グリーンの更新作業、コアリングをお知らせした通り、昨日から開始しました。このコアリングという作業はグリーンの管理において最も重要な作業といえます。この時期、気温より地温の方が高いため、1年の内で根が一番伸長します。このため根毛がより伸長しやすい土壌環境を作ってやるわけです。
今回のタインは8ミリで深さ90ミリのコアリングを行っています。コアリングすると当然、径8ミリの孔(穴)が開くわけで、これに目砂をグリーン全体に薄く入れ、スライシングして穴を塞いでいきます。当然プレーするプレーヤーからは若干のクレームも出ますが、元気な根を育て上げるための重要な作業であることをご理解ください。
<写真上>バーチドレンでコアリングしていく。
<写真中>径8ミリ×深さ90ミリのタインでコアを抜いていく。
<写真下>目砂をスライシングして完了。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇