本日は奈良県ゴルフ協会主催の「奈良県民ゴルフ競技夏季大会」と「ジュニア研修会」が春日台カントリークラブで開催され、競技委員として競技運営の手伝いをしてきました。
県民ゴルフ競技の方は男性141名、女性35名が参加して東コース、西コースに分かれて18ホール・ストロークプレーで熱戦が展開されました。一方、ジュニア研修会は西コースを2回ラウンドする18ホール・ストロークプレーで行われました。
県民ゴルフの参加者は男性の部はほとんどが60歳以上のシニアで50歳以下の参加者はほんの数えるほどです。日本のゴルファーの高齢化が顕著で、あと5、6年すれば団塊の世代も70歳でゴルフをリタイアする人が多くなるのは必定。現役世代の壮年ゴルファーにいかにゴルフを楽しんでもらうかがゴルフ業界の命題でもあります。
ジュニアゴルファーの育成についてはゴルフ業界も熱心ではありますが、いずれも石川遼や宮里藍に憧れるプロゴルファーを目標とするジュニアが多く、ゴルファーの底辺開発には程遠いようです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
関西ゴルフ連盟が主催する「インタークラブ競技」が8月23日に13地区で予選が開催されます。今年71回目の伝統あるクラブ対抗戦、クラブの名誉をかけて臨む公式団体戦だけに各クラブとも1年間のクラブ競技のデータを基に慎重に代表選手を決めます。すでに代表選手も決まり、予選開催コースでの指定練習に励んでいることと思います。
関西の2府4県、13会場に分かれて予選が行われますが、各地区予選会場は次の通りです。
大阪北地区:枚方国際GC 12クラブ参加 大阪南地区:阪奈CC11クラブ参加 奈良西地区:奈良ロイヤルGC 14クラブ参加 奈良東地区:オークモントGC 14クラブ参加 京都北地区:瑞穂GC 12クラブ参加 京都南地区:宇治CC 10クラブ参加 滋賀地区:近江CC 21クラブ参加 和歌山地区:国木原GC 13クラブ参加 兵庫東地区:鳴尾GC 15クラブ参加 兵庫西地区:タカガワオーセントGC 18クラブ参加 兵庫南地区:三木GC 24クラブ参加 兵庫北地区:生野高原CC 17クラブ参加 兵庫中地区:ロータリーGC 15クラブ参加
競技は、55歳以上の選手3名と年齢制限なしの選手3名の計6名が出場し、ベスト5のトータルスコアによって順位が決定します。予選の上位2クラブ(参加クラブが13以下の場合は1クラブ)が決勝に進出し9月9日に茨木高原CCで各地区予選通過クラブによって熱戦が繰り広げられます。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
7月23日の本欄で紹介した日本ゴルフツアー機構(JGTO)のQTファーストステージ(8月23日~25日)に出場する選手用にコースの詳細データを盛り込んだヤーデージブックを作成していることをお伝えしました。このほど正式に奈良柳生カントリークラブの公式ヤーデージブックが出来上がりました。
宮里藍や宮里聖志、優作兄弟の専属キャディをした経験もあるジョー・エドワーズさんが日の出から日没まで3日間、各ホールを走り回り詳細データを記録して纏め上げました。
トッププロの専属キャディはトーナメントの週始めにコース会場に乗り込み、コースの距離やグリーンの特徴などのデータを詳細に取材して自分用のヤーデージブックを制作し本番のトーナメントに臨みます。ティーショットの落としどころやピンの狙いどころをプロにヤーデージブックを見せながらアドバイスするのがプロのキャディです。
この詳細データ作りの腕を買われて現在は、JGTOのトーナメントコースの公式ヤーデージブック制作に専念されているJ・エドワーズさん。プロのキャディが制作したヤーデージブック、なるほどこうしたデータを見ながらプロはコース攻略しているのかということがよく判ります。
本来、プロの選手用のヤーデージブックですが、当クラブのメンバーに限り購入を希望される場合は、1冊2000円でお譲りします。ただし数に限りがありますので、売り切れの節はご容赦ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇、
関西ゴルフ連盟主催のインタークラブ各地区予選が8月23日に行われます。このインタークラブはクラブの代表選手6名が出場し、6人の内ベスト5のトータルスコアで順位を決定します。
奈良県は、奈良西地区(於・奈良ロイヤルGC)と奈良東地区(於・オークモントGC)に分かれて争われ、それぞれ上位2クラブが9月9日、茨木高原CCで行われる決勝大会に進出します。
各クラブとも代表選手選考には、1年間のクラブ競技のスコア取りをして上位6名を決めたり、一定の成績の者を集めて選考会を開催したり、予選を勝ち抜くためにそのクラブの最強選手を選ぶために種々工夫されています。
当クラブも10ヶ月間のマンスリー競技などの成績を基に10名の候補をノミネートし2ヶ月間の指定競技の成績で選考することになっています。この7月28日に代表選手全員がようやく決定しました。
年齢制限なしが南憲司(HD1)、寺嶋亨(HD2)、平岡大二郎(HD4)の3氏。56歳以上が岡崎耕司(HD2)、今西敏彦(HD4)、藤原安廣(HD4)の3氏の計6名が決まり昨日、代表選手の壮行会が行われました。
当クラブが初参加した平成13年は13クラブ中、13位の最下位に終わり軽く一蹴され、そう簡単に勝てるものではないと実感したものでした。この10年間の戦績は、平成20年の6位が最高でした。ホームコースの奈良柳生CCで行われた平成15年でも8位がやっとで最下位も3回と壁はなかなか厚いです。
一方、この10年間1位で予選通過したクラブは奈良ロイヤルGC法隆寺CCが各4回、奈良CCが2回と、この3クラブが群を抜いてます。平均スコアも73・8~79・6(平均76前後)がトップのスコアです。
当クラブの平均スコアで80を切ったのは奈良柳生CCで行われた平成13年の79・2が1回あるだけで、各選手とも力量を十分発揮できず敗退しています。
今年は、まず最低でもトータル400を切り平均スコアを70台とし、あわよくば平均スコア76前後を目指そうと、選手各人決意を披露してくれました。8月23日、予選通過の朗報を待ちたいと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
何度かこのブログでも書いてますが、夏場のゴルフで熱中症には気をつけてください。猛暑の日はとくに十分な注意が必要です。気温が30度を超す場合は、体調や水分補給に気をつけてください。
ゴルフの日は、スタート時間の1時間前くらいにゴルフ場に着くくらいの余裕をもって自宅を出発してください。ゴルフ場に着き着替えたら軽くストレッチなど準備運動をして体を動かすように。スタート前にコップ1杯分の水分を補給してスターティングホールへ行くようにしましょう。
ラウンド中はのどが渇けば水分を補給してください。幸いゴルフは他のスポーツと違ってショット、パット以外移動中にペットボトルを持ちながら水分補給ができますから、頻繁に水分補給してください。
ゴルフはまた他のスポーツのように激しく体を使うスポーツではありませんが、唯一ミスショットなどでボールを捜しに行く際、急激な法面を駆け上がったり、駆け下りたりして心臓や脚などに負担をかける時があります。こういった時に心筋梗塞や脳溢血、アキレス腱を切ったり、肉離れなどを起こしがちですから気をつけてください。
何よりも注意しなければならないのがゴルフの前日です。深酒したり夜更かしせず十分な睡眠ををとること。体調が悪い状態でゴルフをすると、熱中症になりやすいので、くれぐれもご注意ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
日本の人口と同じようにゴルフ界も少子高齢化で壮・若年層のゴルファーを増やすことが急務です。このためゴルフ業界ではジュニアゴルファーの育成に種々取組んでいます。
奈良県ゴルフ協会では平成15年に将来を担う青少年がスポーツとしてのゴルフを通じルール・マナー・エチケット等を修得し、人間性豊かな人格形成と健康なる体力作りを目的としてゴルフの楽しさ、素晴らしさを教えるジュニア育成のための「奈良県ジュニアゴルフクラブ」をスタートさせジュニア育成に取組んでいます。
奈良県下ゴルフ場で来場者からゴルフ振興基金として30円を徴収していますが、この一部がジュニア育成事業に使われています。しかしながらジュニア育成事業には多額の資金が必要とするため、スポンサーから提供されたスポンサー名入りのビニール袋を各ゴルフ場で購入し、その売り上げをジュニア育成資金の一部に充当したりしています。風呂の脱衣場に設置したスポンサー名入りビニール袋がジュニア育成に役立っているということをご承知ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
7月最後の日曜日。今月は日曜日が5回あるため、最終日曜日はクラブ競技がありません。しかしながらメンバーの皆様に多数ご来場いただきました。クラブ競技がなくともメンバーひとりで気軽に来場し、メンバー同士の組で楽しくプレーされている。これこそが会員制ゴルフクラブの良いところだと思います。
クラブ競技だとある程度スコアを意識してスコアメイクに専念してしまい、同伴者と共にプレーや会話などを楽しむ余裕がなかなか生まれにくいものです。しかしながら競技でなくメンバー枠で初めてご一緒するメンバーとプレーして気心が通じ「今日はいい人とプレーできて実に楽しかった。天気も良くて最高にハッピーな一日でした」という声を聞くと、こちらまでハッピーになります。
一方、スコアに執着される方もおられます。なんといっても自分の目標スコアを目指してスタートするわけですから、自分の目標スコアをクリアーしたときの達成感はゴルフの醍醐味でもあります。そのせいかラウンド中は自分のプレーに集中するあまり、周り(同伴者)が見えない協調性に欠ける方もたまにおられます。
ゴルフはスコアを競うゲームでもありますが、四季折々の花鳥風月を愛でながら人と人の交流を図ってくれる神が与えた本当に素晴らしいスポーツです。ゴルフ仲間が揃わなくともメンバー枠を利用してゴルフを楽しむことができるのが会員制ゴルフクラブの良いところです。メンバー枠がどんどん増えていけばいいなと思う、今日この頃です。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
トーナメントをテレビなどで観戦していると、最近のグリーンは硬くて速いグリーンが良いグリーンだと思っているゴルファーがなんと多いことか。硬くて止まりにくいグリーンをピタッと止めるのがプロのワザでありテクニックであるわけですが、それが良いグリーンとは限りません。
またグリーンのスピードも10フィートは当たり前、11フィート~12フィートを求めるトーナメントがあります。確かにグリーンスピードの速いのはスリリングで見応えがあります。硬くて早いグリーンに仕上げるため、どれほどグリーンを痛めつけているのか一般ゴルファーはご存知ありません。
本来、グリーンは滑らかな転がりを提供し、アプローチショットをきっちりと受け止めるだけの十分なクッション性がなければなりません。グリーンの速さもトーナメントならいざ知らず、一般のゴルフでは11フィート以上は行き過ぎです。8フィート~9フィートで十分。そのためグリーンの刈り高も3・5ミリ~6ミリであればOK。高速グリーンに対応するため3ミリ以下に刈るのは芝にストレスを与え、後々にダメージを与えてしまいます。
硬くて止まりにくく、かつ速いグリーンが良いグリーンだなどとけっして思わないでいただきたい。トーナメントで硬くて速いグリーンに仕上げるのは、プロの絶妙のワザ、テクニックを最大限発揮させ、スリリングな試合にするための舞台作りであることをお忘れなく。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
毎月1日発行の事務局だより。ゴルフ場からメンバーへの貴重な情報公開ツールとして毎月、制作発行しています。8月1日号の原稿も昨日で稿了し印刷所へ出稿しました。30日には刷り上り皆様のお手元に届けるべく発送作業を31日に行い郵送する予定です。
8月1日号では7月23日に行われた第24回理事会のことや8月23日に行われる関西ゴルフ連盟主催のインタークラブ奈良西地区予選(於・奈良ロイヤルゴルフクラブ)の当クラブ代表選手が決まったことや、お盆期間のエントリー状況、JGTOのクォリファイングトーナメントのことなどが掲載しています。
毎月1回の定期発行もなかなか手間がかかり大変ですが、原稿を校了して印刷所へ出稿するとホッとします。クラブとメンバーをつなぐ重要な情報紙ですので、遅配や途絶えさせないよう、今後とも定期発行を続けていくよう努力して行きます。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
25日の夕方に一時間の雨量が60ミリという局地的集中豪雨でバンカーがニコ(泥化した砂)の堆積、流水跡などで、修復作業にかかっていることをお伝えしましたが、一部、状況写真を撮りましたので紹介します。
ニコが堆積している18番グリーンの右ガードバンカー。(下)
17番のビーチバンカーも豪雨が流れ込み流水跡とニコを堆積させた。(下)
ニコと流水跡を改修しきれいになった9番グリーン左バンカー(下)
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇