運営委員会、理事会でも報告されたシーズンオフの改修工事は練習バンカーの改修・改造と周辺の排水工事などを施工して行きます。事務局だよりの理事会資料の図面ではモノクロコピーのため少々見づらく判りにくかったと思います。ご容赦ください。
練習バンカーのアゴ部分を削り取りバンカーの上部をフラットなグリーンに見立てて、カップを切りピンを立てることにより、それをターゲットにバンカーショットの練習ができるようにします。またこの練習バンカーは排水が悪く、強い雨が降り続けると水が浮いてしまうため透水性をよくする排水工事に着手します。
バンカーと練習グリーンの間に排水溝(写真中)がありますが、この会所から練習グリーンの下に排水管が通っており、目詰まりしています。しかしながらグリーンの下を通っているため、グリーンを掘り起こして工事することができません。強雨、豪雨の激しい雨が降ったときには打球場の方から流れてくる雨水が排水溝から溢れてアスファルト道を伝ってバッグ置き場周辺まで水浸しになることが再三あります。
このため練習バンカーの改修工事を機に排水溝、排水管の移設工事を同時に行うことに決めました。排水管はアスファルト道沿いに移設し、枯葉などによる目詰まりを起こした場合でも簡単に掘り起こせる箇所に通すようにします。さらにアスファルト道に芝のランナーが延びてきて見苦しくなってきているため、ピンコロ石を連ねて縁石で芝のランナーが道側に延びてこないようにします。すでに写真下のようにアスファルト道の縁石を敷設工事に着手しています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇