男子ゴルフツアーも「太平洋マスターズ」「ダンロップフェニックス」「カシオワールド」「ゴルフ日本シリーズ」と余すところ4トーナメント。プロゴルファーにとって来年のシード権を確保するため熾烈な賞金争いが繰り広げられます。ツアー終盤のこの4トーナメントは賞金額も大きく優勝争い以外に賞金王争い、さらにシード権争いと白熱の戦いが展開され、よりトーナメントを盛り上げてくれます。
ツアーで活躍する華やかなツアープロの陰で、シード権を保有しないプロにとっては来季のツアー、トーナメントに出場するために過酷なサバイバルゲームを展開しています。こうしたシード権を保有しないプロはQT(クォリファイングトーナメント)に参加して1st、2nd、3rdと勝ち上がってファイナルQTで上位20位くらいに入らないと来季ツアーへの出場の可能性はありません。
今年8月にめでたくプロに合格した当クラブの松田高明もプロの資格を得ただけで、来季のツアーの出場権は皆無。QTから勝ち上がって行く以外、手はありません。幸い、彼は2ndでは31位で補欠1番だったためうまく3rdQTへの出場権を手中にしました。11月6日から始まる3rdに出場するため今日、茨城県のサニーフィールドGCに向いました。この3rdで上位25~30位に入らなければファイナルQTへの出場権は獲得できません。なんとしても3rdを突破してファイナルへ勝ち上がって行くよう期待したいものです。会員の皆様のご声援をお願いします。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇