。当クラブのレストランの月替わりのおすすめ料理「旬菜膳」は、これから夏にかけて美味しくなる鱧を鱧鍋にして提供します。
新鮮な鱧をその日に仕入れ料長自らが捌き、骨きりしてお出しします。「鱧の骨はいい出汁が出ます。これに昆布を加えた出汁で召し上がっていただきます」(大串料理長)。小鍋に、骨きりした鱧の身、地元・大柳生で収穫された新玉葱、エノキ、人参、三つ葉などの野菜に三輪素麺を食していただきます。この鱧鍋に豆腐田楽、押し寿司、小鉢の箱弁当がセットにされています。ぜひ旬の鱧を味わってください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
一昨日に梅雨入りし、しかも台風2号が九州の種子島に近づくなどの影響で雨風が強く、今年度の理事長杯予選の開催が危ぶまれました。6時半からコースの状況をチェックしていたグリーンキーパーの報告は「グリーンは大丈夫です。バンカーも水溜りはなくやや水が浮いている程度でプレーに支障はない」とのことで7時から競技委員、プロ、グリーンキーパーを交えて協議した結果、予定通りスタートすることを決定しました。
天気次第で9ホールに短縮することもあり得ることを前提に7時半、13組46名が強烈な向かい風の中を順次スタートして行きました。前日までの雨でスルーザグリーンはほとんど水が浮いている状態でしたが、参加者全員9ホールを終了。この時点で4名がNRしましたが、残り42名はインへ。
ハーフターン時は雨も小雨となり休憩なしのスルーでイン10番ホールへ。後半も小雨になったり時おり強雨になったりの悪コンディションでしたが、42名が悪戦苦闘しながら18ホールを完走しました。
平岡大二郎氏の43、41、84、ネット80をトップにネット87カウントバックの16名が予選を通過しました。(写真は悪戦苦闘の18ホールを終えアテスト室でカード提出する選手)
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
毎月1日に発行している「事務局だより」、原稿がアップして現在、印刷所で印刷中です。クラブからの情報をメンバーの皆様にお伝えするために平成9年3月から発行して171号を数え、現在印刷中のものが172号となります。たかだかA4判の6~10ページのものですが、結構神経を使います。
1ページ目の時候の挨拶も毎回何気なく書いてるいるように思われますが、あれはあれで゛ない知恵゛を絞って書いています。政治批判やプロ野球の支持球団などを書くことは絶対のタブー。いきおい無難な気候や天気のことになってしまいます。
平成8年9月に正式オープンして15年目に入りました。奈良柳生カントリークラブの15年間には様々な出来事がありました。こうして第1号からのファイルを繰っていますと「あんなことも」「こんなことも」あったなあと懐かしく思い出されます。
当クラブの姉妹クラブである箕面ゴルフ倶楽部が50周年を今年迎えました。昭和34年11月に仮オープンし翌年5月に正式オープンし丸50周年。明治36年5月に日本で初めてのゴルフ場(神戸ゴルフ倶楽部)が誕生してから164番目のゴルフ場として箕面GCは誕生しました。ちなみに奈良柳生CCは2213番目です。
50年を経た箕面GCでは記念誌を現在制作中です。過去のクラブの歴史を散逸した資料から探すのに苦労しています。その点、当クラブは「事務局だより」を毎月確実に発行してきておりますので、時系列で出来事や記録が判ります。今後20年、30年、50年とクラブの年輪が重ねられていきます。クラブの歴史の証人として「事務局だより」が役立つように、途絶えることなく発行して行きたいと思います。
事務局だより6月1日号は5月31日には皆様のお手元に届く予定です。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
大阪管区気象台は昨日26日、近畿地方が梅雨入りしたと見られると発表しました。近畿は平年より18日も早いようです。梅雨明けは7月21日頃で、昨年は7月17日でしたから昨年に比べて梅雨の期間は20日ほど長くなる見込みです。
梅雨といえば前線や気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多いだけで、毎日が鬱陶しい雨続きではありませんので、晴れ間もあれば曇り空の日もあるわけですから、さほど神経質にならずにプレーにお越しいただければと思います。今日も天気予報では完全な雨予報ですが9時過ぎから現在(10時)まで風こそ強く、若干寒いですが雨は降っておらず(写真上)プレーを楽しんでおられます。
コースの更新作業は今日からグリーン周りのエッジのコアリング(12ミリタイン)を始めました(写真下)。グリーンとエッジとの境界部分がいく分段差があるせいか豪雨などがあった場合、エッジより低いグリーン面に水が浮く傾向がありますので、エッジ部分をコアリングした後、転圧し床(盤)を下げて面を合わすことにより水が溜まらないようにします。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
3月11日に発生した東日本大震災の復興支援のための義援金箱を翌日からフロントに設置し募金をお願いしております。3月、4月と各10万円を日本赤十字社奈良支部に寄託しておりますが、5月分として本日、10万円を日赤奈良支部に寄託しました。
大震災の復興には相当の年月が必要です。「義援金箱」も継続してフロントに設置して行きます。多額の募金を一度に寄託するのではなく、精算時のつり銭で結構ですので毎回義援金箱に入れていただければと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇