7月27日は土用の丑の日です。土用の丑の日に鰻を食べると滋養が豊富で夏バテ防止になると、江戸時代の平賀源内が発案したといわれています(真偽は定かではありません)。実際にも鰻にはビタミンA・B群が豊富に含まれているため、夏バテ、食欲減退防止の効果が期待できるそうです。
今年は皆さん、すでにご承知のように鰻の稚魚が不漁で価格高騰の煽りを受けて、鰻専門店は大幅値上げもできず、少々の値上げでは赤字になると店じまいをするところが相次いでいるとか。
当クラブでも今年3月から鰻メニューが姿を消し、「鰻のおひつまむし」に替わって苦肉の策で「牛ロースのおひつまむし」を提供しています。5月半ば頃から鰻の仕入れ値が若干下がってきたとのことで、今月の「旬菜膳」では素麺にミニ鰻丼をセットして提供したとろ、大好評を博しています。やはり皆さん、鰻がお好きのようです。
27日の土用の丑の日くらいはど~んと鰻丼を提供できないかとレストランの大串料理長に申し入れたところ、「2、3割仕入れ値が下がっていた鰻も、土用の丑の日が近くなってきたせいか、また上がり気味ですが、なんとか要望にお応えできるように鰻丼を用意しましょう」と快諾してくれました。当日エントリーされている皆さん、土用の丑の日、鰻丼を召し上がって夏バテ防止に努めて下さい。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇