支配人会ではゴルフ場で発生した盗難事故や従業員の労災事故、またプレーヤーの事故などが起った時に、事故の発生状況や対応、そして今後の対策に役立てるため、事故報告を各ゴルフ場支配人宛に回示しています。(ゴルフ場名や被害者名は匿名)
昨日、プレーヤーの事故報告が送られてきました。大阪のあるゴルフ場で、セカンドショットをウッドクラブで打ったところ、右前の木に当たりはね返った球がプレーヤーの右目上へ直撃したとのこと。
プレーヤーが打とうと思っていた方向より右に球が行ったため、右前の木に当たってはね返ったということらしい。
事故後、キャディがスタート室に連絡しクラブの車で病院へ搬送したとのことで、怪我の状況は不明です。林の中に打ち込み、球が前方の木の手前にあったりというトラブルに見舞われるケースがよくあります。
木々の間を狙う一か八かのギャンブルショットをする場合、私も経験がありますが、自分の打った球が木に当たりはね返ってくることがしばしばあります。プレーヤー自身に当たることもありますし、近くにいる同伴者に当たることもあります。トラブルショットにはプレーヤー本人はもとより同伴者、キャディも含めてくれぐれも気をつけるようお願いいたします。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇