当クラブのメンバー・菱田雅之さんは文楽人形細工師ですが、このほど大阪市中央区大手前の大阪歴史博物館2F(NHK横)で「菱田雅之 伝承の系譜」と称して文楽人形展を11月5日~7日までの3日間、開催されます。
菱田さんは日本の伝統芸能・人形浄瑠璃の文楽座付人形細工師・菱田宏治(由良宏)の子息で四世・大江巳之介の内弟子として入門し、1986年国立文楽劇場座付人形細工師となり、その後独立し文楽人形工房を開設し、日本国内はもちろん海外など広く人形展を開くなど活躍されています。
文楽は浄瑠璃語り、三味線弾き、人形遣いの三者で成り立ってますが、何よりも中心は人形そのもの。文楽人形の首(かしら)は人間と同じように髪型や化粧が変わると別人のようになるのと同様に、男(約30種類)、女(約10種類)、その他(約15種類)の首(かしら)があり、それぞれに年齢や身分や性格など人形が担う役によって類型化されているそうです。
師・大江巳之介、父・菱田宏治の作品を含む、本人から弟子たちへの伝承の技を披露する作品展とのこと。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょう。
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http://www.gasha.bizもしくはhttp://www.mus-his.city.osaka.jp/
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇