この夏の電力不足に対応するため日本全国で会社はもちろん各家庭でも節電に協力し、電力の供給力不足による停電が回避できたのは何よりでした。
当クラブでも不要な照明をこまめに消したり、お客様の利用されない場所はエアコンを停めたり設定温度を27度にしたり節電に努めました。このほど関西電力奈良営業所に当クラブの8月の節電効果のデータを求めたところ、資料を提供してくれました。
これによると、昨年8月の使用電力量は171,706kwhで、今年8月は159,296kwhでしたので△12,410kwh節電できました。この節電による電気料金は40,947円少なく済みました。
電気使用量が8%弱減っているのに、電気料金がわずか1・7%とは?なぜなのか説明を求めたところ、当クラブは「業務用契約」で、原油の値上がりやLNG、石炭などの燃料価格が値上がれば全て電気料金に反映される仕組みとなっているとのこと。したがって電気使用量と電気料金が比例しているわけではないとのことでした。
照明をこまめに消したり、エアコンを停めたり高めに設定したり苦労した割には1ヶ月の節電の果実が40,000円とはいささか悔しい気がしますが、今後も無駄な電力消費は慎むよう努力して行きたいと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇