今日11月1日から1ヶ月間、ゴルフ場で働く従業員の労働災害の発生防止のための「ゴルフ場安全月間」が始まりました。ゴルフ場で従事する者の労働災害は意外と思われるかもしれませんが他業種に比べて発生率が高くなっています。
ゴルフ場での労災事故の多くはキャディ部門とコース管理部門に集中しています。とくに高齢者が多くなっているせいか、滑った、転んだの行動災害が多く全体の7割を占めています。東近畿地区支配人会の労務委員会のまとめによると、今年1月~9月30日までの労災事故は76件の発生で1クラブ平均の発生件数は0・59件と前年に比べて僅かに増えています。
とくに奈良地区のキャディ部門の労災事故発生率が高く、また昨年は奈良地区のコース管理従事者の死亡事故が2件発生するなどしたため「安全意識の高揚」を徹底したいと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇