今年1年、大変お世話になり有難うございました。来年も宜しくお願い申し上げます。昨年の大晦日は寒波襲来による降雪・積雪のため開場以来初の12月クローズとなりました。元旦の好天気に2日の営業はできたものの、スタート後から降り出した雪があっという間に積もり無念のクローズになったことが昨日のようです。1年の月日は早いものですね。幸い今年の年末年始の天気予報では好天が続き雪の恐れもないとのこと、安堵しております。スタッフも片付けや明後日の迎春準備など最後の仕事に精を出しています。
今年最後のブログです。今年最後といっても明日元旦1日休むだけ。明後日からは通常通りの営業となり休みらしい休みもなく家族サービスも出来ず、家族からは白い目で見られています。因果?な仕事です。このブログも昨年7月6日から始めておおよそ1年半、毎月平均25本書いています。これもメンバーの皆様に速報性のある情報をいち早くお届けしようという思いで毎日情報発信しています。
お陰で来場のメンバーの皆様から「いつも総支配人のブログをみてますよ。」「ブログを毎日楽しみにしてます。ネタ探しも大変でしょう。頑張ってください。」という声をかけられます。1年も続ければ良いかと軽い気持で書き始めましたが、こうした励ましの声をかけられますと中途半端に止められないなあと自戒しています。
来年も気を引き締めてスタッフとともにより良いゴルフクラブ作りに尽力してまいりますので、奈良柳生カントリークラブへのご指導、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
毎月、1日付けで発行している「事務局だより」の24年1月1日号を昨日、会員の皆様に送付し無事年内発行することができました。新年号の冒頭文の季節の挨拶は「新年明けましておめでとうございます」と本来は書くべきところですが、3月11日の未曾有の大災害「東日本大震災」があっただけに素直に「明けましておめでとうございます」と書けませんでした。
聞くところによると、多くの方が年賀状を出していいのかどうか、また出すとしたらどういう文面で出せばいいのかと悩む方も多かったとメディアで報道されていました。日本人らしい気遣い、心遣いといえますが、年賀状という1枚の媒体で互いの消息を確認、伝え合う日本の古き良き伝統ですからためらうことなく年賀状を出し、新年の挨拶をきっちりと行い、形式的な年賀でなく今までよりもさらに深いコミュニケーションをとるようにすれば良いのではないかなと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
いよいよ暮れも押し迫って参りました。ゴルフ場も迎春準備に余念ありません。クラブハウス玄関前の門松の飾り付けが終わりましたが新年を迎えるにあたり大掃除をはじめ、鏡もちや樽酒の手配など毎年のことながらバタバタと慌しい日が続いています。正月用のお飾りに欠かせない松竹梅の盆栽が仕上がってきました。コーススタッフの労作です。(写真)
五葉松、梅、竹(笹)、南天、福寿草、苔、寒水砂、盆景用の鶴、亀などを使って盆栽に仕立て上げています。古くから生命力の強い木や花を見ることにより、その力を自分の体に取り込むという縁起物。冬でも枯れずに青々と茂る松は門松として利用されており、神(客)を待つの意とともにやせ地でも風雨にも耐えることから長寿の象徴でもあります。竹は成長が早く雪にも折れないことから健康、出世、繁栄につながるといわれ、梅は雪の中でも花をつけるということで生気、華やかさを表わしています。この「松竹梅」がめでたいものの象徴となっているそうです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
いよいよ今年も余すところ5日で正月です。当クラブでも迎春準備にかかっています。コーススタッフの手による門松の飾り付けをクラブハウス玄関前に本日、設置しました。
門松の由来を調べてみると、正月、家々に歳神(としがみ)を迎えるにあたり、下界に降りてくるときの目標物として門松を玄関に飾りつけるのだそうです。門松は「松飾り」、「飾り松」、「立て松」ともいわれています。私どもにとっての歳神はご来場のお客様ですので、新年にはスタッフ一同しっかりとお迎えしようと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
ここ2、3日テレビやラジオの天気予報に振り回されています。「週末はこの冬一番の大寒波が襲い近畿でも日本海側は大雪となり中部、南部の山間地では積雪30センチ」などの報道に昨日、今日のエントリーはキャンセルが相次ぎました。昨日の天気予報でも夜から翌日の未明にかけて平野部でも雪が降るとのことだったので、昨夜は会社の四駆の軽自動車で帰りました。今日未明の通勤路をポンコツの軽自動車で来ましたが、道路の凍結も積雪もなくホッとしました。
本日は今年最後のクラブ競技「親睦競技会」開催。朝早くから電話で「雪は大丈夫?」という問い合わせが数多くあり「雪も霜もなくグリーンは青々としています」の応答に対し皆様一様に拍子抜けした様子。それほど天気予報の影響力は大きいということでしょうか。
雨予報もそうですが、寒波による降雪、積雪予報は奈良県の広い範囲で起り得る可能性を予報として発表しているため、それがさも奈良県全体にそうした気象が発生すると聞き手は受け取り勝ちです。奈良県北部といっても福住、針周辺の降雪地帯を含んでいますし、奈良県全体でいえば大台ケ原、大峰山や十津川村といった山岳地帯に雪が降るのも珍しくない地域も奈良県南部なのですから・・・・・。これからの季節、天気予報の降雪、積雪情報に悩まされます。写真は本日午前7時半頃の写真。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
今年5番、8番、15番の3ホールのレディースティー(赤マーク)を新しく新設し7月3日より使用開始しています。新しく新設したレディースティーのコースレート査定を関西ゴルフ連盟に申請しましたが、このほど新コースレート数値の通知がありました。レディースティーの新設移動に伴うシニアのゴールドティーのコースレートも査定申請し併せて通知がありました。
<JGAコースレート数値>
Gold Tee (5870ヤード) 男子レート:68・3 女子レート:72・5
Red Tee(5570ヤード) 男子レート:67・1 女子レート:71・0
コースレートとはコースの難易度を数値に表したもので、距離の長さやハザード、地形、高低差、グリーンの形状など、様々な項目を考慮し数値化しています。通常、設定されたパーよりもコースレートの方が大きければ難易度が高く、小さければ難易度は低いとされています。日本ゴルフ協会の査定基準によると
ハンディキャップ0のいわゆるスクラッチプレーヤーが10回ラウンドした場合の平均スコアに近いものを想定してコースレートが決定されています。
詳細はこちらから
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
7番ホールの池で優雅な姿を見せている、つがいの白鳥は平成20年1月に友好クラブの飛鳥カンツリー倶楽部から譲り受けたものです。すでに3年近く経過し雛(ひな)がいつ誕生するか楽しみにしていますが、今年3月に卵は産んだものの残念ながら雛に返りませんでした。飛鳥CCのコーススタッフによると初産?の場合は無精子卵が多いとのことです。カラスや狐や蛇などが卵を狙ってきますので親鳥は片時も離れず孵化させるべく健気に卵を抱いていましたが雛の誕生はなりませんでした。来年2、3月頃にまた卵を産みそうな雰囲気です。来年こそ雛の誕生を見たいものです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
今日の新聞各紙を広げると関西電力の「本日からの節電にご協力をお願いいたします。」という全面広告が掲載されており、否応なく目に付きます。期間は本日12月19日から来年3月23日までで、前年同月の使用最大電力の値を基準として10%の節電を要請されています。とくに平日の9時から21時までの時間帯の協力を呼びかけています。
当クラブでも節電に関しては経費節減の一環として常日頃から無駄な照明はしない、空調も温度設定には常に気をつけるなどお客様に迷惑のかからない範囲で実施しています。したがって関西電力の節電要請が今日からといわれてもこれ以上節電できるものはありませんが・・・・・。
関西電力の節電協力の全面広告を見ていると、暖房機器では室温20℃を目安にすると7%の削減ができるとのこと。不要な照明をできるだけ消灯することで4%削減など具体的な節電効果が記されていますが、いずれも一般家庭を対象とした告知広告であるため、あまり参考になりません。今、実施している節電以外に何があるか見直して行きたいと思いますが、ヒートポンプによる風呂の湯温を下げるわけにいきませんし・・・・・。
※写真はチェックイン後、精算時までは消灯しているフロントロビー
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
本日はグランドマンスリー競技(A・Bクラス)が行われました。ご存知のようにこの競技の出場資格は毎月行われているマンスリー競技の優勝者に限られています。マンスリー競技の勝者を集めて行われたグランドマンスリーの優勝者はAクラスが南憲司さん、Bクラスは吉瀬正弘さんでした。
Aクラスは1ストロークを争う熱戦が繰り広げられました。前半9ホールで川村常雄さん(HD7)が39の好スコアで圧勝かと思われましたが、インに入りミスを連発し44と崩れネット75でホールアウト。同組での南さん(HD1)は前半39、インに入っても手堅く36、ネット74で見事逆転優勝を飾りました。南さんは今年度のスクラッチ選手権、理事長杯、キャプテン杯、クラブ選手権の年間グランドスラムに加えてグランドマンスリーも獲得し年間五冠の完全制覇を達成しました。2位には加藤研士さん(HD4)が75で、3位には多田正宏さん(HD5)が入りました。
Bクラスは吉瀬さん(HD25)が前半(イン)46と好調なプレーで後半(アウト)も50にまとめネット71で2位の黒田訓司さん(HD16)に2ストロークの差をつけて優勝しました。2位・黒田さん、3位に薮本雄一さん(HD18)がネット75で入りました。
※写真は右からBクラス優勝の吉瀬さん、5冠達成の南さん、川村競技委員
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
奈良県ゴルフ場支配人会に奈良県警察本部生活安全企画課(防犯抑止対策室)より「キャッシュカード等のスキミングに注意!」との注意書が配付されてきました。本ブログでも何度か取り上げています貴重品ロッカーからなんらかの方法で開錠し財布などの中からキャッシュカード(やクレジットカード)を抜き出しスキミング(コピー)したカードを使い預金口座から現金を引き出すという犯行の防犯対策に関する通達です。
通達書によると県内に居住の方が金融機関の預金口座から知らぬ間に現金が引き出された(既遂)あるいは引き出されなかった(未遂)という事案が数件あったとのこと。
現金が引き出された既遂は、貴重品ロッカーの暗証番号とキャッシュカードの暗証番号が同じであったこと。未遂で現金が引き出されなかった場合は暗証番号が違っていたとのことでした。
警察では貴重品ロッカーに預け入れた後、暗証番号を入力する場合は、キャッシュカード等の暗証番号と同じにしないことが被害防止のポイントと指導しています。なお貴重品ロッカー荒らしの手口等については本ブログ11月16日に詳細を記載していますので、参照にしてください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
11月の理事会で報告しました練習バンカー周辺の改修工事及びそれに伴う排水工事に着手しました。まず練習バンカー、隣接練習グリーンの道路側の芝のランナー侵出を縁石で留める作業から工事にかかりました。(11月30日ブログ参照)この工事はほぼ完了し、続いて東側練習グリーンの下を通る排水管の目詰まりによる排水不良の改修工事に取り掛かりました。練習グリーンの下に排水管が敷設されているので掘り返すことができないため、新たに道側に新排水管を通すことにし、この工事に着手しました。(写真)
新排水管の敷設工事が完了しますと、練習バンカーのアゴ部分を削り、上部にグリーンに模したフラットな面を設(しつら)え、バンカーショットの狙い所が見えるように改造して行くとともに、砂部分の排水不良を併せて改修して行きます。工事は1月末には完了する計画です。工事期間中、プレーヤーの皆様にはご迷惑をお掛けしますがご了承ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
会員の皆様にお渡ししています会員手帳(バインダー式)の来年度の差し替え分が出来上がりました。本日、発送いたしますのでご確認ください。このバインダー手帳には来年度のクラブ競技日程のほか会員名簿も掲載しております。会員名簿は11月15日現在の在籍会員を掲載しておりますので、それ以降に名義変更入会された方は未掲載となっておりますのでご了承ください。
なお差し替え分が2、3日中にお手元に届いてない場合は事務局までご連絡ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
昨日13日、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は来季のツアー日程を発表しました。試合数は2増1減で35試合と1試合増えました。男子ツアーは増減ナシの25試合ですから人気は女子ツアーに軍配が上がりますが、賞金総額は女子ツアー29億5900万円に対し男子ツアーは30億円強と女子ツアーを上回っています。賞金総額が比較的安く、しかもテレビなどビジュアル的にも華やかな女子プロトーナメントの方が人気が高いためスポンサーもつき易いのかもしれません。
来季は男子ツアーより1ヵ月早い3月2日~4日に行われる「ダイキンオーキッド」(琉球GC)で開幕し11月22日~25日の「LPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ」が最終戦となります。
関西で観戦できるトーナメントは「スタジオアリス」(4月6日~8日・花屋敷GC吉川)、「サントリーレディース」(6月7日~10日・六甲国際GC)、「日本女子プロ選手権・コニカミノルタ杯」(9月6日~9日・タラオCC)、「マスターズレディース」(10月19日~21日・マスターズGC)の4試合です。
男子ツアーが石川遼の人気に偏り過ぎているのに比べ、女子ツアーは横峯さくら、有村智恵、上田桃子、佐伯三貴、諸見里しのぶ、金田久美子、笠りつ子などの人気選手が多くテレビ中継の視聴率も高い。ただ男女ツアーとも韓国選手の強さが際立っており、韓国選手が独走すると興味が半減するのかテレビの視聴率も減少するといわれてます。
石川の人気に頼りすぎてる男子ツアーですが、池田勇太や薗田俊輔、さらにはアマチュアながらツアー制覇した松山英樹など若手実力者がいるだけに、彼らが上位で優勝争いすればトーナメントは盛り上がり、男子ツアーの人気を高めることになります。彼らには大いに頑張ってもらいたいものです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
日本ゴルフツアー機構(JGTO)は来年度のツアー日程を発表しました。試合は今季と同じ25試合で新規開催、中止もありません。唯一、話題性があるのが日本オープンが初めて沖縄県で開催されます。会場は那覇ゴルフ倶楽部で10月11日~14日に行われます。
開幕戦は今年と同じ「東建ホームメイトカップ」(東建多度CC名古屋)で4月12日から始まり、「日本シリーズJTカップ」(東京よみうり)が最終戦(11月29日~12月2日)となります。
関西地区で開催されるツアーは「つるやオープン」(4月19日~22日、山の原GC)、「関西オープン」(8月16日~19日、泉ケ丘CC)、「パナソニックオープン」(9月20日~23日、東広野GC)、「マイナビABC」(10月25日~28日、ABC)の4大会です。
賞金総額は今年と同じ約33億円超になる見通し。東日本大震災の義援金として来季も賞金の6%を充てることになっています。
なお奈良県プロゴルフ会(前田新作会長)が手弁当で地元に密着したトーナメントをということで毎年「奈良県オープン」を開催していますが、今年も6月半ばに開催するべく前田会長をはじめ村岸充雄副会長ら同会役員が会場選定やスポンサー各社に協力依頼に奔走しています。地元ファンのためにも無事開催できるよう、応援したいと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
来年1月から新しく改正されたルールが施行されます。もともとゴルフのルールはわずか13条で成文化されたと物の本に書いています。ゴルフゲームの基本は「ボールはあるがままにてプレーせよ」です。ショットしたボールがいかなる箇所に行ってもそのままプレーすればルールを発動させる必要はありません。そこに打った自分が悪いのだから自己責任において、いかなる状況下であってもプレーしさえすれば何の問題も発生しないはず。
ところが公正公平の理念とやらでプレーヤーの責任でない過酷な条件下、即ち境界を示す杭、ネットなどコース側が設置した、いわゆる人工構築物などに接する所に転がり込んだボールや、池や川にボールを入れプレーが続行できないなどについて、救済を求めることは正当な権利としてルールで救済処置が加えられてきました。こうしたルールの改正に次ぐ改正で、本則だけで34条100を超える項目が積み重ねられ、さらに付属規則まで追記されてきました。
ゴルフゲームを公正に行うためには今後も想像できないようなトラブルが発生し、その問題解決のためにルール裁定が行われ、改正されて行くだろうと思います。あるゴルフ書物に「ルールが詳細になればなるほど、ルールの欠陥をついてインチキを行う悪しき族(やから)がいるから、ルールはさらに微細にわたって遺漏なきを期すことになる。こんなイタチごっこの結果が、現今のルールだと思って間違いない」と断じています。
ティーショットすればグリーンに上がるまではノータッチ、あるがままの状態でプレーする。OBや池に入れたりのプレー続行不可能な場合を除いて、過酷な条件下に行ったボールでも打った自分が悪いのだと救済に頼らずプレーを続行する。これを肝に銘じてプレーしていただければルールにまつわるトラブルは減少すると思うのですが・・・・・。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
今朝は寒かったですね。ゴルフ場へ来る道中に見える畑は一面霜で真っ白でした。当然、ゴルフ場も雪かと見紛うほどの白い霜がコース全体を覆っていました。今朝の気温は0度と今冬一番の寒さでした。(写真上は午前7時に撮影)
霜が下りた日は風がなく日中は晴れると言われる通り、快晴の好天気に恵まれました。(写真下は午前10時に撮影)と思っていたら午後からは通り雨が降ったりやんだり、晴れ間が見えたりおかしな天気でした。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
週末ごとに雨にたたられていましたが、明日、明後日と天気予報は久しぶりに晴れ予報。明日土曜日の深夜からは満月が地球の影に隠れる「皆既月食」が観測できます。南の空に輝く満月がジワジワと欠け始め月が完全に消えた皆既が50余分観測できます。午後10時前から始まる幻想的な天体ショーが明日バッチリ楽しめます。
ネオン煌(きら)びやかな都心に住む私たちにとって、星の観測はネオンの輝きに邪魔されて見づらいですが、夜空高く煌々と照らす満月は、雨さえ降らなければどこにいても見ることができます。
今回の「皆既月食」の一部始終が観測できる"天体ショー"は全国どこでも見られるそうです。天体ショーの"開演"は午後9時45分頃に月が欠け始め午後11時5分に月が完全に隠れてしまいます。約53分間の皆既月食が観測できます。元の満月に戻る"終演"は11日の午前1時18分だそうです。
この皆既月食は都心からでも楽しめますが、ゴルフ場のある山間部で見る皆既月食はひと味違う感動が味わえます。澄んだ夜空を彩る星の群れと、幻想的な月の皆既ショーは、まさに天体ショーに相応しい光景といえるでしょう。明日はゴルフ場に泊り込んで皆既月食をたっぷり楽しんでみようかなと思案しています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
昨日(12月7日)、日本気象協会がスギ花粉の飛散が来年2月中旬から始まるとの予測を発表しました。飛散量は中国・近畿・関東甲信地方はおおむね例年並みとの予測で、九州・四国はやや少なくなると発表しました。
花粉の飛散量は、前年の夏の気温と降水量に影響されるといいます。夏の気温が高く、降水量が少なければ多くなり、その逆だと少ないとのこと。
今夏(6月~7月)の気温が平年より高かったが8月は平年並みで、降水量も平年より多かったため、スギ花粉の飛散量はやや少なくなると予測しています。
いずれにしましてもこのスギ花粉によるアレルギーは現代病のひとつ。今まで何の症状もなかった人が突如発症します。発症するとくしゃみ、鼻水、涙目など日常生活に影響します。花粉症などのアレルギーは、症状が悪化すると薬が効きづらくなるそうです。花粉が飛散する前から医師に相談し処方箋にしたがって対策を講じておくようにしましょう。
軽いうちに薬を使い始めると、花粉の飛散量が多くなった時期でも症状をコントロールしやすく、そのシーズンの症状を軽くすることができるそうです。花粉の飛び始める2週間くらい前から症状を抑える薬(抗アレルギー薬)の使用を始める初期療法を勧めています。花粉によるアレルギーを持つ方は早めに医師にご相談を。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
阪奈道路、大宮通りの交差点の要所、要所に12月11日(日)に行われる「奈良マラソン」の交通規制のお知らせの看板が立てられています。いよいよ次の日曜日に鴻ノ池陸上競技場を午前9時にスタートし高天交差点から大宮通りを東大寺大仏前を通って天理方面へコースがとられています。
8時半頃から10時頃まで大宮通りから県庁東などが交通規制されます。このため第2阪奈道路の宝来ICを利用して大宮通りを通行される方は、8時半までに通行されるようにお願いします。また西名阪道の天理ICを利用される方は、天理街道(国道169号)が9時20分頃から通行規制されます。当日はいつもより早めのご来場をお願いしますとともに、同伴ゲストの方には交通規制があることをお伝えください。なお迂回路は次の通りです。
<迂回路>
●第2阪奈道路宝来IC→県庁東→国道369号利用の方
①8時30分までは通常通り走行できます。
②8時30分~10時頃までは二条大路南交差点から県庁東→焼門前まで東行は全面通行止規制になります。
※8時30分以降は第2阪奈道路中町ICから奈良国際GC前を経て学園前経由→ならやま通り→般若寺→国道369号へ迂回してください。
●西名阪道天理IC→紀寺→県庁東→国道369号利用の方
①9時20分までは通常通り走行できます。
②9時20分以降は全面通行規制となります。
※9時20分以降は名阪道路針IC→国道369号に迂回してください。
いずれにしてもスタート時間が10時~10時半の方が影響を受けられるますので、早い目に自宅を出られて規制がかかるまでに通過されることをお奨めします。なおお帰りの際は、ほとんど影響はないと思います。
少し早い目にゴルフ場に着いて、打球場でしっかり球を打ち、入念にパターの練習をしスタートまでの時間をコーヒーを飲んでプレーに臨まれてはいかがでしょう。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
4日の日本シリーズJTカップをもって男子ツアーも終了しました。最終戦に相応しいベテラン谷口徹と藤田寛之の息づまるような熱戦にゴルフトーナメントの醍醐味をたっぷり堪能しました。ともすれば石川遼や松山英樹といった若手に注目が集まりましたが、出場者最年長の43歳の谷口と42歳の藤田のいぶし銀のようなテクニックを駆使した終盤の熱戦は見事でした。
最終戦が終わり男子のシード選手が決まりました。賞金王は韓国のベ・サンムンが1億5107万円で獲得。2位に高山忠洋、3位に石川遼。以下71位(69位は除外)のキム・ソンユンまでが来季のシードを獲得しました。この70人のうち外国人選手25人がシードを獲得、逆に長年トッププレーヤーとして活躍してきた鈴木亨がシード落ちしたのは残念です。
男子ツアーを主管している日本ゴルフツアー機構(JGTO)では2011年度のツアーデータを発表。これによると平均ストローク1位は、キム・キョンテが69・65で2年連続。2位が賞金王のベ・サンムン69・86、3位が石川遼の70・09でした。パーキープ率1位もキム・キョンテで87・9、2位が藤田寛之の86・72、3位に谷口徹86・01が続いています。
ドライビングディスタンスではK・バーンズの299・16、そして諸藤将次の298・93が2位、小林正則が296・84で3位に入っています。ちなみに石川遼は290・78で9位でした。平均パット数ランキングでは石川遼が1・707で1位、2位にキム・キョンテが1・723、3位に津曲泰弦が1・729で入っています。
今シーズンは河合博大や河野晃一郎の感動の初優勝や松山英樹のアマチュア優勝など大いに盛り上がりました。来季も熱い戦いと感動的なシーンが数多く見られるように期待したいものです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
ゴルフ場事業者(経営者)の団体である社団法人・日本ゴルフ場事業協会(NGK)から「平成23年度版ゴルフ場利用税の課税状況からみたゴルフ場数・利用者等」という冊子が届きました。このデータは、都道府県並びに総務省自治税務局都道府県税課の協力を得てまとめられており、日本のゴルフ場数、利用者数などゴルフ場利用税の納入状況を基にデータ化されているので最も正確で信頼できる数字だといえます。
関西ゴルフ連盟(KGU)などでも来場者状況をデータ化していますが、KGU加盟の235コースの来場者(利用者)に限られているため、非加盟やパブリックのゴルフ場のデータが反映されていませんし、関西地方に限定されているため、日本のゴルフ界の現状を把握・理解するためにはNGKの発行するこのデータが最も確かなようです。
日本の47都道府県のゴルフ場利用税の納入状況によるゴルフ場入場者数等で見るとわが国のゴルファーの動向、傾向がよく判ります。データに基づき平成18年度(いずれも4月~3月)から平成22年度までのデータを紹介すると、
平成18年度:ゴルフ場数2442 総入場者数88,235千人(課税入場者81,028千人、非課税入場者7,207千人)
平成19年度:ゴルフ場数2442 総入場者数89,020千人(課税入場者80,908千人、非課税入場者8,112千人)
平成20年度:ゴルフ場数2442 総入場者数90,786千人(課税入場者81,758千人、非課税入場者9,029千人)
平成21年度:ゴルフ場数2445 総入場者数91,642千人(課税入場者81,641千人、非課税入場者10,001千人)
平成22年度:ゴルフ場数2432 総入場者数88,061千人(課税入場者77,578千人、非課税入場者10,483千人)
5年間の推移をみれば平成21年の総入場者91,642千人が最も多く、平成22年度の88,061千人が最も少ない。ただし平成21年度の総入場者数のうち非課税入場者(多くは70歳以上)が10,001千人と増加したことが大きく起因しています。
一方、平成22年度は総入場者数が前年に比べて大きく減少したものの、非課税入場者数が10,483千人と増加しています。これは70歳以上のゴルファーの利用が増えたものの、担税能力のあるいわゆる現役世代のゴルファーの利用が減少してきてることを示しています。ゴルフブームを支えてきた団塊の世代がゴルフ市場からリタイアを始める2015年に向けて減少し続けていくのではないかと、このデータを見て危惧しています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
関西電力から「今冬における節電のお願い」がありました。ご存知のように同社は定期検査中の原子力発電所(原発)が再稼動できない現状に加えて、稼働中の原発が順次定期検査のため停止した場合、非常に厳しい需給状況になるとのことで、今冬12月19日~3月23日の平日の節電を要請するというものです。
当クラブでは今夏の節電要請以前から経費節減のため不必要な照明や空調の温度設定など節電に努めてきましたので、あえて今冬という期間を設けて特別に節電する意識はなく常時節電が当然のこととして対応しています。
関電からいただいた電気の使用実績を見ても明らかです。節電を始めた7月~10月までの4ヶ月間を平成23年と22年の数字で見てみると、いかに節電に努めているかが一目瞭然です。
●23年7月のデマンド(D)451kW(前年457kW)、使用電力量147839kWh(前年152798kWh) ●8月のD468(同482)、電力量159296(同171706) ●9月のD444(同459)、電力量123959(同142454) ●10月のD293(同323)、電力量100677(同111490)と節電効果が出ています。
しかしながら使用電力を節電している割には電気料金が比例して下がっているかというと、思ったほど下がっていません。こちらは原油や天然ガスなどの高騰で電気料金に反映するとの理由で電気料金は、ほんのわずか下がった程度でなんとも割り切れない気持です。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇