日本ゴルフツアー機構(JGTO)のクォリファイングトーナメントのファーストステージが8月25日、無事終了し35名の選手がセカンドステージに進出したことは本欄ですでにお知らせしましたが、QTファーストの全選手のスコアデータを基に奈良柳生CCのホール難易度をまとめました。
3日間のラウンド人数は延べ401名。イーグル獲得数は6(アウト2、イン4)、バーディ奪取数は740(アウト346、イン394)でした。バーディが最も多かったホールは11番ホールの101、2番目に多いのが2番ホールの58、そして12番ホールの53、次いで8番・18番ホールの各52がバーディ率の高いベスト5でした。
3日間の成績ではトップが-12の240と好スコアでしたが、最下位のスコアは+55の271で全出場選手の平均スコアは77・214が示す通り全ホール、オーバーパーでした。
全ホールの難易度は、難しい方から紹介します。( )内はスコア。
①16H(3・43) ②9H(4・39) ③10H(4・37) ④15H(4・36)
⑤17H(4・36) ⑥4H(3・35) ⑦3H・6H(4・33) ⑨14H(3・33)
⑩18H(5・3) ⑪7H(3・29) ⑫2H(5・27) ⑬1H(4・25) ⑭5H(4・23) ⑮12H(5・27) ⑯8H(5・2) ⑰13H(4・16) ⑱11H(5・03)
ちなみに昨年のQTセカンド(4日間)と比べると全出場選手の平均スコアが74・345で最もイーグル(5)とバーディ(106)が多かった11番ホールだけは4・92とアンダーパーでした。3日間のファーストと4日間のセカンドを同一に比べることはできませんが、ファーストを勝ち抜いてきたセカンドステージの方がかなりレベルが高いことが判ります。当然といえば当然ですが。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇