ゴルフ場事業者(経営者)の団体である社団法人・日本ゴルフ場事業協会(安倍晋三理事長)から2012PGS「ドリーム・エイジゴルフ大会」のポスターと案内申込書が送られてきました。この日本ゴルフ場事業協会は、会員制ゴルフ場だけでなくパブリックゴルフ場も加盟している関係で、日本パブリック協会が主催するこの「ドリーム・エイジゴルフ大会」を盛り上げるため加盟ゴルフ場に送付されたものです。
日本ゴルフ協会や日本ゴルフ場事業協会など関連団体による「ゴルフ市場活性化委員会」も後援するこの「ドリーム・エイジゴルフ大会」は、なかなかユニークな競技なので本欄でご紹介しましょう。
65歳以上のゴルファーを対象とし、年齢と歩数を加算したハンディキャップ(HDCP)でエージシュートならぬドリーム・エイジシュートを目指す「遊び心」を取り入れた新しい競技方法です。
ドリーム・エイジHDCP方式とは「年齢」と「歩数」に応じたHDCPを加算したHDCPのことです。歩数HDCPを出すための「歩数ハンディキャップテーブル」が定められています。例えば10000歩~10499歩までは10。10500歩~10999歩は10・5と500歩単位で0・5づつ加算して行きます。歩数はスタート時に全員に歩測計を配付し計測します。
この歩数HDCPと年齢を合算した数字がエイジHDCPとなるそうです。年齢が70歳で歩数HDCPが10だった場合、合算した80がエイジHDCPなのでラウンドしたスコア(グロス)から差し引いたネットスコアで順位をきめるというものです。ゴルフの楽しさと元気で長生きとの健康の保持増進の思いを結びつけた新しい競技です。
この大会は「北海道・青森地区」、「東日本地区」、「中部日本地区」、「西日本地区」の4地区のパブリックゴルフ場でそれぞれ開催されます。ちなみに近畿では5月22日に大阪パブリックゴルフ場、6月7日に西神戸ゴルフ場、6月21日によみうりゴルフウェストコース、7月6日に青野運動公苑アオノゴルフコースで開催されます。65歳以上の同年代の仲間と遊び心を取り入れた新たな競技方法でゴルフを楽しんでみてはいかがでしょう。
問い合せは、公益社団法人 日本パブリックゴルフ協会(電話03-3563-2388)へ。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇