中央労働災害防止協会から「ゴルフ場の事業における労働災害防止のためのガイドライン」が発刊され、支配人会の労務委員会を通じて各クラブに配付されてきました。
ゴルフ場における労働災害の発生状況は、日本の全産業と比較して高い状況にあります。被災労働者の中で50歳以上の高年齢労働者の比率も高く60%以上を占めています。
本書では労働災害の現状をデータに基づき解説すると共に、安全な作業の取組み、危険予知のシステム、リスクマネジメント等を具体的な方法で解説しています。
とくに近年90%以上の導入率の乗用カートによる事故が多発しているため、カートの安全な利用や熱中症対策など各業務での安全な作業の方法など判りやすく解説されています。
当クラブの安全衛生委員会でも早速、本書を活用し労働災害の減少に役立てて行きたいと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
奈良市消防長から「平成24年度危険物安全週間」の実施に伴う協力方について」という通達書とポスターが届きました。危険物安全週間を設け、危険物の保安に対する意識の高揚及び啓発を推進することにより、各事業所における自主保安体制の確立を図ることを目的としています。
期間は本年6月3日~6月9日の7日間で統一標語は「危険物 めざせ完封 ゼロ災害」。重点実施推進項目として当ゴルフ場に関係ある項目を抜粋すると●危険物施設における自主保安体制の構築 ●危険物施設の効果的な日常点検等による安全対策の推進 ●地下に埋設された危険物施設(タンク、配管等)からの腐食劣化による流出事故防止対策の徹底 ●危険物関係研修の実施等危険物に関する知識の啓発普及など6項目が明記されています。
危険物だけでなく日ごろから安全衛生に関しては、全従業員がしっかりとした安全衛生意識をもち災害防止に努めなければなりません。毎月1回行う「安全衛生委員会」でこの危険物安全週間の周知を徹底するよう、指導します。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
平成24年度理事長杯の予選が本日行われました。ハンディキャップ2~11までの49人が参加して18ホール・ストロークプレーで行われました。快晴の好天に恵まれましたが、当クラブでは雨風といわれている東の風が強く吹く中、7時28分アウトから順次スタートして行きました。
7150ヤードと距離のある当クラブでは、強風が吹くとプロでも手こずり難度はさらに高くなります。飛ばし屋絶対有利といわれる中、ベテランの巧者・岡崎耕司さん(HD2)がアウト35、イン39の74、ネット72で予選通過。見事メダリストを獲得しました。
強い風にショットを乱し苦戦する選手が多い中、なんとかスコアをスコアをまとめたネット78までの16人が予選を通過しました。来週からいよいよマッチプレー1回戦が始まります。予選通過者は①岡崎耕司、②清光英成、③永岡悟、④松本準司、⑤加藤研士、⑥大久保憲一、⑦松田雄一郎、⑧福嶋英夫、⑨浅田隆久、⑩岩本明久、⑪森安健、⑫伊藤起吉、⑬村上英也、⑭永岡栄、⑮今西敏彦、⑯増井功の16選手。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
昨日24日、気象庁が6月~8月の3ヵ月予報を発表しました。これによると平均気温は西日本(近畿ー九州)と沖縄・奄美で高温傾向だそうです。東日本、北日本は平年並みとのこと。2010年のような記録的な猛暑の可能性は低いそうだ。電力不足が懸念される今夏、一昨年のような猛暑はないだろうとの予報で、やや安堵しましたが西日本は平年より高めで暑いとの予報だけに、7・8月の電力需給が逼迫(ひっぱく)する時期は大変です。
家庭の電気を節電するにあたり、電力需要の高い午後1時より5時はできるだけ家の中に閉じこもらず、映画館や美術館、図書館などの公共施設、民間施設のクールスポットに出かけることを奨励するテレビ報道もありました。自動車などの製造工場では昨年のように木・金曜日を休日にして土・日曜日に操業するなど様々な智恵と工夫が必要になってきます。
暑い夏だからと自宅でエアコンの効いた部屋でテレビを見ながらだらだら過ごすのは大きな無駄、浪費といえます。家に閉じこもらず輝く太陽の下、ゴルフなど健康的なスポーツで大いに汗を流すことが理に適っています。幸いゴルフは朝から夕方までたっぷりとゴルフ場で時間を潰すことができます。プレーでたっぷり汗をかいた後はクラブハウスの風呂で汗を流し、すっきりした体で自宅に帰るというのはいかがでしょう。この夏は家にこもらず戸外に出て健康的な汗を大いに流すようにしましょう。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
男子ゴルフツアー「とおとうみ浜松オープン」は、奈良県の大型新人・藤本佳則が3試合目でのプロ最速優勝するかと思われましたが、初優勝の重圧からか15番、17番の短いパーパットを外すなどして惜しくも2位に終わりました。
逆転優勝したのは米国籍をもつ韓国選手のJ・チョイ。このJ・チョイの名は奈良柳生CCのメンバーなら記憶に残っているはず。ツアー資格を取得するために2009年の日本ゴルフツアー機構(JGTO)のクオリファイング・トーナメント(QT)に出場。当クラブで行われた2009年のQT2ndステージに出場しトップに1打差の通算15アンダーの3位で通過し3rdそしてファイナルを勝ち進んで行き、見事翌年のツアー出場権を得ました。
2010年度からはトーナメント中継でテレビに時々顔を見せるなどの活躍でしっかり賞金も稼ぎ、押しも押されぬシード選手として活躍しています。初優勝は時間の問題と思っていましたが、栄冠を手にするまでに意外に時間がかかったなというのが私の正直な感想です。
J・チョイが当クラブで行われた2009年度のQT2ndステージの出場記録を見ると、初日66、2日目72、3日目62、最終日73、通算15アンダーの3位で2ndを通過。3日目の62はアウト31、イン31の驚異の10アンダーでコースレコードとして残っています。この日の全出場者104名の平均スコアが74・29だっただけに、その実力は群を抜いていました。この優勝を契機にさらに飛躍するのは間違いないと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
このブログ、やはりメンバーの皆さんがよくご覧いただいてるみたいです。レストランの「サンデーランチ」や月ごとの旬の食材を使った「旬菜膳」を紹介すると「ブログに紹介されたサンデーランチを」というオーダーがよく通るとのこと。先週のサンデーランチ「鯵のフライ」は各回完売され、遅いスタート時間のメンバーは「前回は売り切れで食べられなかったので、予約しておくので置いといて」とわざわざ予約してスタートして行かれたとのこと。大串料理長も「ブログ紹介は効果がありますわ」とのことで「総支配人、明日は十津川ブナしめじと海老・ホタテの海鮮パスタなので紹介をお願いします」と朝から催促の内線電話があり厨房へ呼び出されました。
料理長いわく十津川ブナしめじ(写真)がこのパスタの決め手だそうです。奈良県の十津川で作られた「十津川ブナしめじ」は知る人ぞ知る名産品だそうです。大ぶりでボリュームがあり、まろやかでしかもコクのある味わいと食感が今までのしめじとは違うそうです。この十津川ブナしめじに、名前の通り海老とホタテをたっぷりトマト風味で仕上げた、これぞ海と山の幸のコラボ。ぜひ召し上がってください。限定35食ですので売り切れの節はご容赦ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
当クラブの60歳以上のシニアの会「緑友会」と交野CCの70歳以上のシニアの会「交寿会」との合同親睦競技会が本日、当クラブで24人が参加して開催されました。シニアらしいゴルフを通じて健康と親睦・交流を図ることを目的としているだけにプレー後のパーティーも和やかに行われました。春と秋の2回、奈良柳生CCと交野CCで定期的に開催することも決まりました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
フロント横の飾り花が初夏らしい花々に変わりました。爽やかな水色のデルフィニュームは別名「千鳥草」とも呼ばれる長い花穂が魅力的です。このデルフィニュームを中心にラークスパー(別名・飛燕草)やジニア(別名・百日草)、薔薇、紫陽花など、配色を考えてフラワーアレンジされています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
原子力発電所の稼動が42年ぶりにゼロとなり電力需要がこれから高まる夏に向けて産業界はもとより一般家庭に大きな影響を与えるのは間違いありません。とくに原発依存度の高い関西電力管内では15%の電力不足が予想され「計画停電」の必要性も論議されています。
これから夏に向けて電力需要が高まりますが、当クラブの節電についてどう対応するか悩ましい問題です。当クラブでは昨年6月からクラブハウスの1階受付ロビーはチェックインを終えると、精算が始まる2時過ぎまで照明を消灯し、空調も従業員スペースは26度~28度の設定にするなどの取り組みを行って電力消費を前年比10%程度の節減を図ってきました。
当然昨年同様の対応は行いますが、これにお客様スペースの照明をLED化にしましたので、昨年以上の節電は可能になりました。しかしながら、さらなる節電対策として新たな対応を検討しています。関西電力管内だけでなく全国的に節電が求められているだけに、ゴルフ場でできる有効な節電策をみんなで考えたいと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
本ブログでもお伝えしていた通り、連休明けからフェアウェーの目砂入れを実施していましたが、昨日、全て完了しました。インコースは連休明け直後の7、8日の休場日に行い、アウトコースは9日から営業の合間、合間を縫って目砂を入れました。インコースのフェアウェーはほぼ砂も沈みプレー中も気になることはありませんが、アウトコースは砂が気になりプレーの妙味を若干削いだかもしれません。本日の研修会のミーティングでも、アウトコースの砂が話題になりましたが「良好なターフを維持するためには当然の更新作業である」と好意的でした。
砂が浮いた状態でのプレーは確かに難しいと思いますが、スコア的に大きく影響するかといえばそうでもないようです。本日行われた「研修会」と「シニア&レディース競技」の成績を見ると、研修会で優勝されたK・Kさんは39・41、2位のK・Mさんは36・39、3位のI・Mさんも39・44とアウトのスコアの方が良く、参加者34名中、インよりアウトのスコアが良かった人は16名、アウト・イン同スコアの人は4名、インの方が良かった人は14名でした。
一方、「シニア&レディース競技」を見ると、アウトのスコアの方が良かった人は27名中10名、アウト・イン同スコアは2名、インの方が良かった人は15名という結果でした。目砂が少し目立つ状態であってもスコアにさほど影響されない、むしろ砂が入っていて嫌だなという視覚的、気分的な弱気な人ほどスコアに影響したのでしょうか。いずれにせよ明日、明後日に雨が降るとの予報です。この雨で目砂も完全に沈み週末には絶好のフェアウェーのターフコンディションになっているでしょう。お楽しみに。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
本日、奈良マラソン実行委員会(荒井正吾会長)の勇 克一氏が来訪。今年も「奈良マラソン2012」を平成24年12月9日(日)に開催するにあたり、マラソンコース沿道の交通規制に協力するよう、依頼がありました。遷都1300年祭の一環事業として始められたフルマラソンの「奈良マラソン」も回を重ねて今年で3回目となります。過去2回行われた「奈良マラソン」は全国から参集したランナーから高い評価を受けたとのこと。とくに奈良の魅力を再発見できる絶好の機会ということで、今年も開催されます。
奈良のメイン道路である大宮通りを一時的に通行止めする交通規制は周辺ゴルフ場にとっては大いなる不便と迷惑な話ですが、奈良県、奈良市などが一体となって盛り上げようという「奈良マラソン」に協力しないわけには行きません。開催が近づいてきましたらポスターやチラシなど交通規制による迂回路の案内を掲示しますので、ご注意とご協力をお願いします。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
本日は6月15日に当クラブで行う関西ゴルフ連盟(KGU)主催の「関西シニアゴルフ選手権」予選競技のコースセッティング、ローカルルール等に関してKGU競技の担当競技委員のコース視察と打合せ会が行われました。
「関西シニアゴルフ選手権」予選競技は6月12日に兵庫地区、6月15日に東近畿地区で行われます。東近畿A地区は日清都CC、同B地区は泉南CC、同C地区が当クラブで開催。兵庫A地区は有馬CC、同B地区は花屋敷GC、同C地区は加西インターCCの6会場で行われます。
本日のコース視察及び打合せ会には、当日の競技委員長である堀井莞爾KGU競技委員と前田正一郎KGU競技委員のほか、支配人会から当日の競技委員をお願いする打込辰之輔、平光貴、山本浩一、桝井貞三各支配人と当クラブの西村啓三競技委員長、小職、鈴木グリーンキーパー、村岸プロが出席して行いました。
コースセッティングは6500ヤードを基準とするように指示されており、これに基づきアウト3293ヤード、イン3279ヤード、計6572ヤードで設定しました。
アウトは1H386ヤード、パー4、2H517ヤード、パー5、3H374ヤード、パー4、4H152ヤード、パー3、5H365ヤード、パー4、6H379ヤード、パー4、7H174ヤード、パー3、8H548ヤード、パー5、9H398ヤード、パー4。
10H401ヤード、パー4、11H515ヤード、パー5、12H366ヤード、パー4、13H370ヤード、パー4、14H197ヤード、パー3、15H376ヤード、パー4、16H176ヤード、パー3、17H367ヤード、パー4、18H511ヤード、パー5。
グリーンスピードは9・5フィートで「プロ競技ではないので目茶苦茶早いグリーンにしなくても結構」とのことでした。フェアウェー、ラフの刈高も通常の営業通りの設定でOKをいただきました。ローカルルールも特別のルールの追加もなく現状通りで行うことが決まりました。あとは6月15日が天候に恵まれることを祈るのみです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
4月28日から始まった春のゴールデンウィーク、人によっては9連休という大型連休を満喫された方も多かったようです。遊び疲れて明日からの仕事への臨戦態勢に切り換えるのに難儀している方もおられるのではないかと推察しています。この連休期間中、連日ご来場いただき"ゴルフ三昧"を堪能されたメンバーも何人かおられます。明日からの仕事に差し支えのないよう、またお疲れが出ないよう、夜はぐっすりお休み下さい。
今日はマンスリー競技開催。Aクラス85人、Bクラス85人が参加して熱戦が繰り広げられるはずでした。7時半過ぎから順調にスタートしていったのですが、朝10時過ぎから雨がポツポツと降り出し、11時前からは傘が必要なくらいの雨が。あろうことか雷まで鳴り出し、プレーまで中断する始末。実際に聞こえる雷鳴に慌ててコンピュータの雷レーダーを見ても大阪府南部から奈良県の橿原、五条方面に雷雲が走っている状況であったため、プレー中断のサイレンが遅れてしまいました。12時10分頃から雷鳴も間断なく聞こえるためプレー中断としましたが、雷鳴が鳴り止まず40分を経過して12時50分、競技委員に状況を伝えマンスリー競技を中止することに決めました。
雷による中断中、近隣ゴルフ場に電話にて雷状況の情報交換すると、ほとんどのゴルフ場が雷によるプレー中断を実施していましたが、近くの2ゴルフ場は「雷の音は聞こえてますが、プレー中断せずにやってます」とのこと。雷によるプレー中断、再開の判断は難しくコンピュータによる雷雲データも動きは把握できますが、30キロ圏内に雷雲がないから絶対大丈夫とはいいきれません。プレー中断中にはお客様から携帯電話で「いつまで待たせるのか」とか「もう大丈夫だろう。早く再開させろ」といった電話がありますが、雷雲が遠ざかったとしても突然の落雷がないとはいいきれませんので慎重にならざるを得ません。
幸い、午後1時10分にプレー再開と同時に雨も上がり青空が広がり好天気になりましたが、プレーに水をさされたため、ハーフで切り上げ帰られる人も多く気まぐれな天気に残念な1日となりました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
連休後のコースメンテについて鈴木グリーンキーパーと打合せを行いました。連休明けの6日と7日の2日間は完全休場日です。この2日間を使ってコース挙げてグリーン、フェアウェーの更新作業に注力します。6月15日には関西ゴルフ連盟主催の「関西シニアゴルフ選手権予選」、6月19日には奈良県ゴルフ協会主催の「日本スポーツマスターズ高知大会」奈良県代表選手選考会、7月11日にはスポーツニッポン新聞社主催の「日本社会人ゴルフ選手権」の関西予選、さらには8月に日本ゴルフツアー機構主催の「クォリファイングトーナメント1Stステージ」と公式、準公式競技が控えており万全のコースコンディションで会場提供したいと考えています。
連休明けの7・8日にグリーンのバーチカルを行い目砂を入れて行きます。グリーンはこの時期、毎日グリーン刈を行ってますので、床土表層にはサッチ(刈カスなどの有機物)が堆積し透水性低下や散水による過水分保持による軟弱化、藻の発生などグリーンのクォリティを低下・阻害します。このため「コアリング」や「フォーキング」といった穴あけをしたり「バーチカル」などエアレーションし目砂をしっかり入れることで、透水改善の効果や芝の根の生育やサッチ分解の促進など土壌環境の改善をしています。
またフェアウェーもすでにバーチカルを終えており7日からインコースに目砂散布をして行きます。この作業は2日間で終わらず、来場者の少ない日を選んで順次散布して行く予定です。このフェアウェーの目砂散布は、フェアウェーの排水に時間がかかる排水不良の改善のひとつです。こちらもグリーン同様にサッチの層が厚くなってきているため、バーチカルで根を鋤かして目砂を入れることによりサッチの分解が進み、結果、排水・透水性がよくなるというわけです。
この時期に目砂が入ると、メンバーの皆さんは「コースのクォリティを維持するためには仕方ない」と理解していただけれるのですが、ゲストやビジターの方は「せっかく来たのに砂がいっぱい入ってる・・・・」と評判がよろしくありません。ゴルフ場側も経費のかかる目砂入れはしたくないのですが、コースのクォリティを維持するためには必要不可欠の作業であるということをご理解ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
5月のレストランの「旬菜膳」は鰹のたたきです。「目に青葉 山ほととぎす 初かつお」と俳人・山口素堂が句を詠んだように5月は初鰹の季節です。鰹は南の海から黒潮に乗り2~3月にイワシを食べながら九州沖を北上し4月になると丸々と肥えて高知や静岡などで1本釣りされた鰹が初鰹です。新鮮な鰹を表面だけ軽く火が通るように炎で手早くあぶり、氷水で冷やし厚さ1センチ程度に切り上から薬味とタレをたっぷりかけて食べる、初夏を代表する味覚です。5月の「旬菜膳」はこの鰹のたたきに白海老のかき揚げ、にゅう麺、御飯、香の物がセットになっています。初物とくに初鰹を食せば「750日」も長生きできるともいわれています。ぜひご賞味ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
毎月1回発行している「事務局だより」(5月1日号)は昨日発送しましたので、今日か明日には会員の皆様のお手元に届くと思います。4月7日に行われました運営委員会の議事録と資料をはじめ5月・6月のエントリー状況、各種催し、企画など掲載しています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
ようやく春らしい絶好の季節、新緑が美しく木々がそよぐ風が気持ちよい5月がスタートしました。関西ゴルフ連盟支配人会では、毎年5月の1ヶ月間を「ゴルフ場安全月間」として労働災害事故の防止と安全意識の高揚を啓蒙するために、ゴルフ場における安全月間の運動を推進しています。
ゴルフ場で起る労災事故の多くはキャディによる行動災害です。キャディの高齢化もあり、いわゆる滑った・転んだ際に骨折や捻挫などの事故発生が多くなっています。
近年は乗用カートによる事故も多発しています。これはキャディに限らずプレーヤーによる事故も多いので、併せて安全月間の運動方針に掲げられています。
一方、労災事故の中でも失明や命に関わる重大事故も毎年発生しています。こちらは打球事故やコース管理で使用する重機の操作ミスや猛暑の中での作業による熱中症などが原因となっていますので、事故防止のための意識向上を徹底し安全と快適な職場を目指したいと考えています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇