日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファイングトーナメント(QT)のファーストステージが明日から3日間、当クラブで開催されます。本日はその指定練習日とレジストレーションということで出場選手全員が来場。レジストレーションを終え出場選手の数が139名に確定しました。
JGTOの古山競技委員長をはじめ岩井、松本、高橋、内海競技委員と小生、鈴木グリーンキーパー、村岸プロを交えて最終の打ち合わせが行われました。従前の打ち合わせ通りグリーン、フェアウェー、ファーフトカット、ラフ等の刈高の確認、グリーンスピード、コンパクションなども予定通りに仕上げられていることを確認。あとは好天気を祈るのみです。
土曜、日曜と雨が続きフェアウェーの刈り込みができていなかったため、本日も雨予報でグリーンキーパーも刈り込みができなければとやきもきしていましたが、朝から好天気で作業も順調に進み一安心です。
出場選手も中四国、九州をはじめ韓国など遠方から参加しておりQTの第一関門突破を目指しています。1stステージ出場者の上位35%が2ndステージに進出することができますが、さらに3rdステージ、ファイナルへと勝ち抜いていかなければならない厳しい戦いが明日から始まります。各選手の健闘を祈りたいと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
オープントーナメントで日本最古の歴史を誇る「関西オープン」、といえども石川遼、藤田寛之、金庚泰などのトッププロが欠場し、いささか華やかさに欠けゴルフファンの注目度も低いようです。
皮肉なことに今週は「関西オープン」以外に女子ゴルフツアーの「CATレディース」(大箱根カントリークラブ)とシニアツアーの「ファンケル・クラシック」(裾野カンツリー倶楽部)が開催されています。この3ツアーを比較してみると、「関西オープン」が今ひとつ盛り上がらない理由がほのかに感じ取れます。
<関西オープン>
賞金総額5000万円 優勝賞金1000万円 19日の観衆1530人 テレビ放映はサンテレビのみ
<CATレディース>
賞金総額6000万円 優勝賞金1080万円 19日の観衆3493人 ABC系列でテレビ放映
<ファンケル・クラシック>
賞金総額6000万円 優勝賞金1500万円 19日の観衆7720人 テレビ大阪系列で放映
男子ツアーでしかもゴルフ人口の多い近畿圏の兵庫県という至便の地で開催されながら観衆は1530人、女子ツアーの半分、シニアツアーに至っては静岡県裾野市という立地ながら男子ツアーに比べて5倍も多い観衆を集めています。
ギャラリー数だけでなく、賞金総額においても、テレビ放映に関しても女子ツアー、シニアツアーに後塵を拝す「関西オープン」。ゴルフファンやテレビ局など残酷なほどトーナメントの魅力、価値を見抜いているようです。 いつまでも日本最古の歴史をもつ「関西オープン」というような矜持は捨て去りトーナメントの根本的な部分から改革して行く必要があると思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
久しくレストランの情報を掲載していませんでした。といっても猛暑の夏のオーダーはつけ麺、冷麺、素麺といったのど越しの良い冷たい麺類が圧倒的、NO1がつけ麺セット、次いで素麺をメインとした旬菜膳が7、8月のベスト2です。冷麺は常時つけ麺セットを提供している関係で、日曜日の「サンデーランチ」に限定しているため、注文数は全体では低いのですが、日曜日に限れば断トツです。
明日のサンデーランチは久しぶりにパスタが登場します。松茸入りの「きのこパスタランチ」(1,450円)。スープ、サラダ、ガーリックトーストがセットになっています。ひと足早い秋の味覚・きのこを使ったきのこパスタをご賞味ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
奈良地方気象台によると昨日18日、奈良市内の最高気温が36・1度を記録し今年一番の暑さになったとのこと。平年より3・5度高く、前の日に比べ1・2度高かったと発表がありました。
7月は台風の影響で意外と涼しい日もありましたし雨も適度に降っていましたが、8月に入ったとたん、まさに゛暑夏゛しかも当クラブ周辺には雨らしい雨が全く降りませんでした。そのためコースの芝もやや焼け気味で空を見ては雨雲を探す毎日。北の京都方面が雨雲に覆われてもこちらまで雨雲は流れてこずタメ息ばかりでした。
昨夜から前線の南下で雨が降るとの予報で期待したものの、夜はほんのパラパラ程度やっぱり駄目かと思っていたところ、朝6時過ぎから1時間ほど待望の雨が降りました。フロントでメンバーの皆様をお迎えしていると「ゴルフ場にとっては良い雨ですね。」と声をかけていただきました。
ひと雨後の天気は曇り空で最高気温も30度以下になるでしょうから、ちょっぴりしのぎ易い一日になるのではでないでしょうか。
ブログを書いた後も雨は11時過ぎまで激しく降り続き雨量は35ミリを超えました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
ゴルフをプレーしていて急な斜面を駆け登ったり、駆け降りたりするときに肉離れや転んで捻挫したりすることがよくあります。こうしたとき、プレーを中止してクラブハウスに戻られ救急室(休息室)でお休みいただくのですが、人によっては「風呂に入って患部を温めてゆっくり同伴者が上がってくるまで待ってます」といわれる方がおられます。
肉離れや捻挫などの場合、救急処置として患部を冷やすのが良いのか、温めるのが良いのか迷いますが、整形外科の先生の話では温めるよりは冷やす方が賢明だとのこと。
筋肉が傷つき炎症を起こしているので、温めてしまうと血液の循環が良くなりすぎ細胞の損傷をよりひどくしてしまうそうです。こうした場合は、温めるより冷でやすことだそうです。患部を冷やすことで血管を収縮させ血液の流れを鈍らせ組織の代謝を減らして炎症を抑えるとのことです。
日本経済新聞の土曜日発行の日経プラス1でも、運動中に捻挫をしたりしたときは、「冷やすべきか、それとも温めた方がいいか」と迷った場合は「温めて傷めた部分が悪化することがあるが、冷やしてひどくなることはない。迷ったら冷やしてほしい」と書いていましたので、こうしたアクシデントが起った場合はエアサロンパスなど冷却消炎スプレーで患部を冷やすようにしてください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
このお盆期間、多くの来場者がありました。ラウンド後のお客様から「コースの芝生が美しいですね。隅々までよく管理されていますね」と多くの方からお褒めの言葉をたくさん頂戴しました。グリーンキーパーをはじめコースのスタッフの努力の賜物です。
とくに先週の立秋あたりから雨が全く降らず、自動散水だけでは間に合わずコーススタッフ総出でグリーンへ定期的に手動で散水するなど最良のプレイコンディションを維持するとともに、芝生が美しく映えるように作業に務めてくれています。
この時期、グリーンキーパーは大変です。良好な芝生を維持管理するためコース内を隈なくまわり、芝を傷める病害虫や雑草を見つけたらただちに対処し、最小限に抑えなければなりません。先日もグリーンキーパーから6番ホールのグリーン右奥のラフ部分に「スジキリヨトウが発生しましたので薬剤散布します」との報告を受けました。
幸い発見が早く薬剤散布の処置が早かったので、芝は蘇生回復するとのことで大事に至ってません。芝に大きな被害を与える害虫はこの「スジキリヨトウ」「シバツトガ」のほかに「ゾウムシ」「コガネムシ」「タマナヤガ」などがあります。
こうした病害虫は早期発見が大切で発生初期ならば薬剤もスポット散布で済みますが、全面散布となると薬剤の数量や散布の手間も多くかかり経費も嵩んできます。美しいコースの芝生の維持管理もなかなか大変なのです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
8月26日(金)に奈良県ゴルフ協会主催の「第6回奈良県ジュニアゴルフ選手権」が奈良柳生カントリークラブで開催されます。小・中・高校生の男女合わせて24組、86名が出場します。
高校生男子の部が27名、同女子の部6名、中学生男子の部14名、同女子の部12名、小学生男子の部21名、同女子の部6名がエントリーしています。18ホール・ストロークプレーで争われます。
奈良県ゴルフ協会ではジュニア育成に早くから取組んでおり、平成15年に他府県に先駆けて「奈良県ジュニアゴルフクラブ」をスタートさせました。幼稚園児・小学生低学年を対象とした「バンビーズ」「プレバンビーズ」「プレーヤークラス」に分け一環指導されています。
指導の基本はマナーを重視しゴルフの素晴らしさ、楽しさを体験させながらゴルフを通じて明るい健康な子どもの育成と仲間作りを目的に指導されています。この奈良県ジュニゴルフクラブで指導を受けた、あるいは受けているジュニアが多数出場します。日ごろの練習の成果を発揮して悔いのないプレーを期待したいと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
8月8日の立秋に入ってから皮肉なことに急激に気温が上がり連日連夜、猛暑炎暑・熱帯夜が続いています。そのせいか節電しているものの、電力消費はうなぎ上りです。
オール電化の当クラブでも10%節電目標に不要な照明は消灯し、エアコンもバックヤード部分は27度設定に努力しています。関西電力とは最大500デマンドで契約していますが、これを瞬間でも超過すると契約電気料金がペナルティで跳ね上がってしまいます。
このため500デマンドを超さないように490デマンドで警告を発する装置を設置し警告音が鳴ると一斉にスイッチを落とすようにしています。今年は節電もあり470デマンドで警告を発するように設定しています。
今夏、節電に努めていた関係でデマンドの超過警告は一度もなかったのですが今日、今シーズン初の警告音が午後1時過ぎに鳴りました。外は風もなく太陽が照りつけており、気温は35度。お客様もお盆休みで平日料金と安いせいか50組189名の来場。さすがにこの暑さではエアコンもフル稼働せざるを得ない状況でした。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
各ホールに黄色と赤でマーキングしていますが、お客様から「あの黄色のマークは何を意味しているのですか?」という質問があります。23日から始まる日本ゴルフツアー機構(JGTO)のクォリファイングトーナメントのためにJGTOが委託したJ・エドワーズ氏が測定してマーキングしています。このマークはグリーンエッジまでの距離を表示しています。
黄色い丸に中が赤とか四角、丸に+などの記号が印されていますが、公式ヤーデージブックに照らし合わせて見て行くと、ひじょうに判り易くなっています。ぜひヤーデージブックと照らし合わせながらクラブの番手を選択してプレーしてみてはいかがでしょう。スコアアップ間違いなし?
下の写真のマークはグリーンエッジまで残り150ヤードを示しています。
下はグリーンエッジまで残り100ヤードを表示。
ティインググランドから255ヤードの飛距離で残り300ヤードを表示。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
一昨日8日は二十四節気のひとつ「立秋」でした。暦の上では秋が始まるわけですが、7月は台風の接近などで例年ほどの暑さは感じず意外と過ごし易かったようです。むしろ立秋の声を聞いたとたん猛暑、熱帯夜の盛夏に逆戻りしたような気候です。
7月からフロント横に飾り花を設置しましたが、立秋の8日に薔薇の花をメインに夏から秋に咲くキキョウ、ホウズキ、サルスベリ、モチノキなどをアレンジした飾り花に替わりました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇