梅雨明け間近、すでに晴れの日などは30度を超す猛暑日となるなど暑い夏到来です。冷たい水や飲み物を飲みすぎて食欲も減退するのがこの時期です。夏バテ防止にどうのような食べ物を召し上がっているかというアンケートが新聞で紹介されていました。
夏バテ防止にここ一番、奮発して食べる鰻(うなぎ)が圧倒的に多いようです。「土用の丑の日」は私も必ず鰻重か鰻丼を食べています。当クラブのレストランでも夏に入り鰻重やおひつまむしのオーダーが多くなってきました。鰻は栄養豊富でビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンDにDHA、EPAなど成人病予防に欠かせない栄養素が含まれているそうです。ちなみに今年の土用の丑は7月21日と8月2日です。
暑い夏こそ辛い物、熱い物をしっかり食べて汗をかくのも夏バテ防止の一策。カレー、坦々麺、餃子などリーズナブルで昼食にはピッタリです。暑いときこそ大汗をかくことが健康の秘訣かもしれません。
一方、日本人の昔ながらの夏バテ防止として好まれてきたのは納豆やオクラ、山芋、ゴーヤ、ズッキーニなどの野菜が疲労回復に最適の食物です。野菜では物足りないという健康な人はやっぱり肉でしょう。それもみんなで囲みながら食べる焼肉、バーベキューは一番のスタミナ料理です。
夏バテ防止といえども鰻を食べたから即、元気になるという訳にはいきません。やはり暴飲暴食を避け、睡眠をしっかりとり、3食の食事をきちんととる規則正しい生活をすることが夏を乗り切る秘訣です。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇