澄みわたる秋空の下、ゴルフに興じるには絶好の季節となりました。今日はクラブ選手権準決勝36ホール・マッチプレーとシニア選手権準決勝18ホール・マッチプレーが行われました。
クラブ選手権は昨年度のスクラッチ選手権、理事長杯、キャプテン杯、クラブ選手権の年間四冠を完全制覇した南憲司さんが清光英成さんを38ホール1UPで降し決勝へ。一方、初のクラブチャンピオンを目指す寺嶋亨さんと永岡悟さんも大熱戦を展開し36ホールで決着がつかず37ホール1UPで永岡さんが寺嶋さんを降し初の決勝進出を果たしました。
シニア選手権準決勝は藤原安廣さんが3-2で川崎逸男さんを降し決勝進出を決め、2度目のシニアチャンピオンを目指します。一方、初のシニアチャンピオンを狙う楢原年禮さんと植村隆さんは熱戦を繰り広げ1UPで植村さんが決勝進出を果たしました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
ようやく秋らしい爽やかな季節が体感されるようになってきました。フロント横の装花も紅葉したもみじをポイントにピンクのユリ、黄色いダリア、オレシジウム、フラワーグラスなどが秋の好季節を演出しています。ダリアはてっきり夏の花の象徴と思っていましたが、初夏に一番花が咲いたあと、冷涼地や平地でも気温の下がる秋になると、再び冴えた色の花を咲かせるそうです。
北海道・東北では紅葉がすでに始まり、紅葉前線が北から徐々に南下してきます。近畿では11月半ばから下旬にかけてが紅葉の季節になると思われます。紅葉を愛でる紅葉狩り(もみじがり)という風流な習慣がはじまったのは平安時代からだそうです。なぜ紅葉狩りというのかといえば、平安時代には紅葉した木の枝を手折りし、手のひらにのせて鑑賞したところから紅葉狩りと称したようです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
今日18日は奈良柳生カントリークラブのシニアで作る「緑友会」と交野CCの70歳以上の「交寿会」の交流親睦会が当クラブで行われました。昨年からこのシニアの会は秋と春の2回、それぞれのコースで交流親睦会を開催するようになって今回で6回目。生憎、昨日からの雨が降り続く悪天候でしたが、22人が参加しました。スタート前にフロントに集合して記念撮影を行った後、9時過ぎから元気にスタートして行かれました。
こうした元気なシニアの皆さんを見ていると、ゴルフというスポーツはまさに生涯スポーツであることを実感します。ゴルフができる健康な体に感謝し、ゴルフができる(経済的)環境に感謝、さらに一緒にゴルフで遊んでもらえる仲間がいることに感謝しつつ、いつまでもゴルフを楽しんでもらえればと心から思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
関西ゴルフ連盟加盟のゴルフクラブでは10月の第1週の日曜日からクラブ選手権が始まります。先週が予選で今日の第2週からマッチプレーによる1回戦が行われます。クラブ選手権はその名の通り今年度のクラブの最強、チャンピオンを決めるクラブの最も権威のある競技です。一部のゴルフクラブを除き大方のゴルフクラブの競技方法は予選をストロークプレーで行い上位16名を決め、第2週から本戦をマッチプレーで1回戦、2回戦、準決勝、決勝とトーナメント方式によって争っていきます。
ところがゴルフの高齢化からかクラブ選手権の参加者が20人を割り16人前後で予選を行うゴルフクラブが増えてきました。このため予選で16名採りではなく8名採りにしているゴルフクラブがかなり多くなってきました。いわゆるゴルフの高齢化を反映して現役世代?のゴルファーが増えず、レギュラーのクラブ選手権からシニア選手権に鞍替えをするシニアが増えてきたためです。シニア選手権の予選参加者が増加しクラブによってはミッドシニア選手権、グランドシニア選手権の4選手権を開催しているクラブもあります。
開場16年と歴史の浅い当クラブはまだまだ現役世代が多く参加者も9組、33人と予選通過はなかなか厳しい争いでした。予選通過した16人が今日、1・2回戦を18ホール・マッチプレーで争われました。またシニア選手権も予選を通過した8人で1回戦が行われました。
本日行われましたクラブ選手権1・2回戦とシニア選手権1回戦の成績は下記の通りです。
<クラブ選手権1回戦>
○南憲司3-2●小谷能行 ○福嶋英夫20H1UP●加藤研士
○平岡大二郎1UP●永岡栄 ○寺嶋亨4-3●森安健
○清光英成8-7●小嶋宏昌 ○今西敏彦5-4●岩本明久
○平田勇二郎4-2●松本昇三 ○永岡悟19H1UP●松田雄一郎
<クラブ選手権2回戦>
○南憲司2-1●平岡大二郎 ○寺嶋亨19H1UP●福嶋英夫
○清光英成5-4●平田勇二郎 ○永岡悟19H1UP●今西敏彦
<シニア選手権1回戦>
○藤原安廣21H1UP●岡崎耕司 ○楢原年禮2-1●落部達雄
○川崎逸男4-3●本多久夫 ○植村隆5-3●菅野徳夫
当クラブの開場記念競技も10月8日に盛況裡に無事終わりました。この競技は参加者全員ダブルペリア方式で競っていただきました。オフィシャルハンディキャップによるアンダーハンディ競技ではなく、参加者全員ダブルペリア方式にしたのは、ホールアウト後に自分のハンディキャップがいくつになるか判らないため、ネットスコアも当然判らず自分の成績順位が上位なのか下位なのかも判らないという面白さがあります。好スコア(グロス)が出て喜んだものの、ダブルペリアによるハンディキャップが9と出て下位の成績だったり、スコアは悪かったが、ハンディキャップが31のハイハンディが出て上位入賞になるなど悲喜こもごもの楽しさ、面白さがあるためこの記念競技に取り入れた次第です。
ところで、このダブルペリア方式によるハンディキャップの算出方法はどう計算されるのかという問合わせがありました。私も全てスコアをコンピュータに入力して自動的に算出されているため、詳しい算出方法は曖昧にしか理解していませんでしたので、これを機会に調べてみました。
ダブルペリア方式は別名、新ペリア方式とも呼ばれています。18ホールの内、12ホールの隠しホール(パーの合計が48になるように選ぶ)を使って計算されます。この隠しホール(12ホール)の合計スコアを1・5倍し、出た数字からパーの72を引き0・8を掛けて出た数字がハンディキャップとなります。
例えば当クラブで、あるパターン(6パターンあります)の隠しホールと仮定の打数を次のようにすると。2H(7打)、3H(5打)、4H(5打)、5H(5打)、6H(5打)、9H(6打)、10H(6打)、13H(4打)、14H(3打)、15H(5打)、17H(5打)、18H(7打)の12ホールの隠しホールの打数合計は63打です。これに1・5倍すると94・5となり、これをパーの72で引くと22・5となります。この22・5に0・8を掛けると18という数字が出ます。この18がダブルペリアで算出されたハンディキャップとなります。
隠しホールもワンパターンでなく6パターンあり、参加者全員のスコア入力をして隠しホールの6パターンの中からひとつをアトランダムに決めてスコアを出しています。隠しホールで好スコアを出したり大叩きすることでハンディキャップは大きく変わるだけに実力以上に運も大きく影響されます。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
今日10月8日は開場16周年記念競技、メンバー149人が参加して爽やかな秋空が広がる好コンディションの下、和やかな雰囲気の中で行われました。毎年10月の体育の日に併せて開催するこの競技は、いつものクラブ競技にはない和やかな会員同士の親睦を深めていただくことを目的に開催。スコアよりもレストランに設営されたバイキング料理に舌鼓をうちながらメンバー同士、楽しく語らっていただくように企画しております。
親睦交流が目的とはいえ、メンバー全員参加のダブルペリアによる競技ですから参加者全員ホールアウトするまで順位が判らない楽しみがあります。賞品は優勝から30位までと以下飛び賞、当日賞やベストグロス賞、ブービー賞など多数用意しましたので参加者全員、熱戦を繰り広げました。
賞品は別名「全米オープン」といわれるように地元・大柳生の農家と契約した収穫したての美味しい新米コシヒカリで全て揃えています。優勝、当日賞には30キロの新米コシヒカリを贈呈。このほかの入賞も全て今年獲れたての新米コシヒカリ5キロ、10キロ、20キロ、30キロをご自宅に宅配便でお届けします。
成績は、ホームページのMemberページの競技成績をご覧ください。(掲載は明日以降になります)
なおベスト5の成績は、優勝:岸本省三さんネット69・8、2位:山口美帆さんネット70・4、3位:湯田愛二郎さんネット70・8、4位:山本喜久雄さん71・0、5位:谷ちづ子さん71・2、BG賞は向山昭三さんのグロス69、BB賞は御木昌さん、そして当日賞の8位は上田修さんでした。入賞者の皆さんには明日、ご自宅に宅配便で新米コシヒカリを発送しますのでお楽しみに。※同ネットの場合は規定(年齢上位)によります。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
久しぶりにレストランのお勧めメニューのご紹介です。毎月ごとに旬の食材を使った「旬菜膳」を提供していますが、今月(神無月)のお勧め「旬菜膳」は地鶏・大和肉鶏を使った鉄板焼です。大和の肉鶏は「名古屋種」「ニューハンプシャー種」「シャモ」の三品種をかけ合わせた新しい美味しい肉鶏のことです。肉味はブロイラーにくらべ甘味があり、脂肪が適度で肉のしまりも良くコクがあるなど、本来の「かしわ」の旨味が実現されています。
適度の歯ごたえとコクの深さを鉄板焼で味わってみてください。大和肉鶏の鉄板焼に鮪やまかけ、野菜サラダなどがセットになっています。本日より提供しております。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
9月22日の本ブログで紹介しました5番ホールのグリーンの日照を確保するための左サイドの檜林の伐採がほぼ完了しました。今までは檜林に日照が遮られてグリーンのほぼ4分の3は凍結グリーンで、使用できる部分はごくわずかな部分しか利用できませんでした。今回の伐採で日照が確保でき、しかも夏場の蒸し暑い時期に発生しやすい芝の病気も風通しが良くなる分、発生が抑えられると思います。
※写真上:3番ホールのティーグランドからすっきりした5番ホール側。
写真中:5番ホールの第2打地点からグリーンを見る。
写真下:グリーン左サイドは従来の日陰から青空が見えるようになった。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
2012年のロンドンオリッピック・パラリンピックはスポーツの祭典といわれるように多くの夢と感動を与えてくれました。次のリオデジャネイロは初の南アメリカ大陸で開催されることが決まっていますが、その次の2020年の開催については各国各都市が名乗りをあげ招致活動が始まりました。わが国でも東京都が2020年オリンピック・パラリンピックの開催を招致すべく活動が始まっています。
東京オリンピック・パラリンピック招致委員会が作ったメッセージ・コンセプトは次の通りです。
今、ニッポンには この夢の力が必要だ。オリンピック・パラリンピックは夢をくれる。夢は力をくれる。力は未来をくれる。私たちには今、この力が必要だ。ひとつになるために。強くなるために。ニッポンの強さを世界に伝えよう、それが世界の勇気になるはずだから。さあ、2020年オリンピック・パラリンピックをニッポンで。
石原慎太郎都知事が当クラブの名誉会員であることから「東京2020オリンピック・パラリンピック招致」を実現するために新しい招致ロゴバッヂが当クラブに100個送られてきました。当クラブ会員でロゴバッヂを希望される方には無料提供しますので、スーツ等に付けて招致PRしていただきますよう、お願いします。なお100個限定、先着順で配付しますので、定数になり次第締め切りますのでご了承ください。
招致ロゴバッヂは日本を象徴する、桜をモチーフにデザインされています。オリンピックカラーの赤、青、黄、緑そして黒の代わりに東京を表わす色「江戸むらさき」が使用されています。花びらが一枚づつ、世界をつなぐように一つの大きな輪となり桜のリースを作り上げており、なかなかおしゃれなバッヂですので、スーツの襟元などに付ければぐっとひきたちます。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
本日はクラブ競技「親睦競技会」で多数のメンバーのエントリーがありましたが、台風17号の接近情報で前日からキャンセルが相次ぎましたが、それでも朝方は小雨がパラつく程度であったため、32組119名の方がスタートして行かれました。
しかしながら気象庁の予報通り強い台風17号は四国高知沖を通過する11時過ぎに奈良県も昼前から暴風雨域に入りました。前が見えないくらいの大雨でグリーンも水が浮き、バンカー内は見る間に池のような状態になってしまい。さすがに皆さん、ハーフで上がらざるを得なくなりました。当然、競技も悪コンディションで競技不成立となりました。
30日午後3時頃、台風17号は和歌山県の潮岬付近を通過したころは奈良県の奈良市や大和郡山市でも大雨洪水警報が出るなど非常に激しい雨と風に見舞われました。グリーンキーパーがコース内を巡回したところ倒木や崩落がないとの報告で一安心しました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇