アーカイブ: 6月 2012, 05

2012/06/05

10:49:07, 著者: 阪口 メール , 0 語, 2771 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 会員へのお知らせ

当クラブは独自のゴルフ振興策を実施して行きます。

 関西ゴルフ連盟(KGU)ではゴルフの普及・振興策、ジュニア育成といったゴルフの振興事業を名目に加盟クラブの賛同を得た半数くらいのゴルフ場でゴルファーから30円を徴収しています。一方、こうした趣旨に異を唱えて当クラブをはじめ加盟クラブの半数近くがゴルフ振興基金徴収に協力していません。奈良県下では30クラブのうち23クラブがKGUゴルフ振興基金を徴収していません。

 このKGUの振興基金はゴルフの普及・振興をはかるためとはいえ、ゴルファーがゴルフ事業を支えるという構図は少し違和感があると思います。ゴルファーの底辺開発や普及発展という、いわば営業策は各ゴルフ場会社が努力すべきものだと考えます。

 ジュニア育成、高齢化ゴルファーのゴルフ離れ防止、女性層へのゴルフ浸透策などそれぞれのゴルフ場がそれぞれの資金や会員、立地条件等々の諸条件、環境を考慮してそのゴルフ場に見合った方策を考え独自に行うべきものです。こうした観点から当クラブでは会員家族のための「ファースト・ティーチング・プログラム」として「ジュニア&レディース初心者教室」を企画し、本日より毎週火曜日に村岸プロと研修生が指導して行くことにしました。

 会員のご家族即ち奥様やお子様、お孫様といった方々とゴルフを通じて家族のコミュニケーションを図っていただくことを目的にしています。これからゴルフを始めようという会員家族を対象にクラブの握り方からスタンスの取り方といった一から村岸プロと研修生が指導して行きます。ゴルフの技術的なことはさておき、ゴルフの楽しさ、素晴らしさをしっかり学んでいただき、コースラウンドができるまでの基本指導をレッスンして行きます。お父様やご主人あるいは祖父・祖母と半年後には立派にラウンドできるように指導して行きます。

 親子ゴルフ大会、ファミリーゴルフ大会などクラブ主催で楽しい企画コンペも開催する予定です。こうした地道な積み重ねこそがゴルフ振興策だと当クラブは考えています。ゴルファーに新たに30円の負担を課して画一的な競技や一般ゴルファーの集客を考えるより、各クラブが会員を通じて底辺開発して行けるような諸施策を実施して行く事がゴルフの普及・振興に寄与するものと確信しています。

 ※写真は今日から始まった会員家族のための「ジュニア&レディース初心者教室」で村岸プロが丁寧に指導いるところ。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

奈良柳生カントリークラブ

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