鈴木グリーンキーパーと秋のコース更新作業の予定を協議しました。
長梅雨と梅雨明けと同時に35度を超す猛暑日が続き、8月下旬まで雨が降らないという異常事態の中で、グリーンの施肥や薬剤散布、さらには刈高を下げずお客様には迷惑をおかけしましたが、8月29日からのキャプテン杯、8月31日~9月3日のJGTOのQT2nd、テレビアマチュア選手権予選など比較的良好な状態で無事終えることができました。他ゴルフ場に比較すればうまくこの夏を切り抜けたといえますが、この間の鈴木グリーンキーパーの日夜の努力に頭が下がります。
さて、更新作業ですが、まずグリーン周りのエッジがドライ症状で裸地化した箇所については芝の張替えを順次して行ってるところです。
今夏、とくに傷んだ6番と16番グリーンは毎年のことで、新ベントの種(962、007)をインターシードし、様子を見ていくことにしました。いずれ全ホールをペンクロスから高温多湿に強いニューベントに切り替えることを想定。実験的にどちらの種が適しているか調べます。
グリーンについては今月の20~21日に8ミリのムクタインでフォーキング作業を行います。ティーグランドとフェアウェーは施肥を行います。
10番の法面に集中豪雨でクラックが入った改修工事後の芝張りを10月1日までに行います。ようやく朝晩涼しくなり朝露もおりだしましたので、芝張りをしても大丈夫だろうとの判断です。とはいえ、日中の暑さはまだまだ30度を越す気温ですので散水の労は避けられません。芝が活着(根付く)するようスタッフが毎日水遣りを欠かさないようにがんばります。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇