いつになく長かった冬もようやく別れを告げる時がきたようです。今年は春を告げる「春一番」が吹かず春を迎えようとしています。吹く風はまだ少し冷たいせいか梅の花も例年より遅いようです。当クラブから柳生を経て18キロ先の梅の名勝地・月ヶ瀬梅林も写真(3月28日撮影)のように蕾(つぼみ)がほとんどで5分咲き程度の開花状況でした。
月ヶ瀬梅林といえば奈良盆地と伊賀盆地の境に広がる五月川の深い渓谷に約1万本の梅が織り成す景勝地です。ダム湖・月ヶ瀬湖の湖水と咲き誇る梅林の調和が一服の絵のようだといわれています。今年の梅はご覧の写真のように寒い冬が続いたせいか満開には程遠いようです。月ヶ瀬観光協会の話によると「満開は4月に入ってからになるのではないか。桜の開花時期と一緒になるのでは・・・・・。こんなに梅の満開時期が遅れたことは近年ないです」とのこと。
月ヶ瀬の梅林の満開は例年春分の日前後が相場ですが、月ヶ瀬の梅見物を逃がしたと思われる方はまだまだ大丈夫です。今週末から4月上旬が梅満開の見ごろです。奈良柳生カントリークラブでプレー後、柳生を経て18キロ先の月ヶ瀬梅林へ梅見物に足を伸ばしてみてはいかがでしょう。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇