先週は25度前後の夏日が続いていましたが、先週末からの雨で今週の朝晩は少し肌寒い日が続いています。気温の温度差が激しいほど木々の紅葉が美しく映えるようです。
コースの木々も赤や黄色に染まり始めました。紅葉の見ごろは今週から来週にかけてが最盛期ではないかと思います。ゴルフには最適の季節、美しい紅葉を愛でながらのプレーはいかがでしょう。
写真は美しく色付き始めたコース内の木々。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
古都奈良の新年を飾る炎の祭礼「若草山の山焼き」(毎年1月第4土曜日に開催)は標高342mの若草山に火を入れ約33ヘクタールの山全体を燃やしてしまう、古都の冬の夜空に山全体が浮かび上がる様は壮麗で壮観です。この山焼きの見物に耳寄り情報をお知らせします。
奈良県ではこの山焼きの日に県庁舎屋上を開放するとのこと。定員は250人限定で見物希望者は12月2日までに往復ハガキの往信用の裏に①若草山山焼き観賞希望②住所③氏名を記入し、返信用の表に郵便番号、住所、氏名を書いて〒630-8501奈良市登大路町30、奈良県庁管財課管理係宛に郵送。
屋上の開放時間は当日午後6時~午後7時30分。応募者多数の場合は抽選で、結果は12月中旬に通知されます。当日は入場時間帯に1階玄関から直通運転のエレベータが運転されます。
若草山の山焼きの後は、大松明に点火するとすぐに若草山の上から花火が打ち上げられます。若草山の夜空を彩る花火はとてもきれいで鮮やかです。ゴルフの帰りにぜひこの山焼きを観賞されてはいかがでしょう。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
今日はマンスリー競技A・Bクラス開催につき、7時前からスタート室でメンバーの皆さんと顔を合わせ挨拶。「いつも総支配人のブログ読ませてもらっています」とお声をかけてくれる方も。熱心なブログ読者という方からブログネタにどうですかと読売新聞の10月30日の編集手帳の切抜きを渡されました。
切抜きには、ゴルフでパットしようと構えに入ったら、急に風が吹いてきて球が動いたら「風だから仕方ない」とやり過ごすのは誤り。規則上はプレーヤーが動かしたと見なされ1打罰が科せられる。プロの選手の間では「ゴルフで最も理不尽な規則」と言われてきた。と続き、さらに具体例として今年5月の米国男子ツアーで優勝目前の選手がこの1打で2位選手に並ばれ、プレーオフの末破れ「バッド・ルール!」とコメントしたそうだと紹介しています。
最近のトーナメントコースは超低刈りの高速グリーン、いわゆるグリーンスピードが13フィートという超高速グリーンでは、傾斜のきついグリーン上に辛うじて止まったボールが風に吹かれて動き出すことが現実として起っています。熾烈な優勝争いが風の悪戯で順位が入れ替わるなど球趣をそぎます。
こうしたことから英国R&Aと米国ゴルフ協会がこのペナルティを来年から撤廃すると公式発表しました。ゴルフというゲームは自然が相手のスポーツだけに信じられないようなハプニングが起ります。ティーショットした球をカラスが咥えて持ち去ったり、打った球がハチの巣の近くで危なくて打てないとか信じられないようなハプニングが起るのがゴルフです。
前例のないようなトラブルが発生した場合はいかに対処するのか。ゴルフゲームは唯一、審判が立ち会わないスポーツだけに、プレーヤー自身がフェアプレーに徹しルールでいう「ゴルファーはみな誠実であり、故意に不正を犯す者はいない」という理念の下、ルールに則り処置するのがゴルファーの務めであると明記されているわけですから努めて自分に有利な解釈だけはは避けてほしいものです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
3月11日に発生した東日本大震災から半年が経ちましたが、今なお8万人の方々が避難生活を送られています。当クラブでも大震災発生の翌々日から義援金箱を設置し義援金を募って都度、日本赤十字社奈良県支部に寄託してきました。
日本赤十字社などに寄せられた義援金の配付状況について気になりますが、日赤奈良県支部から送られてきたリーフレットによりますと寄託された義援金の9割は被災都道県にて配付されているとのことです。
日本赤十字社と中央共同募金会、日本放送協会、NHK厚生文化事業団の4団体に寄せられた国内外の東日本大震災の義援金は10月21日現在、3323億円だそうです。
こうした義援金は、日本赤十字社等から被災都道県に送金され、各都道県の義援金配分委員会で被災者への配分基準が定められ、その上で市町村を通じ銀行口座振込みなどの形で被災者の手元に届けられているそうです。
日本赤十字社等では、宮城県など被害が大きかった地域での未確定の被害に対応するための当面の留保分を除き順次送金しているとのことです。現在までに募金総額の9割の3050億円が都道県に送金されています。
被害の大きかった岩手県、宮城県、福島県については次の通りだそうです。
<岩手県>
第1次分は9割弱の配付が完了。
第2次分は既に1次分を配付した方への配付が概ね完了しています。
<宮城県>
第1次分は、配付が概ね完了しています。
第2次分既に1次分を配付した方への配付が概ね完了しています。
<福島県>
第1次分は、配付が概ね完了しています。
第2次分は、①市町村に対し被災状況に応じ枠配分とし、市町村に配付基準を委ねることとされたため、市町村における配付基準の策定手続きが必要になった。②東京電力から原発事故の仮払金が支払われた地域の市町村を中心に、第1次分の世帯単位の考え方から第2次分は個人単位に切り替えた。
東日本大震災の被災者に当クラブを通じて義援金をお寄せいただいた皆様に義援金の配付状況をお知らせします。
また9月の台風12号による災害義援金を10月25日までフロントで募っていましたが、約5万5千円の募金となりました。寄せられました義援金は奈良県下ゴルフ場全てが奈良県ゴルフ協会を通じて日赤奈良県支部へ寄託されましたのでお知らせいたします。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
最近、近隣ゴルフ場で貴重品ロッカー荒らしが発生しました。東近畿地区支配人会の防犯委員会でも今春から大阪地区のゴルフ場などで貴重品ロッカーが荒らされているとの情報があり、貴重品ロッカーの監視体制など注意をするよう喚起していましたが、ここにきてまた横行するようになってきました。
昨日も須川町の駐在所の巡査が来訪し、その手口などを説明するとともに、貴重品ロッカーの監視体制の強化、不審者がどさくさに紛れて入場しないように注意するよう指導を受けました。
貴重品ロッカー荒らしの手口は、ゴルファーを装った複数の者がそれぞれの役割を決め、入力キーボードの上部に小型のビデオカメラを接着し離れた場所から遠隔操作で入力した番号を受信撮影するという、以前からある犯行手口だそうです。
こうした犯行を防ぐために貴重品ロッカーの周辺を監視するビデオカメラを設置しているゴルフ場が増えていますが、設置していないゴルフ場やビジターの多いゴルフ場が狙われているようです。当クラブでは犯行防止のための監視カメラを常時まわしてDVDに収録していますし、入力キーボードの上部に小型カメラなどを接着できないように工夫しています。
とはいえ、これで防犯体制は十分とは思いません。スタート室に設置しているテレビ画面で、防犯監視カメラから写し出す映像をチェックしながら不審者や挙動不審な者がいないかさらに注意するよう、指示しました。
最近はゴルフ場にあまり多額の現金を持参する人は少なくなりましたが、財布に入れたキャッシュカードやクレジットカードだけを盗み出し現金を引き出されるケースが多いようです。貴重品ロッカーの暗証番号はキャシュカードやクレジットカードと同じ番号を入力しないようにしてください。いずれにしても挙動不審の人物を見かけたらスタート室やフロントのスタッフにお知らせください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
今日11月1日から1ヶ月間、ゴルフ場で働く従業員の労働災害の発生防止のための「ゴルフ場安全月間」が始まりました。ゴルフ場で従事する者の労働災害は意外と思われるかもしれませんが他業種に比べて発生率が高くなっています。
ゴルフ場での労災事故の多くはキャディ部門とコース管理部門に集中しています。とくに高齢者が多くなっているせいか、滑った、転んだの行動災害が多く全体の7割を占めています。東近畿地区支配人会の労務委員会のまとめによると、今年1月~9月30日までの労災事故は76件の発生で1クラブ平均の発生件数は0・59件と前年に比べて僅かに増えています。
とくに奈良地区のキャディ部門の労災事故発生率が高く、また昨年は奈良地区のコース管理従事者の死亡事故が2件発生するなどしたため「安全意識の高揚」を徹底したいと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
毎月1回、1日に発行している「事務局だより11月1日号」、本日発送しました。明日、明後日には会員の皆様のお手元に届くと思います。季節の移り変わりは早いものでエントリーの予約カレンダーも11月、12月を掲載しており、いよいよ今年も余すところあとわずかです。年末年始の営業案内も載せていますので、正月明けのゴルフの予定もそろそろご検討ください。
そういえば来年の年賀状の販売も明日11月1日から始まります。プロ野球もドラフトが終わりクライマックスシリーズから日本シリーズといよいよ終盤です。ゴルフトーナメントも秋のビッグトーナメントが花盛りですが、男女とも韓国選手が際立っています。注目される賞金王は男子はベ・サンムン、女子はアン・ソンジュで決まりでしょう。男女とも2位との差が開きすぎており逆転の可能性はほとんど期待できないのが残念です。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
毎月替わるレストランのお奨めメニュー「旬菜膳」の来月(11月)は、今月に引き続き大和肉鶏を使用した鉄板焼に鮪の山かけ、サラダなどをセットしたものを提供します。今月の旬菜膳はなかなかの好評で異例の2ヶ月延長になりました。
大和肉鶏は通常のブロイラーでは味わえない「鶏肉のコクと歯ごたえがあります。平飼いされているので脂肪が適度で肉じまりもよく、イノシン酸、グルタミン酸などを多く含んでいるためジューシーで旨味があります」(大串料理長)とのこと。
奈良にはもともと「大和かしわ」という美味しい鶏肉があったそうですが、奈良県畜産試験場家禽担当技術者が昭和45年に復元プロジェクトを組み様々な交配試験を行い、名古屋コーチンのオスとニューハンプシャーのメスを掛け合わせた一代雑種のメスに大型シャモのオスを掛け合わせた三元交雑種が「大和かしわ」の味と肉質に近いことから「大和肉鶏」として奈良県を代表する特産品となったそうです。ぜひご賞味ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
今日29日から11月14日まで奈良国立博物館で第63回正倉院展が開かれます。今回の展示の目玉は、織田信長らが切り取ったことで有名な香木「黄熟香」(おうじゅくこう)が出品されます。
聖武天皇が着用したとされる「七条織成樹皮色袈裟」(しちじょうしょくせいじゅひしょくのけさ)や愛用された「金銀鈿荘唐太刀」(きんぎんでんそうのからたち)など62点が出展されます。
正倉院展は毎年1回、この時期に正倉院に伝わる宝物を順次展示しています。開館時間は午前9時から午後6時まで(金・土・日・祝日は午後7時まで)。入館料は大人1000円、大学・高校生700円、小・中学生400円。貴重な正倉院の宝物を観賞できるこの機会を逃さず、ゴルフ帰りにちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょう。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
6月の集中豪雨による10番ホールの右法面の崩落箇所の改修工事も完了し、先週には芝張りも完了していましたが、雨が降ったため張った芝が流されないようにビニールシートで覆っていました。ようやく天気も落ち着いてきましたので、ビニールシートを取り除きました。後は芝がしっかり根付くように肥料、水やりなどしっかりメンテして行きます。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・ 阪口 勇