アーカイブ: 10月 2010

2010/10/31

14:21:46, 著者: 阪口 メール , 0 語, 2276 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

14フィートの高速グリーン

 男子プロトーナメントのマイナビABCチャンピオンシップが兵庫県のABCゴルフ倶楽部で開催され、本日最終日を迎えています。もうすぐ優勝者が決まると思います。それは差し置いて、注目するのはコースセッティングです。

 このABCのグリーンはマスターズのオーガスタ並みの高速グリーンに仕上げられているとのこと。日本ゴルフツアー機構の知り合いの競技担当者に聞いたところ、なんとグリーンの刈高は2ミリカットの14フィートの速さだとのこと。常識では考えられない高速グリーンで石川遼をはじめとするプロはしのぎをけずっています。

 こんな難しいグリーンでありながら初日、いとも簡単に9アンダーの63をI・J・ジャンがマーク。続く細川和彦も6アンダーとアンダーパーが続出するなど見事攻略しています。驚きです。

 この14フィートの高速グリーンをどうして作り上げているのか注目しています。日本のゴルフ場の多くはベントグリーンというとペンクロと呼ばれているペントグラスが広く普及しています。成長が旺盛で仕上がりが速く、病害にも強いということで急速に日本で普及しました。しかしながら低刈を強いると夏の高温時には根が弱り病害を発症しやすくなるなどの問題が出てきてます。

 常識を超える高速グリーンを可能にしているのは・・・・?このABCは、ニューベントといわれているA-1という品種のベントグラスです。このA-1は葉は繊細できわめて濃緑色でアップライト気味に生育するらしい。単位面積当たりの密度も高くペンクロに比べて約2倍の葉数を有し、低い刈り込みに耐えるとのこと。耐暑性も抜群とのこと。

 ベントグリーンの代名詞だったペンクロもここにきて、耐暑性や低刈に弱いなどの問題がでてきました。A-1をはじめCYⅡ、L93、ドミネント等々ニューベントへの切り替えのためのインターシードに着手するゴルフ場が増えつつあります。当クラブも今年傷めた6番グリーンにダブルオーセブンといわれる007と16番グリーンに962のニューベントの種を撒きインターシードのデータをとることにしました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

2010/10/30

14:40:10, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1579 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

グルームからの伝言

 A・H・グルームと聞いて、即答できる方は、ゴルフの歴史をよくご存知の方だ。グルーム氏は明治36年に六甲山に日本最古のゴルフ場・神戸ゴルフ倶楽部を創設された方です。

 神戸GCの高橋順男支配人の許可を得て11月1日に発行する当クラブの事務局だよりに「グルームからの伝言」を掲載させてもらってます。現在のゴルファーに欠けている思いやりやゴルファーとしての当然のエチケット、マナーを簡潔な言葉でプレーヤーに注意を促しています。

 このブログをはじめてから連日300名前後の方が見ていただいており、10月27日には遂に540名を超しました。当倶楽部のメンバーだけでなくいろいろな方がお読みいただいてるようです。そこで当クラブのメンバー以外の方にも「グルームの伝言」を掻い摘んでご紹介しようと思います。

 <グルームの伝言>
言い残し忘れたことがある。諸君、神戸ゴルフ倶楽部に、
これはいかん、あれはいかん、そういうべからず集はない。
考えれば、分かるだろう。先輩会員を見れば、分かるだろう。
分からなければ、聞けば良い。教えてもらって、笑えばよい。
ここは、みんなが心おきなく楽しむ大人の遊び場だ。

 いかがです。クラブとはかくありたいですね。さらにキャディについても、キャディはクラブを運ぶのが仕事であると断じ、

「ここ(神戸GC)はアップダウンがきつい。クラブを運ぶのは、キャディに手伝ってもらえばよろしい。初代キャディの留吉(伝説のプロ・宮本留吉)以来、ここのキャディはクラブ運びが専門だ」

「自分のボールは、自分の分身だ。行方が心配なボールほどよく見ておこう。人のボールもよく見よう。それが仲間同士のエチケットだ。ロストボールほどつまらぬものはない」
 
「わたしたちは留吉(キャディ)たちに、いちいち聞いたりなどしなかった。距離や傾斜を読むのも、プレーの内だ。うまく打てたら、自分の手柄。しくじったら、笑って悔しがればよい」

 グリーン上においてラインを読むのもプレーヤー、キャディにスライスかフックか下りか上りかなどしつこくアドバイスを求める人も多い。さる名門ゴルフ場などはプレーヤーがグリーンに上がれば、キャディはパターを渡すと、さっさと次のホールへ向かう準備をする。まさしくグルーム氏のいわれる通りです。グリーンのピッチマークを直すのもキャディではなく傷をつけたプレーヤーの責任で直す。バンカー跡もしかり。

 グルーム氏はこうもいってます。
「ゴルフはやむなくコースを傷つける。だから、ショット跡の始末は、ゴルファーに欠かせない約束事だ。ルールの前にエチケットあり。古来、それが、ゴルフというゲームだ」

 「グルームの伝言」からピックアップして紹介しましたが、さらに知りたい方は神戸GCに行き、小冊子をもらってください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇 

2010/10/29

16:54:59, 著者: 阪口 メール , 1 語, 1369 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 天気に関する話題

台風情報によるキャンセル続出に頭が痛い

 2日前からの台風14号が沖縄、奄美大島に接近するなどの台風情報がテレビニュースで流れ出してから、明日の土曜日のキャンセルが続出。当初45組あったエントリーが昨日、今日で23組に激減。来場者の前年比割れが続く状況で、この台風によるキャンセルは痛い。メンバーの皆さんのご協力を仰がなければならない。11月、12月開催予定のコンペやビジターのご紹介をお願いします。

 気象協会の台風情報によると、29日12時、日本の南にあって北東へ毎時20kmで進んでおり、中心気圧は960hp/s、中心付近の最大風速は35km/sとのこと。この台風は30日0時には四国沖付近に進み、30日12時には御前崎市の南約230km、31日には日本の東で温帯低気圧に変わるとのこと。

 どうやら近畿はもちろん東日本でも台風の上陸の可能性は少ないようです。テレビやラジオ、新聞などの台風情報でいかにも強い台風が日本に向かって襲来するとの報道でゴルフどころではないとキャンセルが続出しました。まだ台風の進路がどう変わるか判りませんが、このまま太平洋上を東に進めばまさしく「風評被害」です。

 なんとか台風が近畿に接近せずこのまま太平洋上を東に進んでくれることを願い、これ以上のキャンセルが出ないことを祈りたい気持ちです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2010/10/28

12:22:44, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1311 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

ビギナーを暖かく見守り育てよう

 ゴルフ人口を増やすためにゴルフ業界も様々な取り組みを行っていますが、なかなか実を結ばないというのが現状です。

 ゴルフは敷居が高いとよくいわれます。即ち「ボールに当たらない、飛ばない」という技術的な難しさに加えてルール・マナー・エチケットが堅苦しく、しかもお金がかかるなどビギナーからはこういった意見が多い。ゴルフはしたいが、一定のレベルに到達するまでに挫折、断念する人が多いのも事実です。

 最近、リタイアされた、あるいはリタイアが近い団塊の世代のメンバーとお話をすると「子育てを終えた女房にゴルフを教えて、老後を夫婦でゆっくりゴルフを楽しもうと考えているが、なかなか上達せず一緒に連れて行くのが嫌になってしまう」と突き放してしまう方もおられます。

 せっかくやる気になってる奥様もご主人と一緒にゴルフを楽しもうと始められたわけですから、ここは気長に根気よく暖かい気持ちで付き合ってあげることが肝要ではないかと思います。

 当クラブは、ご夫婦のメンバーが他のゴルフクラブに比べるとかなり多く、和やかにゴルフを一緒に楽しまれています。初心者の奥様もご主人の“保護者付き”ラウンドから徐々に独り立ちしてクラブ競技やメンバー枠にご主人と離れて参加されるまでに“成長”されています。

 ビギナーはボールが当たらない、曲がる、バンカーからボールが出ない、パットでいったりきたりなどバタバタして同伴者に迷惑をかけてしまうという理由でゴルフを断念する人もいます。

 同伴者さえ暖かく見守ってあげれば、バタバタのゴルフでもそれなりに面白いという方がほとんど。思うようなショットができず嫌な思いでゴルフに対して興味を失ってしまわないように、先輩ゴルファーは暖かい目で見守ってあげると同時に、最低限のルール、マナー、エチケットを易しく指導するようにしてあげていただければと思います。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

2010/10/26

16:27:04, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1415 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, 会員へのお知らせ

事務局だより11月号、本日脱稿

 奈良柳生カントリークラブではメンバーの皆様にクラブ運営に関する情報を公開するため平成9年3月から毎月1日付けで「事務局だより」を発行し来月11月1日号で153号を数えます。

 他クラブのように写真入りの立派な会報ではありませんが、エントリー状況、毎月の来場者数、運営委員会・理事会の議事録、競技記録などパソコンで作った簡易なものですが、中身はメンバーの皆様にお知らせすべき情報が満載です。何よりも評価していただいているのは毎月、毎月1日に定期発行を1ヶ月たりとも欠かさず発行してきたことです。

 事務局だよりの1ページ目に小職の巻頭言を10行~20行拙い文章で書いていますが、13年にわたってますのでその期間の台風直撃、猛暑、大雪などの気象情報、冬季を含めて6都市で行われたオリンピック、サッカーのワールドカップのことや、宮里藍、石川遼の鮮烈デビュー等々歳時記として貴重な記録となっています。

 本日、11月1日号の原稿を仕上げ脱稿しました。11月号はクラブ選手権、シニア選手権などの競技結果をはじめメンバーの皆様にお知らせすべき情報が満載です。

 とくにこの号では、日本最古のゴルフ場、ゴルフクラブである神戸ゴルフ倶楽部の高橋支配人から頂戴した同倶楽部の創設者A・H・グルーム氏からの伝言という小冊子が現在のゴルファーに欠けている思いやり、ゴルファーとしての当然のマナーなど簡潔な言葉で書かれており、これを当クラブの皆さんにぜひ読んでいただこうと思い、高橋支配人に掲載の了解をお願いしたところ、快く了承してもらい、早速事務局だよりに掲載させていただきました。

 11月号の事務局だよりは11月1日にはメンバーの皆様のお手元に届くと思いますので、ご覧ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2010/10/25

11:33:21, 著者: 阪口 メール , 10 語, 2197 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ

文楽人形展「菱田雅之 伝承の系譜」

 
当クラブのメンバー・菱田雅之さんは文楽人形細工師ですが、このほど大阪市中央区大手前の大阪歴史博物館2F(NHK横)で「菱田雅之 伝承の系譜」と称して文楽人形展を11月5日~7日までの3日間、開催されます。

 菱田さんは日本の伝統芸能・人形浄瑠璃の文楽座付人形細工師・菱田宏治(由良宏)の子息で四世・大江巳之介の内弟子として入門し、1986年国立文楽劇場座付人形細工師となり、その後独立し文楽人形工房を開設し、日本国内はもちろん海外など広く人形展を開くなど活躍されています。

 文楽は浄瑠璃語り、三味線弾き、人形遣いの三者で成り立ってますが、何よりも中心は人形そのもの。文楽人形の首(かしら)は人間と同じように髪型や化粧が変わると別人のようになるのと同様に、男(約30種類)、女(約10種類)、その他(約15種類)の首(かしら)があり、それぞれに年齢や身分や性格など人形が担う役によって類型化されているそうです。

 師・大江巳之介、父・菱田宏治の作品を含む、本人から弟子たちへの伝承の技を披露する作品展とのこと。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょう。

お問い合わせは
  http://www.gasha.bizもしくはhttp://www.mus-his.city.osaka.jp/
 
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

2010/10/24

14:48:06, 著者: 阪口 メール , 0 語, 2553 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, 会員へのお知らせ

クラブチャンピオンに今西敏彦さん、シニアは藤原安廣さん

平成22年度のクラブ選手権とシニア選手権の決勝戦が行われ、クラブチャンピオンに今西敏彦さんが、シニアチャンピオンに藤原安廣さんが輝きました。いずれも初の栄冠獲得でした。

 クラブ選手権はメダリストで過去2回クラブ選手権を制覇している村上英也さんと前年、惜しくも決勝で破れ雪辱を期す今西さんによる36ホール・マッチプレーで争われました。前半18ホールで3アップのリードで後半に入った今西さんでしたが、27ホールを終え、逆に1ダウンと形勢逆転。村上さんの2年ぶり3回目の優勝かと思われましたが、残り8ホールで再逆転し2-1で今西さんは見事、昨年の雪辱を果たし初の栄冠に輝きました(写真上)。ランナースアップは村上さんでした。

 シニア選手権は昨年の覇者・寺川陸三さんとシニア選手権初出場でメダリストの藤原さんとの27ホール・マッチプレーで争われました。2年連続シニアチャンピオンを目指す寺川さんと予選をメダリストで通過し、完全制覇を目指す藤原さんによる熱い戦いは、前半の18ホールでアプローチ、寄せが冴えた藤原さんが3アップのリード。最終9ホールに入っても絶妙のアプローチでアップを藤原さんは許さず4-3で見事、シニア選手権を制覇しました(写真上)。ランナースアップは寺川さんでした。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇 

2010/10/23

21:00:08, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1773 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, 営業情報

新企画レディースオープンを開催します

 当クラブはメンバーの紹介もしくは同伴でないとプレーしていただけませんが、毎週月曜日のクラブ休場日に限ってセルフプレーで一般開放しております。

 ビジター10,500円(昼食付)とリーズナブルなプレー代のためかシニアとレディースの方のご利用が多いようです。とくにご来場いただいたレディースの方から「このコースをキャディ付でゆったりラウンドしてみたい。ビジターでもプレーできるオープンコンペのようなものはないのかしら」という声がフロントに寄せられています。

 こうしたレディースの皆様の声にお応えすべく11月30日(火)に「奈良柳生レディースオープン」を企画しました。レディースのご要望にお応えすべく、ランチは食欲の秋に相応しい秋の食材をフルに使ったおしゃれで贅沢な手桶弁当を提供いたします。月日亭の伝統を脈々と受け継いできた大串料理長が腕によりをかけて上質な味覚に仕上げています。食後は自家製の和菓子のデザート3種を用意しています。

 参加料はメンバー11,000円、ゲスト13,800円
いずれも1Rプレー代(キャディ付)、昼食、ドリンク、デザート、コンペ参加費を含む。ただしゴルフ振興基金30円は別途。参加者全員に参加賞あり。賞品は1~3位、飛び賞、BM。
詳細はホームページの「奈良柳生レディースオープン」をご覧ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

2010/10/22

15:41:47, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1360 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ

平城遷都1300年祭、300万人超える

 平城遷都1300年祭のメイン会場である平城宮跡会場の来場者が10月21日に4月24日の開幕から181日目で300万人を超えたと主催者から発表がありました。

 本欄でも紹介したように先月28日で250万人を突破し、同会場が閉幕する11月7日までに300万人を達成する見込みでしたが、半月残して300万人の大台にのせました。最終的には330万人前後が予想されます。

 メイン会場以外にも奈良県内各地のイベントや有名寺社仏閣巡りなどの観光客が訪れ、例年以上の賑わいを呈しています。

 平城遷都1300年祭という奈良市、奈良県を挙げてのの大イベント、いよいよ終盤にさしかかってきました。県内の観光業者は、十分な経済効果をもたらしたと評価していますが、閉幕以後、来年の観光客の落ち込みが懸念されると口を揃えていってます。何か妙案があればいいのですが・・・・。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2010/10/21

19:59:26, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1374 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

ゴルフは本当に難しい

 今日はコース視察を希望されるご夫妻を案内するとともにコース状態を見るためにラウンドしました。

 ゴルフは難しい。本当に難しい。ゴルフほど努力が結果に結びつかないスポーツはないと思う。練習場で何百発もボールを打ったからといって思い通りのボールが打てるとは限らない。パッティンググリーンで何十分もパットの練習をしたからといって50センチのパットが百発百中入るとは限らない。

 30センチのパットを外すこともあれば、15メートルのロングパットが入ることもある。ラッキーもあればアンラッキーもある。ゴルフにのめり込めばのめり込むほど奥が深く、さらにその先を求めたくなるのがゴルフです。

 ビギナーはビギナーなりに、アベレージゴルファーはアベレージゴルファーなりに、シングルはシングルなりの楽しみ方があります。技量に応じた悔しさと楽しさがある。それがゴルフの楽しさ、面白さだろうと、今日は痛感しました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

2010/10/20

10:00:31, 著者: 阪口 メール , 0 語, 3272 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, 施設・設備に関して

ゴルフ場の天敵イノシシ

 熊やイノシシ、サル、カラス、鹿といった動物が山から里にエサを求めて徘徊しているというニュースが連日報道されています。

 ゴルフ場は山間部に造られているため動物被害の発生が多いようです。とくにゴルフ場ではイノシシが天敵です。イノシシは嗅覚に優れ、ミミズを好むためフェアウェーやラフの芝を広範囲に、耕運機で耕したように掘り起こしていきます。

 このイノシシがいったん侵入すると、イノシシは安全と思い何度も進入しミミズを求めて掘り返していきます。こうなると補修と掘り返しのいたちごっこで、修復工事に要する芝代など経営的にも大きなダメージとなります。

 当クラブでも10年程前、イノシシが侵入し連日コースを荒らされた苦い経験があります。侵入防止の電気柵をコースの外周を囲むように設置してから被害はなくなりました。このイノシシ、外見からは想像できませんが、結構賢く学習能力が高く、電気柵に触れ電流を感じたら電気柵は危険なものと覚え込んで近寄ろうとしません。ゴルフ場のイノシシ対策には電気柵が最も有効と思います。

 ゴルフ場でもコース内に里道や村の道などがある所ではコースの外周に電気柵で囲い込むことができず、進入を防ぐことができず毎年、苦慮されているゴルフ場が結構あります。電気柵が設置できないため、自治体などに有害鳥獣被害を申請して罠をしかけたり、猟友会に依頼して捕獲してもらったりしているようですが、根本的な解決にならず頭を痛めてるようです。

 イノシシの被害は晩秋から冬季にかけてが多く、当クラブでも電気柵が木の枝などで支柱が倒れ、電気が通電していないことがないかなど点検し、この冬に備えます。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2010/10/19

16:40:08, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1730 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, 会員へのお知らせ

本日は平日マンスリー競技開催

 本日は13人が参加して平日マンスリー競技が行われました。牧草真由美さんが37、36、ネット68の好スコアで優勝されました。2位はネット70の松阪圭二さん、3位にはネット71で米満紀子さんが入りました。

 毎月1回日曜日に開催しているマンスリー競技は同一日にA・Bクラス同時開催のため両クラスとも毎回50組近いエントリーで盛況です。参加者も多くいつもアンダーパーの好成績でないと優勝はおろか上位入賞が難しい激戦が繰り広げられています。

 こうしたことからシニアやレディースメンバーから「日曜日でなくても暇だから平日にクラブ競技を開催してくれればいいのに・・・」という声が結構多く寄せられていましたので、8月から実験的に「平日マンスリー」を開催しました。曜日を固定すると他の曜日が休日の方が参加できないなども想定されるため、今年は曜日を変えつつ、どの曜日が参加しやすいか調べることにしました。

 8月は18日の木曜日に開催。9月は17日の金曜日にしたところ、参加者が9名未満で競技不成立、そして本日火曜日に開催し13名が参加しました。当初、曜日に縛られないシニア、レディースが対象だったので、いずれの曜日でも可能と思ってましたが、やはり週末に続く金曜日は難しいようです。

 他のゴルフクラブなどメンバー数の多いところは平日のクラブ競技でも40名は下らないといわれてますが、なぜ奈良柳生カントリークラブは競技成立ぎりぎりの参加者数なのだろうかと考えてしまいます。

 支配人仲間にこの話をすると「それは奈良柳生さんはメンバーが少なくて土・日曜日でもほとんどキャンセル待ちがなく、プレーできるから週一ゴルフを何も平日にする必要がないということだよ」といわれてしまいました。

 日曜日に開催するマンスリー競技は参加者も多く、やや堅苦しい雰囲気もありますので、シニア、レディースの参加が多い肩の凝らない競技として「平日マンスリー」を続けて行きたいと思います。ちなみに来月は10日の水曜日に開催します。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

2010/10/18

22:02:16, 著者: 阪口 メール , 0 語, 3299 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, 会員へのお知らせ

中ノ川交差点から京奈道木津ICへのバイパス工事

 

ゴルフ場からの帰路、国道369号の般若寺交差点が春・秋の行楽シーズンは大渋滞になることがあります。そのため奈良市では中ノ川交差点より400メートルほど奈良市内方面に行くと右側にバイパス道路を新設するための工事を施工しています。

 20年ほど前から計画され、工事着工はここ5年ほどから行われていますが、予算とともに住宅地を通るため住民の反対などもあり遅々として進んでいませんでした。ここ2年どうやら本格的な工事が行われ、写真のように立派な道路が敷設されてきています。

 工事を施工している吉村建設工業の現場に梅下和也所長を訪ねてバイパス道路の完成時期などを伺いました。

 今年度の工事は10月18日(1ヶ月延長の11月18日)までで終わり、次年度の予算がついてからまた工事が再開されるとのこと。残りは200メートルくらいで木津市梅美台へ抜ける予定。この間120メートルはトンネルとなるらしい。工事費はかなり膨大なものとなるため、2、3年の予算獲得してからの工事になる。そのため一気に開通することはないらしい。早くて平成25年秋以降とのこと。

 このバイパスの正式名は奈良市道奈良阪川上線で、京都側はすでに完成しているため、奈良市の予算次第という状態です。このバイパスができれば奈良市内を通らず木津ICを経て京奈自動車道へ直結するため交通事情は著しく便利になります。完成が待たれます。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2010/10/17

21:43:31, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1368 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, レストラン情報

サンデースペシャル「フィッシュランチ」好評です

 
メンバーの来場が多い日曜日に限定20食のサンデースペシャル「フィッシュランチ」が好評です。

 ゴルフ場のレストランのランチメニューは春夏、秋冬の2シーズンにメニューを入れ替えていますが、来場回数の多いメンバーからはいつも同じで代わり映えしないという声が寄せられていました。

 そこで大串料理長は昨年から毎月、旬の素材を使った「旬菜膳」を提供してきましたが、「意外に魚料理が少ない」という声がありました。

 この声に応えて9月に秋の代名詞といえる脂ののった北海道産の生の秋刀魚(さんま)の塩焼きとシメジの土瓶蒸し、古代米(黒米)の栗ご飯をセットした「フィッシュランチ」を20食用意したところ、即完売の大人気となりました。続く10月は鯖(さば)の味噌煮をメインにした「フィッシュランチ」を提供。魚好きの皆さんから大変喜ばれました。

 本日、用意したのは身の引き締まったぷりぷりの淡路島産の真鯵(あじ)とシメジの土瓶蒸し、里芋のかやくご飯のセット(写真)を限定20食提供したところ、あっという間に完売しました。来週の日曜日も同メニューです。ぜひご賞味下さい。

 <追記>
 クラブ選手権準決勝
 ○村上英也6-5●中山勝美
 ○今西敏彦3-2●加藤研士

 シニア選手権準決勝
 ○藤原安廣5-4●木家裕史
 ○寺川陸三19h1up●渕上哲夫

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

2010/10/16

11:39:03, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1274 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, 天気に関する話題

来春はスギやヒノキの花粉が大量飛散予測

 今朝の新聞に日本気象協会が来春のスギやヒノキの花粉飛散量が近畿や東海地方の一部では今春の10倍以上になる見通しだとの発表を掲載しました。

 スギやヒノキの花芽の量は、前年夏の日照時間や気温などが影響しており、記録的な猛暑だったこの夏は、花芽が多くなるらしい。

 花粉症はここ十数年の間に罹患率が増加しだした、現代病の一種ともいわれます。花粉症で鼻をグズグズさせていたり、目をショボショボさせてる花粉症に悩む人に「お気の毒に」といっていた人が突如、花粉症になったりで年々増加しています。

 飛散する花粉を避(よ)けるためマスクや目に入らないようにゴーグルなどの完全装備でプレーする方をよく見かけますが、花粉症にお悩みの方は、来春のスギ、ヒノキの花粉が飛散する前に耳鼻科のお医者さんに行き、予防のための治療を早めに行うようにしてください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2010/10/15

16:15:21, 著者: 阪口 メール , 0 語, 2340 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ

ゴルフ場に於ける労災事故

 昨日、奈良県の法隆寺CCでコース作業中の作業員(52歳)が自分の運転していた自走式目砂散布機に轢かれ死亡するという痛ましい事故がありました。

 午前6時40分頃、目砂散布機で移動中、樹木に衝突しその衝撃で投げ出され転落。無人で動き出した目砂散布機を停止させようとして轢かれ、首を強く打ち病院に搬送されましたが、間もなく死亡。死因は窒息死でした。

 関西ゴルフ連盟支配人会では労災事故防止のために、各ゴルフ場で安全衛生委員会を定期的に開催し、安全に関する啓蒙活動を実施し「労災事故ゼロ」を目指していただけに今回のような重大事故が発生したのは残念です。

 ゴルフ場の労災事故の多くはキャディの行動による事故が多く、キャディの高齢化に伴いいわゆる滑った、転んだで打撲や骨折の事故がほとんど。そのためキャディには就業前に必ずラジオ体操やストレッチなどの柔軟体操をするように指示しています。

 キャディの行動による事故以外に、コース部門は発生件数は少ないですが、重機などの機械を使用するため、事故が発生すると重大事故につながることが多く、始業前の安全点検や機械の操作ミスのないように徹底指導していますが、今回のような痛ましい事故が起こりひじょうに残念です。

 早速、このような事故が起らないように鈴木グリーンキーパーを通じて安全管理に細心の注意をするように指示しました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇 

2010/10/14

11:43:11, 著者: 阪口 メール , 0 語, 3439 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, 施設・設備に関して

やっかいなティフトンを早期に除去しました

 

 9番ホールの右バンカーとグラスバンカー周辺に繁茂していたティフトンを除去し野芝に張替えました。(写真上)

 ティフトンが雑草ではなくちゃんとした芝ですが、ご存知の方も多いと思われますが、ボールがスポッと埋まり、芝が粘っこくきれいにボールをヒットしにくいためプレーヤーからは嫌がられています。とくに雨の日などはラフにある場合、クラブがうまく抜けずナイスショットは難しく評判が悪いようです。

 ティフトンは生命力が強く、ティ-グランドやグリーンのオーバーシードする際、ティフトンをベースにすることが一時、流行りました。このためティフトンのターフやランナー、穂などが飛び散りそのまま根付き繁茂してしまうケースが多々あります。開場して50年前後経過した名門コースといわれてるゴルフ場に意外と多いのはそういった理由によります。グリーン周りやフェアウェーなどに侵食しホールに数千平米もの繁茂してるゴルフ場も数多くあり、そのほとんどが処理仕切れていません。

 奈良県の超名門コースも何ホールかにおびただしく繁茂しており、その除去、張替えには莫大な費用がかかるためフェアウェーはティフトンとコウライ、ラフは野芝と共生させてますと諦めの弁。

 このティフトンはなかなか生命力が強く、油断してるとあっという間に野芝など侵食されますので、見つけ次第、徹底除去して行きます。

<追記>
 本日、奈良国際ゴルフ倶楽部で行われた関西ゴルフ連盟主催の「関西女子ミッドアマチュアゴルフ選手権」で当クラブの牧草眞由美さんが81、77(39、38)通算158でトップに4打差の5位タイに入賞されました。優勝は大原也須子さん(万寿)で79、75、通算154でした。上位20名が日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権の出場権を得ました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2010/10/13

08:27:37, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1388 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, 施設・設備に関して

昨日、今日とグリーンの更新作業を行っています

 昨日は久しぶりのクラブ休場日。その分コース作業は集中してできました。昨日、今日とグリーンの更新作業、即ちコアリング(穴あけ、薄目砂入れ)を行いました。この時期になぜグリーンに穴をあけて砂を入れるんだという声がたぶん寄せられると思います。
 
 なぜコアリングが必要かといいますと、この夏の異常な暑さと水不足でグリーンが病害を受けて酷く傷んだことは皆さんよくご存知だと思います。ようやく鈴木グリーンキーパーなどコーススタッフの努力で回復してきましたが、まだまだ人間でいいますと、病後の弱々しい状態で徐々に体力をつけていかなければならない時期です。

 コアリングしないとグリーンの表層に水が溜まりやすくなり透水性が悪くなり酸素が土壌に供給されなくなります。こうしたことにならないようにコアリングをしてできるだけ下に流すようにします。芝も生き物、植物の根には酸素が必要ですから、それを供給するために更新作業が必要なわけです。

 本来、この作業はクラブ選手権が終わる10月下旬から11月上旬に行っていましたが、その時期ですと芝が休眠状態に入る前なのであまり効果的ではないことが判りました。関西グリーン研究所の先生も秋のグリーンの更新作業、とくにコアリングは芝の元気な時期の10月中旬までに行う方がベストだといわれています。 

 トーナメント開催コースでは速いグリーンに仕上げるため1ヶ月に3回もコアリングしてグリーン面を仕上げます。コアリングなしではグリーン表面を仕上げても根が保ちません。速いグリーンに仕上げるためローラーで転圧をかけますが、これでは根が保ちません。あるゴルフ場では急遽トーナメント開催するために主催者から10フィートのスピードを出すよう要請があり、3・5ミリ以下の刈高にローラーをかけまくり要請に応え実現させたとのこと。しかしそのトーナメントが終わったとたん、みるみるグリーンは色あせ、まっ茶色に変わり無惨なグリーンとなったとのこと。1年中、速いグリーンを求められますが、正直それは不可能です。

 秋は来年の春に向けての除草剤散布や施肥などを行って行きます。コース作業は常に半年先、1年先の仕事の計画を立て、秋から春にかけてあるいは春から秋にかけて天気や気温の変化を読みながら更新作業、施肥、施薬をどのタイミングでするかをグリーンキーパーは考えながら作業しています。今回のコアリングもそうした事情があることを知っていただければ幸いです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2010/10/11

13:40:09, 著者: 阪口 メール , 1 語, 1419 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, 会員へのお知らせ

盛大に開場14周年記念競技が行われました

 

奈良柳生カントリークラブは平8年9月11日に正式オープンし14周年を経過し15年目にに入りました。開場記念行事は、毎年9月11日前後に開場を記念してコース内に植樹をする「植樹祭」と、10月の体育の日に「開場記念競技」を行っています。
 
 10月11日、体育の日の今日、「開場14周年記念競技」が会員152名が参加して爽やかな青空が広がる秋晴れの下、18ホール・ストロークプレーで熱戦が繰り広げられました。

 競技性より親睦性に重点を置いた記念競技ですので、参加者全員ダブルペリアで会員同士一日楽しく過ごしていただければと思っています。昼食はレストランでのバイキング料理をご用意しました。お好きな料理をお取りいただきお好きなだけ召し上がっていただくバイキング料理は毎年好評です。料理に舌鼓をうちながら和やかに歓談し親睦・親善を深めていただいてます。

 賞品は地元・大柳生の農家と契約した収穫したての美味しい新米です。優勝者には新米30キロをど~んとお贈りします。2位以下30位まで、以下5飛び、10飛び賞にベストグロス賞、ブービー賞など全て今年獲れたての新米をご自宅にお送りし、大変喜ばれています。賞品全てが新米ということもあり別名「NYC全米トーナメント」と名付けようかと思っています。(これは冗談です)

 成績は、ホームページのMemberページの競技成績をご覧ください。(掲載は明日以降になります)なおベスト5の成績は、優勝は上田修司さんネット69・8、2位:坂本仁さんネット69・8、3位:岡田博さんネット70・8、4位:村上英也さん70・8、5位:増井功さん71、BG賞は藤原一二三さん、BB賞は水落康江さんでした。入賞者の皆さんには明後日、ご自宅に宅配便で新米をお送りしますのでお楽しみに。
同ネットの場合は規定(年齢上位)によります。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

 

2010/10/10

15:40:11, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1884 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 倶楽部からのお知らせ, 会員へのお知らせ

クラブ選手権、シニア選手権1回戦始まる

 10月3日の予選を経てクラブ選手権、シニア選手権とも本戦のマッチプレーが始まりました。今日、クラブ選手権は1、2回戦を、シニア選手権は1回戦をいずれも18ホール・マッチプレーで争われます。
 
 クラブ競技で最も権威ある実力ナンバーワンを決める大会だけに、予選を通過された選手はいずれもクラブを代表するトッププレーヤーです。

 午前7時半、アウト・インに分かれてクラブ選手権1回戦がスタートしました。ご存知のようにマッチプレーは、他の一般プレーヤーのプレーに対してコース上の先行権を有していますので、クラブ選手権、シニア選手権のマッチプレーの選手がきますと、現にプレーしている組はパスさせていただくのですが、このパスがもとでしばしばトラブルになることがあります。

 通常、上位16名のマッチプレーになりますと1回戦は8組がアウトからスタートして行き、ハーフターンでこの8組をパスさせるため、一般のプレーヤーのスタートが遅れたり、プレーを中断していただいたりと迷惑をお掛けすることになります。この8組が通過するのにおおよそ1時間前後あるため、何も知らない一般の方はスタート室に苦情を言いに来られることがあります。

 当クラブは10年ほど前から、この8組をアウト・インに分けて4組づつのスタートにし、パスさせる時間を極力減らすように工夫しました。この方式になってからはパスによる苦情はほとんどなくなくなりスムースに運営できるようになりました。

 よくいわれるのがマッチプレーを戦っている選手は、パスは当然という気持ちや態度でプレーせずに、パスさせてもらった一般プレーヤーへ帽子に手をかけ軽く会釈するなり、ひと言「お先に」と挨拶する心遣いがあれば雰囲気も和らぎパスさせる側からも「どうぞ」とか「頑張って下さい」という声が自然に出てくると思います。そういった互いの心遣い、思いやりこそがゴルフの精神だと思います。常に相手を敬(うやま)い、思いやる心を持つ会員が集うゴルフクラブにして行きたいと考えています。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 クラブ選手権1回戦成績。
 ○村上 英也5-4●本多 久夫   ○南  憲司6-5●中嶋 峰男
 ○山内 久男2-1●永岡  栄   ○今西 敏彦4-3●田口 雅浩
 ○大久保憲一2-1●永岡  悟   ○岡崎 耕司5-4●岩佐隆太郎
 ○中山 勝美4-2●川崎 逸男   ○加藤 研士4-2●平岡大二郎
 
 クラブ選手権2回戦成績。
 ○村上 英也3-1●山内 久男   ○今西 敏彦2-1●南  憲司
 ○中山 勝美2UP●大久保憲一   ○加藤 研士3-1●岡崎 耕司 

 シニア選手権1回戦成績。
 ○藤原 安廣1UP●國分 清和   ○寺川 陸三6-4●田辺 耕平
 ○木家 裕史1UP●藤木 安光   ○渕上 哲夫3-2●古庄 育則
      (19H)

 

2010/10/09

10:55:59, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1290 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, 会員へのお知らせ

本日、競技委員会が開催されました

 3連休の初っ端から雨。週始めの天気予報が週末は雨との予報が出るやエントリーはピタッと止まり、徐々にキャンセルの電話が次々と。雨は雨なりのゴルフの楽しみ方があるといえども、今や通用しなくなってきました。

 本日、当クラブの競技委員会が行われました。来年度のクラブ競技の日程を主に協議されました。その他の件で、村岸プロからクラブ競技の当日のキャンセルによる組み合わせ変更についての問題提起がありました。

 キャンセルで4人組が2人になったため、前あるいは後ろの4人組にどなたかひとり、2人組のところに移動をお願いしたら「この4人でプレーするために来てるのだから移動するなどもってのほか。他の組の人に言って下さい」と拒絶されることがたまにあります。ほとんどの方が気持ちよく「判りました。私が移動しましょう」といってくれる方ばかりなのですが、4人で一緒に回ろうと約束されてる組は、「いかなる事情があっても頑強に拒絶され、組み合わせに頭を抱えることがあります。できるだけ事前の組み合わせは尊重はしますが、お願いする時はよほどのことなんだなと気持ちよく協力してもらえないもんでしょうかねえ」とは村岸プロの弁。

 私はスコアを語れる技量を持ち合わせていませんが、ゴルフは上手いにこしたことはありません。1打、1打で一喜一憂するのはあまり好きではないので、コンペで優勝はおろか上位入賞や飛び賞などにも無縁のヘボゴルファーです。けっして強がりではありませんが、スコアを気にしてプレーするより、気の置けない仲間とワイワイガヤガヤと談笑しながらのゴルフが好きです。だからといって組み合わせにあまりこだわりません。全く知らない方とご一緒する場合も私のヘボぶりを了としていただくなら全然OKです。

 ゴルフというスポーツは18ホールを一緒にラウンドすると、同伴者からいろいろと学ぶことも多いですし、各ホールごとに同伴者のお名前を聞きながらスコアを記入して行くせいかホールを重ねて行くごとに親しさを増して行くように思います。

 ハーフ休憩のランチタイムにゴルフ以外の貴重な体験談や含蓄のあるお話をお伺いすることができるなどゴルフの効用は無限大です。面識はなくとも同じ奈良柳生カントリークラブの会員なのですから、一緒にラウンドを楽しみ交友関係を広げられてはいかがでしょう。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2010/10/08

13:33:38, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1276 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, 施設・設備に関して

スズメバチのハチの巣を駆除しました

 コース内にスズメバチの巣が2ヶ所見つかりました。ひとつは1番ホールのグリーン右手前の管理道のOB付近ともう1ヶ所は5番ホールのグリーン左の残地森林の所にスズメバチが巣作りしていました。

 特に5番のグリーン左は、コーススタッフが朝のグリーン刈作業をしていると、作業音に対して警戒するのか作業員に威嚇、攻撃するなど危険な状況になっていたため、専門の養蜂業者に依頼し、10月3日と7日の2日にわたって除去してもらいました。除去作業は暗くなってからスズメバチが巣に戻ってきたところを手際よく取り除きました。5番の巣は人間の頭くらいの大きさで、1番ホールのは土の中に巣作りをしていました。

 養蜂業者によると今年は猛暑が続き、ハチも活発に活動できなかったためか、ここにきてかなり苛立っており攻撃的だったとのこと。「早く発見して良かった。5番ホールはプレーヤーがボールを打ちに近づく所だけに、被害が出る前に除去することができて良かった」とのことでした。

 OBゾーンに打ち込んだボールを捜しに行く際は、スズメバチやマムシなどに注意して、あまり深追い?せずに、そんな所に打った自分が悪いのだと諦めてください。またキャディにも危険箇所のボール捜しはお許しくださいますよう、お願いします。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
 
 
 

2010/10/06

11:53:46, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1539 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ

150回の記念すべき長寿コンペを本日開催しました

 

 奈良柳生カントリークラブに隣接する興東中学校のOBを中心とした地元の「興東会」ゴルフコンペが本日150回を迎えられ、当クラブで150回記念大会を開催されました。

 この会は、昭和53年8月30日に参加者14名で第1回大会をスタート。年に4~6回の開催で、近くの新奈良GCやレイクフォレスト、奈良パブリック、木津川CC、加茂CC、美加ノ原CC、ディアーパーク、奈良スポーツ振興(奈良の杜)などで開催。32年間で150回を数えました。

 小林勉会長によると「150回の内、最も開催回数の多いのは44回の奈良パブリックゴルフ場です。発足当時はゴルフブームでなかなかメンバースコースのエントリーができなかったので、奈良パブリックには大変お世話になりました。次いで新奈良GCの35回、そして平成8年にオープンした奈良柳生さんが3番目に多く16回開催してます。奈良柳生さんで開催すると良いコースなので人気が高く参加者も多い」とのことでした。

 本日は150回記念大会に相応しく参加者も48名と多く、秋晴れの絶好のコンディションの中、熱戦が繰り広げられました。

 「興東会」が今後200回を目指して連綿と続いて行くとともに、参加者の皆さんがいつまでもゴルフを通じて健康と親睦を図って行かれることを祈念します。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2010/10/05

13:34:49, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1307 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, 会員へのお知らせ

平城遷都1300年祭、予想を上回る人気

 平城遷都1300年祭の平城宮跡会場の来場者数が9月28日の集計で250万人を突破したと1300年祭記念事業協会は発表しました。250万人は当初想定の目標人数で11月7日の平城宮跡会場終了までに1ヶ月余り残して達成されました。同会場は4月24日に開場して以来、158日目で250万人を突破、閉幕までに300万人前後の来場者が見込まれています。

 今、平城遷都1300年祭の一環で「奈良大和路秘宝・秘仏特別開帳」を行っています。奈良には日本文化の基層をなす素晴らしい宗教文化が花開き、永い年月大切に守られ、人々の深い崇敬を受けてきました。このかけがえのない歴史・文化遺産を多くの方に知っていただき、永く将来に伝えようという取り組みで、こうした秘宝・秘仏の特別公開が実現したとパンフレットに記されています。

 奈良柳生カントリークラブのある周辺には立派な古刹・名刹があります。国道369号の奈良の杜GCの手前に「圓成寺」(上記写真)があります。
この圓成寺は美しい浄土式庭園と運慶作の国宝・大日如来坐像が拝観できます。

 中の川交差点から左の県道を走行すると岩船寺口のバス停がありますが、この「岩船寺」も三重塔が美しい当尾(とうの)の里の古寺です。とくに紅葉の時期に訪れると紅葉に映えてそびえる三重塔が大変美しいといわれてます。

 岩船寺から車で5分の所にある「浄瑠璃寺」は、藤原時代の堂塔、庭園、仏像がまとまって伝わる見事な浄土式伽藍の古刹です。別名・九体寺とも呼ばれ、薬師如来像など九体の仏さまが慈愛に満ちた目でいっせいに拝観者を見つめられておられるような厳かな空間が心地よく、なんともいえない体験ができます。

 奈良柳生CC周辺に魅力ある名刹・古刹があるのですから、ゴルフのついでにぜひ拝観されてはいかがでしょう。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2010/10/03

13:56:41, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1514 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, 会員へのお知らせ

今年度のクラブ選手権が始まりました

 平成22年度のクラブ選手権予選が関西ゴルフ連盟(2府4県)に加盟するほとんどのゴルフクラブが10月第一日曜日、即ち今日いっせいにスタートしました。その年のクラブのNO1を決めるクラブ選手権はクラブ最大の権威ある大会です。そのため複数のゴルフクラブにメンバーとなっている人の掛け持ちエントリー(出場)を防止するため、KGU加盟クラブは10月第一日曜日からクラブ選手権をスタートさせることを申し合わせています。

 奈良柳生カントリークラブのクラブ選手権は、1997年の正式オープンの翌年の98年に第1回が行われ、21名の選手が参加して熱戦が繰り広げられました。予選、マッチプレーを勝ち抜き見事初代クラブチャンピオンに輝いたのは故・久保正次さんでした。

 第1回大会以降、今年で13回目となります。過去の記録を調べてみますと2年連続制覇の偉業を達成しているのは、村井正雄さんだけ。99年の第2回と2000年の第3回に連続制覇されています。

 12回行われてきたクラブ選手権で1度でも栄冠を手にすることはたいへんなことですが、2回クラブチャンピオンの座についたのは、村井正雄さんの外に初代の久保正次さん(01年)、村上英也さん(06年、08年)そして南憲司さん(07年、09年)の4人です。

 今年のクラブチャンピオンの座を目指して、悪天候が予想される強烈なアゲンストの風の中、午前7時半、10組34名の選手が1番ホールから順次スタートして行きました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2010/10/02

10:17:21, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1591 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ, 施設・設備に関して

10番ホール右法面の芝張り作業完了

 7月の局地的集中豪雨で10番ホールの右法面にクラック(亀裂)が走り、土砂崩れの恐れがあるため、排水管を敷き直すなどの改修工事を行いました。連日35度を超す真夏日と晴天が続いたため、芝張りは気温の下がる9月になってからということで、見苦しいですがビニールシートで覆い芝張りの時機を待ちました。

 9月もご承知の通り真夏日が続き芝張り作業ができず、ようやく昨日(10月1日)芝張り作業を行いました。本日は張った芝に竹串を刺し、その上から砂をかぶせるという作業を行い、完了しました。

 この10番ホールの右の法面周辺は、地上の流水が地下を流れる伏流となっており、開場以来2回排水の改修工事をしているのですが、水道(みずみち)が変わるなどの問題箇所でした。今回の改修工事でかなり広く排水管を通しましたのでその心配はなくなりました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇 

2010/10/01

16:33:10, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1488 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: レストラン情報

レストラン9月のランチ人気メニューベスト5

 9月は23日の秋分の日までは連日真夏日が続き、23日を境に一気に秋らしい季節になりました。

 9月のランチメニューのベスト5がまとまりました。オーダーNO1は「つけ麺セット」。冷麺をごまだれの出汁(だし)につけて食べる当レストランのオリジナル。8月で冷麺が終わったこともあり「つけ麺セット」に人気が集中した模様です。

 2位は8月のランチメニューNO1だった「寿司定食」。麺類と寿司の組み合わせが人気の秘密。

 3位はごま風味でちょっぴり辛い「坦々麺セット」が入りました。以下4位が「一口カツ定食」、5位が「カツとじ定食」の順でした。

 意外だったのは大和肉鶏の鉄板焼きの「旬菜膳」が11番目と振るいませんでした。やはり連日の真夏日が続き、ジュージューと鉄板焼きするには暑すぎたのが原因だと思います。

 10月の「旬菜膳」は鮪山かけ、秋茄子田楽、鰻肝しぐれ煮の箱前菜と鰻柳川鍋風、しめじ土瓶むし、ご飯、香物がセットになった秋らしい味覚を提供します。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

奈良柳生カントリークラブ

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