8月22日~24日までの3日間、日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファイングトーナメント(QT)の1stステージが当クラブで行われましたのはご承知のことと思います。このほどJGTOからこのQT1stに出場した全選手(延べ430名)の3日間の各ホールのスコアを集計したホール難易度のデータが送られてきましたので紹介します。
当クラブは7150ヤード、パー72でコースレートは73・9ですが、全選手の平均ストロークは77・649でした。今回の難ホールのトップは何と18番ホール(580ヤード、パー5)の平均ストローク5・47でした。QT2ndも含めた過去3回では18番ホールは易しい部類に入っていただけに競技委員も驚いていました。
難易度2番目も9番ホ-ル(419ヤード、パー4)の4・43は意外でした。
過去の難易度のデータでは200ヤード前後の比較的長めのショートホールが難しく、ロングホールはいずれもバーディホールで易しいというデータが出ていましたが、今回は16番ショートホール(205ヤード、パー3)こそ3・42の難易度3番目でしたが、その他のショートホールは4番ホール(194ヤード)が8番目、7番ホール(196ヤード)13番目、14番ホール(197ヤード)が10番目というデータが出ました。
難易度が高い順でいいますと1番ホール(410ヤード、パー4)が4番目、17番ホール(407ヤード、パー4)が5番目の難度となっています。この難易度の高いホールの向きをイメージしてもらうと判ると思いますが、3日間とも晴れ日だったのですが、沖縄方面を襲う台風の影響か風向きが当クラブでいう"雨風"が吹き全て逆風となったことに起因してると思います。担当の競技委員も「奈良柳生さんは風がアゲンストになると極端に難しくなります」と。
ちなみに全ホールの平均ストーロークと難易度は次の通りです。
1H(410ヤード)4・4で4番目 2H(579ヤード)5・14で18番目 3H(398ヤード)4・35で9番目 4H(194ヤード)3・35で8番目 5H(408ヤード)4・21で14番目 &H(402ヤード)4・31で12番目 7H(196ヤード)3・29で13番目 8H(569ヤード)5・17で15番目 9H(419ヤード)4・43で2番目 10H(453ヤード)4・36で7番目 11H(535ヤード)5・17で17番目 12H(385ヤード)4・36で6番目 13H(386ヤード)4・17で16番目 14H(197ヤード)3・32で10番目 15H(427ヤード)4・32で11番目 16H(205ヤード)3・42で3番目 17H(407ヤード)4・39で5番目 18H(580ヤード)5・47で1番目
※写真は今回のQT1stで難易度1番となった18番ホール。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇