※中西選手(赤のスラッス)は18番でバーディを奪い同組選手のホールアウトを待つ。
第80回日本プロゴルフ選手権・日清カップヌードル杯予選会のファイナルラウンドが行われました。初日68でトップに立った中西直人選手がこの日も安定したティーショットと好調なパットでスコアを伸ばし4アンダー、通算8アンダーの136で2位に4ストロークの差をつけてトップ通過しました。2位には大井手哲選手が通算4アンダーで、3位には三宅寛史選手が入り、上位3選手が念願の本戦の出場権を獲得しました。
2日目最終日は、未明から寒さが一段と厳しく零下2度と下がりグリーンが凍った状態のため、コース整備をし、ベストの状態でプレーしてもらうためスタート時間を30分遅らせて8時30分からスタートしました。風も比較的穏やかで気温も15度に上がるなど絶好のコンディションの中、最終18ホールで争われました。
初日トップの中西選手はほとんどドライバーを使わずスプーンでフェアウェーを外さない堅実なプレーで、前半(イン)1バーディ、1ボギーのイーブンで折り返しました。アウトに入って2番、4番、8番、9番でバーディーを奪い32でホールアウトし4アンダー68をマークし通算8アンダー136で2位に4ストロークの大差をつけてトップ通過しました。
2位の大井手選手(写真上)はこの日1ストローク伸ばし通算4アンダー140で通過。3位には3アンダー141のスコアで三宅、貞方章男、李京勲の3選手が並びましたが、規定(最終日カウントバック)で三宅選手が本戦出場枠を獲得しました。
イン10組でスタートした白倉渉平選手(写真下)が4番ホール(194ヤード)を5番アイアンで打った球がそのままカップインするホールインワンを達成しました。白倉選手にとって4度目のホールインワンだそうです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇