アーカイブ: 5月 2012, 04

2012/05/04

10:41:51, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1703 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 施設・設備に関して

連休明けの7・8日の休場日にコースの更新作業を実施します。

 連休後のコースメンテについて鈴木グリーンキーパーと打合せを行いました。連休明けの6日と7日の2日間は完全休場日です。この2日間を使ってコース挙げてグリーン、フェアウェーの更新作業に注力します。6月15日には関西ゴルフ連盟主催の「関西シニアゴルフ選手権予選」、6月19日には奈良県ゴルフ協会主催の「日本スポーツマスターズ高知大会」奈良県代表選手選考会、7月11日にはスポーツニッポン新聞社主催の「日本社会人ゴルフ選手権」の関西予選、さらには8月に日本ゴルフツアー機構主催の「クォリファイングトーナメント1Stステージ」と公式、準公式競技が控えており万全のコースコンディションで会場提供したいと考えています。

 連休明けの7・8日にグリーンのバーチカルを行い目砂を入れて行きます。グリーンはこの時期、毎日グリーン刈を行ってますので、床土表層にはサッチ(刈カスなどの有機物)が堆積し透水性低下や散水による過水分保持による軟弱化、藻の発生などグリーンのクォリティを低下・阻害します。このため「コアリング」や「フォーキング」といった穴あけをしたり「バーチカル」などエアレーションし目砂をしっかり入れることで、透水改善の効果や芝の根の生育やサッチ分解の促進など土壌環境の改善をしています。

 またフェアウェーもすでにバーチカルを終えており7日からインコースに目砂散布をして行きます。この作業は2日間で終わらず、来場者の少ない日を選んで順次散布して行く予定です。このフェアウェーの目砂散布は、フェアウェーの排水に時間がかかる排水不良の改善のひとつです。こちらもグリーン同様にサッチの層が厚くなってきているため、バーチカルで根を鋤かして目砂を入れることによりサッチの分解が進み、結果、排水・透水性がよくなるというわけです。

 この時期に目砂が入ると、メンバーの皆さんは「コースのクォリティを維持するためには仕方ない」と理解していただけれるのですが、ゲストやビジターの方は「せっかく来たのに砂がいっぱい入ってる・・・・」と評判がよろしくありません。ゴルフ場側も経費のかかる目砂入れはしたくないのですが、コースのクォリティを維持するためには必要不可欠の作業であるということをご理解ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

奈良柳生カントリークラブ

5月 2012
 << < 現在> >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

検索

アーカイブ

アカウント