良好なコースコンディションとくにグリーンのクォリティは、ゴルフ場の評価に即つながるだけにグリーンキーパーは管理作業の中でも細心の注意を払っています。今年も暑い夏を経てようやく気温も朝晩10℃をきる肌寒さを感じる今日この頃ですが、グリーンの芝の成育も遅くなり毎朝グリーン刈りしても刈りカスが貯まならいほど生育はとまってきました。毎朝のグリーン刈りも2日乃至3日に1回に減らす予定です。
本日は鈴木グリーンキーパーと6番グリーン右側、16番グリーン奥と17番グリーン奥の日照を妨げる林地の状況を視察しました。この両ホールは冬場に寒冷紗シートをかけていても朝日が当たらず日中も太陽が当たらず日陰となっているため、霜溶けが遅くいつまでも凍結しています。このため5番ホールのグリーン同様に日照を妨げている木々を伐採、枝抜き剪定を今冬行うべく作業手順の打合せを行いました。
16番ホールのグリーン奥の林地の伐採はかなり大規模となるため、17番ホールのグリーン左奥の林地の雑木の伐採を近々始めることにしました。
写真は本日午後2時半の時点でグリーン全体が日陰となり、これからは終日太陽の光が当たらない17番グリーン。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人 阪口 勇