現在のゴルフ界は、シニアゴルファーとレディースゴルファーでもっているとよくいわれます。とくに団塊の世代といわれている層が年々リタイアして行き、余裕のある時間を好きなゴルフで健康維持を図られています。
ところでゴルフでいうシニアとは何歳以上でしょう?ゴルフの場合、プロは50歳以上、アマチュア競技では55歳でシニアとなります。しかしながらゴルフ場に設置しているシニアティーを使用されるのはほとんどが70歳以上の人です。クラブとボールの道具が進化し飛距離がさほど落ちてないことも影響しているのでしょう。
若い現役世代の人と一緒に回っておられる60歳前半のシニアゴルファーも「最近飛ばなくなった」といいつつも内心はそんなに飛距離は落ちていないと思ってる人が案外多いようです。
7150ヤードと距離のある当クラブは飛ばし屋が絶対有利ですが、60歳以上のシニアがスクラッチ競技やクラブ選手権、理事長杯、キャプテン杯などのクラブ4大競技でも常に優勝争いに絡む好ゲームが展開されています。
「多少、距離を置いていかれてもアプローチ、パターでカバーします。上がってナンボです」と言い切る人もおられます。ゴルフにおけるシニアとは、やはりゴルフ場利用税が免除となる70歳以上のゴルファーが本来的なシニアゴルファーということになるのではないでしょうか。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇