7月23日の本欄で紹介した日本ゴルフツアー機構(JGTO)のQTファーストステージ(8月23日~25日)に出場する選手用にコースの詳細データを盛り込んだヤーデージブックを作成していることをお伝えしました。このほど正式に奈良柳生カントリークラブの公式ヤーデージブックが出来上がりました。
宮里藍や宮里聖志、優作兄弟の専属キャディをした経験もあるジョー・エドワーズさんが日の出から日没まで3日間、各ホールを走り回り詳細データを記録して纏め上げました。
トッププロの専属キャディはトーナメントの週始めにコース会場に乗り込み、コースの距離やグリーンの特徴などのデータを詳細に取材して自分用のヤーデージブックを制作し本番のトーナメントに臨みます。ティーショットの落としどころやピンの狙いどころをプロにヤーデージブックを見せながらアドバイスするのがプロのキャディです。
この詳細データ作りの腕を買われて現在は、JGTOのトーナメントコースの公式ヤーデージブック制作に専念されているJ・エドワーズさん。プロのキャディが制作したヤーデージブック、なるほどこうしたデータを見ながらプロはコース攻略しているのかということがよく判ります。
本来、プロの選手用のヤーデージブックですが、当クラブのメンバーに限り購入を希望される場合は、1冊2000円でお譲りします。ただし数に限りがありますので、売り切れの節はご容赦ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇、