昨年の奈良は、平城遷都1300年祭のビッグイベントで全国各地から多くの観光客が奈良を訪れました。今年はその反動もあってか、観光客が激減しているみたいです。そのため奈良県、奈良市をはじめ商工会議所、観光協会など奈良への観光客誘致に夏の伝統行事のPRに努めています。
夏休みももうすぐ、家族ずれのプランを計画されている方も多いでしょう。奈良柳生CCでプレーした後、家族と夕方合流し古都・奈良の夜を彩る「夏の伝統行事」を巡るというプランはいかがでしょう。
「ライトアッププロムナード・なら2011」(7月16日~9月25日 19時~22時)
東大寺、奈良国立博物館・なら仏像館、春日大社一の鳥居、浮見堂、興福寺五重塔、猿沢池、平城宮跡朱雀門、薬師寺など9ヶ所をライトアップで演出されます。
「なら燈花会」(8月5日~14日 19時~21時45分)
世界遺産に囲まれた水面に映えるろうそくの灯りと五重塔が美しい猿沢池など2万本以上のろうそくが美しい灯りを咲かせます。
「奈良大文字送り火」(8月15日 18時50分~)
飛火野会場で慰霊祭が行われ、20時に高円山に点火されます。宇宙を意味するという「大」の字は日本最大級の大きさです。
「東大寺万灯供養会」(8月15日 19時~22時)
大仏様に燈火をお供えして諸霊の供養を祈る万燈供養会。大仏殿へと続く石畳に整然と並べられた約2500の燈籠が幻想的です。ふだん大仏殿の中からしか拝見できない大仏様のお顔を中門から拝むことができ、まさに感動的な光景です。
「春日大社中元万燈籠」(8月14日~15日 19時~21時30分)
800年前の昔から今に至るまで貴族や武士をはじめ一般の方々から奉納された3000基にも及ぶ燈籠に灯りが入ると、王朝絵巻を見るようだといわれてます。
幻想的な風景をつくる奈良の夏の夜の伝統行事。昼間とはまた趣きの違った古都・奈良を再発見することができます。昼間にゴルフを楽しんだ後に、夜の奈良の幽玄の世界に浸ってみてはいかがでしょう。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇