昨日13日、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は来季のツアー日程を発表しました。試合数は2増1減で35試合と1試合増えました。男子ツアーは増減ナシの25試合ですから人気は女子ツアーに軍配が上がりますが、賞金総額は女子ツアー29億5900万円に対し男子ツアーは30億円強と女子ツアーを上回っています。賞金総額が比較的安く、しかもテレビなどビジュアル的にも華やかな女子プロトーナメントの方が人気が高いためスポンサーもつき易いのかもしれません。
来季は男子ツアーより1ヵ月早い3月2日~4日に行われる「ダイキンオーキッド」(琉球GC)で開幕し11月22日~25日の「LPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ」が最終戦となります。
関西で観戦できるトーナメントは「スタジオアリス」(4月6日~8日・花屋敷GC吉川)、「サントリーレディース」(6月7日~10日・六甲国際GC)、「日本女子プロ選手権・コニカミノルタ杯」(9月6日~9日・タラオCC)、「マスターズレディース」(10月19日~21日・マスターズGC)の4試合です。
男子ツアーが石川遼の人気に偏り過ぎているのに比べ、女子ツアーは横峯さくら、有村智恵、上田桃子、佐伯三貴、諸見里しのぶ、金田久美子、笠りつ子などの人気選手が多くテレビ中継の視聴率も高い。ただ男女ツアーとも韓国選手の強さが際立っており、韓国選手が独走すると興味が半減するのかテレビの視聴率も減少するといわれてます。
石川の人気に頼りすぎてる男子ツアーですが、池田勇太や薗田俊輔、さらにはアマチュアながらツアー制覇した松山英樹など若手実力者がいるだけに、彼らが上位で優勝争いすればトーナメントは盛り上がり、男子ツアーの人気を高めることになります。彼らには大いに頑張ってもらいたいものです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇