梅雨明けと同時に連日、猛暑が襲い電力会社の節電要請もあり、過度なエアコン停止は熱中症を発症する危険性があるとテレビニュースなどでは熱中症対策を呼びかけています。とくに夏のゴルフに限らず屋外で行うスポーツは炎天下で長時間いるだけに暑さ対策には万全を期してください。
熱中症の症状について新聞に掲載されていた記事を掻い摘んで紹介します。
1)強い日差しを浴び続け「立ちくらみ」や「めまい」を起こした場合は、軽度の熱中症と判断して木陰や日陰に入って休んでください。
2)体が急にだるくなり「吐き気」や「頭痛」がひどくなってきた場合は、勇気をもってプレーを中断してクラブハウスやコース売店など冷房の効いた部屋で横になり体を休めてください。
3)フラフラして「真っ直ぐ歩けない」「けいれん」したり「意識がない」などの症状が出た場合は即刻中止し、救急車を呼んでください。
熱中症は高齢者に多いと錯覚している方がいますが、高校球児が熱中症で倒れて試合ができずコールドゲームになった例もあるように年齢は関係ありません。むしろ「若いから大丈夫」と思われている方ほど無理をして発症することがありますので過信しないように。
熱中症の予防で肝心なのは水分補給と塩分補給です。スタート前には必ずスポーツドリンクなど持参してください。大量に汗をかきますので、これを補給するためにスポーツドリンクなどで水分をしっかりとってください。同じ水分でも途中のコース売店やハーフ休憩のビールやアルコールは我慢しましょう。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇