16番ショートホールのグリーン手前の池に花しょうぶがきれいに咲いてます。花の名に疎い私は、この花が花しょうぶなのかあやめか、はたまたカキツバタなのか判りません。
「いずれがあやめかカキツバタ」などとよくいわれますが、これは優劣がつけにくい美しさを表現するときに使われてるように、見た目に判りにくいことを言い表しているようです。花しょうぶ、あやめ、カキツバタが池や沼地に咲いている花を見ると全て花しょうぶと私は答えていました。
そこで今回、しっかり見分け方を調べてみました。
<花しょうぶ>生育場所は、湿地または乾地で花色は紫、白、絞り覆輪など。花の特徴は全て花弁の元に黄色い目型模様があり、葉の中央に主脈が表に1本、裏に2本はっきりと出ているそうです。
<あやめ>生育場所は湿地でなく乾地だそうです。花色は紫まれに白があるそうです。花の特徴は花弁の元に網目状の模様がある。この花弁から綾目とも書くそうです。葉の主脈はほとんど目立たないとのこと。
<カキツバタ>生育場所は湿地や浅水地。花色は青紫、紫、白などで花の特徴は花弁の元に白い目型模様があるそうです。葉の主脈は目立たない。
花しょうぶ、あやめ、カキツバタいずれも5月中旬から6月に開花します。
※写真は16番ホールの池の水辺に咲き始めた花しょうぶ。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇