4月28日から始まった春のゴールデンウィーク、人によっては9連休という大型連休を満喫された方も多かったようです。遊び疲れて明日からの仕事への臨戦態勢に切り換えるのに難儀している方もおられるのではないかと推察しています。この連休期間中、連日ご来場いただき"ゴルフ三昧"を堪能されたメンバーも何人かおられます。明日からの仕事に差し支えのないよう、またお疲れが出ないよう、夜はぐっすりお休み下さい。
今日はマンスリー競技開催。Aクラス85人、Bクラス85人が参加して熱戦が繰り広げられるはずでした。7時半過ぎから順調にスタートしていったのですが、朝10時過ぎから雨がポツポツと降り出し、11時前からは傘が必要なくらいの雨が。あろうことか雷まで鳴り出し、プレーまで中断する始末。実際に聞こえる雷鳴に慌ててコンピュータの雷レーダーを見ても大阪府南部から奈良県の橿原、五条方面に雷雲が走っている状況であったため、プレー中断のサイレンが遅れてしまいました。12時10分頃から雷鳴も間断なく聞こえるためプレー中断としましたが、雷鳴が鳴り止まず40分を経過して12時50分、競技委員に状況を伝えマンスリー競技を中止することに決めました。
雷による中断中、近隣ゴルフ場に電話にて雷状況の情報交換すると、ほとんどのゴルフ場が雷によるプレー中断を実施していましたが、近くの2ゴルフ場は「雷の音は聞こえてますが、プレー中断せずにやってます」とのこと。雷によるプレー中断、再開の判断は難しくコンピュータによる雷雲データも動きは把握できますが、30キロ圏内に雷雲がないから絶対大丈夫とはいいきれません。プレー中断中にはお客様から携帯電話で「いつまで待たせるのか」とか「もう大丈夫だろう。早く再開させろ」といった電話がありますが、雷雲が遠ざかったとしても突然の落雷がないとはいいきれませんので慎重にならざるを得ません。
幸い、午後1時10分にプレー再開と同時に雨も上がり青空が広がり好天気になりましたが、プレーに水をさされたため、ハーフで切り上げ帰られる人も多く気まぐれな天気に残念な1日となりました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
連休後のコースメンテについて鈴木グリーンキーパーと打合せを行いました。連休明けの6日と7日の2日間は完全休場日です。この2日間を使ってコース挙げてグリーン、フェアウェーの更新作業に注力します。6月15日には関西ゴルフ連盟主催の「関西シニアゴルフ選手権予選」、6月19日には奈良県ゴルフ協会主催の「日本スポーツマスターズ高知大会」奈良県代表選手選考会、7月11日にはスポーツニッポン新聞社主催の「日本社会人ゴルフ選手権」の関西予選、さらには8月に日本ゴルフツアー機構主催の「クォリファイングトーナメント1Stステージ」と公式、準公式競技が控えており万全のコースコンディションで会場提供したいと考えています。
連休明けの7・8日にグリーンのバーチカルを行い目砂を入れて行きます。グリーンはこの時期、毎日グリーン刈を行ってますので、床土表層にはサッチ(刈カスなどの有機物)が堆積し透水性低下や散水による過水分保持による軟弱化、藻の発生などグリーンのクォリティを低下・阻害します。このため「コアリング」や「フォーキング」といった穴あけをしたり「バーチカル」などエアレーションし目砂をしっかり入れることで、透水改善の効果や芝の根の生育やサッチ分解の促進など土壌環境の改善をしています。
またフェアウェーもすでにバーチカルを終えており7日からインコースに目砂散布をして行きます。この作業は2日間で終わらず、来場者の少ない日を選んで順次散布して行く予定です。このフェアウェーの目砂散布は、フェアウェーの排水に時間がかかる排水不良の改善のひとつです。こちらもグリーン同様にサッチの層が厚くなってきているため、バーチカルで根を鋤かして目砂を入れることによりサッチの分解が進み、結果、排水・透水性がよくなるというわけです。
この時期に目砂が入ると、メンバーの皆さんは「コースのクォリティを維持するためには仕方ない」と理解していただけれるのですが、ゲストやビジターの方は「せっかく来たのに砂がいっぱい入ってる・・・・」と評判がよろしくありません。ゴルフ場側も経費のかかる目砂入れはしたくないのですが、コースのクォリティを維持するためには必要不可欠の作業であるということをご理解ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
5月のレストランの「旬菜膳」は鰹のたたきです。「目に青葉 山ほととぎす 初かつお」と俳人・山口素堂が句を詠んだように5月は初鰹の季節です。鰹は南の海から黒潮に乗り2~3月にイワシを食べながら九州沖を北上し4月になると丸々と肥えて高知や静岡などで1本釣りされた鰹が初鰹です。新鮮な鰹を表面だけ軽く火が通るように炎で手早くあぶり、氷水で冷やし厚さ1センチ程度に切り上から薬味とタレをたっぷりかけて食べる、初夏を代表する味覚です。5月の「旬菜膳」はこの鰹のたたきに白海老のかき揚げ、にゅう麺、御飯、香の物がセットになっています。初物とくに初鰹を食せば「750日」も長生きできるともいわれています。ぜひご賞味ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
毎月1回発行している「事務局だより」(5月1日号)は昨日発送しましたので、今日か明日には会員の皆様のお手元に届くと思います。4月7日に行われました運営委員会の議事録と資料をはじめ5月・6月のエントリー状況、各種催し、企画など掲載しています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
ようやく春らしい絶好の季節、新緑が美しく木々がそよぐ風が気持ちよい5月がスタートしました。関西ゴルフ連盟支配人会では、毎年5月の1ヶ月間を「ゴルフ場安全月間」として労働災害事故の防止と安全意識の高揚を啓蒙するために、ゴルフ場における安全月間の運動を推進しています。
ゴルフ場で起る労災事故の多くはキャディによる行動災害です。キャディの高齢化もあり、いわゆる滑った・転んだ際に骨折や捻挫などの事故発生が多くなっています。
近年は乗用カートによる事故も多発しています。これはキャディに限らずプレーヤーによる事故も多いので、併せて安全月間の運動方針に掲げられています。
一方、労災事故の中でも失明や命に関わる重大事故も毎年発生しています。こちらは打球事故やコース管理で使用する重機の操作ミスや猛暑の中での作業による熱中症などが原因となっていますので、事故防止のための意識向上を徹底し安全と快適な職場を目指したいと考えています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
4月15日付けの本ブログでお知らせしました「ゴルフ場利用税廃止運動」について、日本ゴルフ協会、日本ゴルフ関連団体協議会の「ゴルフ場利用税廃止運動推進本部」よりゴルフ場利用税廃止推進ポスターと署名運動の詳細説明、署名簿が送付されてきました。早速、ポスターを掲示するとともにフロントに署名簿を設置しましたので皆様のご協力をお願いいたします。
<ゴルフ場利用税廃止運動に関する趣意説明の要約は次の通りです>
「平成23年、スポーツ振興法が全面改正され、「スポーツ基本法」が新たに制定されました。この法律は国民がスポーツを通じて、幸福で豊かな生活を営むため、国・地方自治体・スポーツ団体がスポーツ振興に努力すべきと定めたものです。この理念にゴルフ場利用税は反したものといえます。
この法律制定を機としてゴルフ場利用税の矛盾を社会全体にも認知いただくことは重要と考えます。また、本年はオリンピック開催年にあたり、ゴルフ競技のオリンピック復帰も各所で話題として取り上げられることが予想でき、これらを税廃止の追い風としたい。
本年はゴルフ関係団体が結集し、本運動を強力に展開したいと考え、署名運動とゴルフウイーク(7月30~8月5日)での全国一斉税廃止陳情活動の、2つの大きなムーブメントを実施いたします。
各ゴルフ場で2000名の署名獲得を目標としています。ゴルファーのみならず皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
いよいよ大型連休のゴールデンウイークが始まりました。朝の出勤途中のカーラジオでは名神高速道路や中国自動車道、山陽自動車道が20キロ以上の渋滞だと伝えていました。とくに中国自動車道、山陽自動車道の西行きは行楽客や帰省客にゴルフに行かれる人などが集中し大渋滞だそうです。中国自動車道や山陽自動車道沿いにあるゴルフ場のフロントやスタート室は、スタート時間に遅れる人が多く組合せやキャディ付けに困っている様子が想像できます。
連休初日の今日は快晴の好天気。25度を超す夏日になるのは間違いありません。レストランでも5月から予定していた夏メニューを繰り上げて本日から提供することになりました。中でも大串料理長がお奨めするのは「大和ポークの角煮御飯と冷しつけ麺セット」。大和ポークのばら肉を長時間煮込んで余計な脂肪分をカット、コラーゲンたっぷりの豚の角煮は絶品です。
これに昨年のヒットメニューの冷しつけ麺がセットされています。絶妙の歯ごたえがある、こしのある中ふと麺がごまだれの特製スープに良く合います。付け合せの彩り野菜も貝割れ、キュウリの細切り、トマト、レタスに金糸卵に椎茸のうま煮などつけだれで美味しく召し上がっていただけます。ぜひご賞味ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
関西学生ゴルフ連盟主催の平成24年度「関西学生女子連盟杯」決勝が初日の予選を通過した41名で行われました。前日73の2位タイだった坂下莉彗子選手(同志社大学)が安定したショットとパットでアウト36、イン37の73、トータル146で見事逆転優勝を飾りました。前日、72でトップだった中井美有選手(大阪学院大学)はアウト37でしたが、最終ハーフで41と崩れトータル150で8位タイに終わりました。前年優勝し初日74でトップに2打差の5位タイと好位置キープで2年連続制覇を目指した宮田志乃選手(近畿大学)はアウト39と出遅れたものの、インに入って激しく追い上げたものの、1打足らず34の73、トータル147で1ストローク及ばず2位となりました。3位には148で滝本二葉(大阪学院大学)、小寺沙季(関西学院大学)、山下美樹選手(大手前大学)の3選手が入りました。
※写真(上)は優勝した坂下(右)と宮田。
写真下は優勝・坂下、2位・宮田をはさみ3位タイの小寺、山下、滝本。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
今日(24日)と明日の2日間にわたって関西学生ゴルフ連盟主催の平成24年度「関西学生女子連盟杯」が当クラブで始まりました。12大学58名の選手が参加して36ホール・ストロークプレーで争われます。昨年優勝した宮田志乃選手(近畿大学3回生)も出場しており2連覇を目指しています。また昨年3位だった坂口真由希選手(近畿大学3回生)も雪辱を期すほか、坂下莉慧子(同志社大学)、西村加菜子(大手前大学)、伊藤綾(江南女子大学)選手など強豪が初優勝を目指しています。
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<平成24年関西学生女子連盟杯初日成績トップ10>
①中井美有(大阪学院大学)36、36、72 ②山下美樹(大手前大学)38、35、73 ②坂下莉慧子(同志社大学)36、37、73 ②武内亜祐美(大阪学院大学)35、38、73 ⑤宮田志乃(近畿大学)37、37、74 ⑤小寺沙季(関西学院大学)37、37、74 ⑤滝本二葉(大阪学院大学)35、39、74 ⑤伊藤綾(甲南女子大学)35、39、74 ⑨坂口真由希(近畿大学)39、36、75 ⑨井上りこ(大手前大学)38、37、75
※以下84までの41名が最終日に進出しました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
今日22日、週初めの天気予報で「雨」予報が報じられるやフルエントリーに近かった「親睦競技会」が日に日にキャンセルが続出。昨日の天気予報では雨・風がひどく、おまけに雷まで発生するという最悪の天気予報。私でも敬遠したいくらいの気象情報でした。47組もあったエントリーがふたを開けてみれば28組、98名と惨憺たる状況です。
前夜から降り続いていた雨も朝方には一時上がり、8時前から弱い雨がずっと降り続いていましたが、余り苦にならない程度の雨だったそうです。天気予報は近畿地方、さらには奈良県の広い範囲に起り得る気象情報を報じますので、先の強風雨に雷などもよく聞くと当クラブのある奈良市東部山間方面はほとんど影響なしなのですが、受け手は、奈良県全般と受けとめて「今日のゴルフは大雨で大変だ。」となってしまうようです。
今日の当クラブ周辺の天気は、確かに風はふだんより強かったものの、天気予報でいうほどの強さはありませんでした。雨も雨量1ミリ程度でたまに雨らしい雨?が降りだしたりやんだりの程度でした。プレーヤーの方にお聞きすると「予報ほど風も雨もきつくはありませんでした。ただ寒かったです。春物の衣装だったのでセーターを持ってこなかったのは失敗でした。」とのことでした。ともあれ親睦競技会は13組46名で成立しました。
親睦競技会の成績は、少し風が強かったのか参加者全員スコアを崩したようですが、41、45、86、H8、ネット78にまとめた遠山幸雄さんが優勝しました。2位は村上英也さんが37、44、81、H2、ネット79で入り、3位には46、48、94、H15、ネット79の上甲敏和さんが入りました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇