スタート時間に遅れる方が最近多くなってきたようです。交通事情でやむ得ず遅れることがあるかもしれませんが、スタート時間に遅刻することはゴルファーとしてあってはならないことです。
少なくともスタート時間の30分前を目途にクラブへ着くようにお越しください。よく見受けられるのがスタート時間ぎりぎりに到着して「間に合った」といわれる方がおられますが、とんでもない勘違いです。
スタート時間までにキャディ付けやキャディバックの積み込み、クラブの本数確認等10分程度の作業時間を必要とします。同伴者3名が揃っていながら後1名が到着していないため、こうした作業ができず、後続の組にも迷惑をかけることになります。
ご本人はすぐにスタートできるようにゴルフウェアに上着を引っ掛けて、慌しくチェックインし上着と荷物をそそくさとロッカーに置き、「スタート時間に間に合った」と出てこられますが、けっして間に合っていないことを認識してください。
キャディバッグを玄関前におろしてバッグステーションへ搬送するまでに3分前後費やしており、キャディ付けしたキャディがバッグの積み込み、クラブの本数確認など10分程度かかるわけで、すでに10~15分経過しており、後続の組のスタート時間が全て遅れてくるわけです。
少なくともスタート時間の30分前には来場し、ゆっくり着替えてコーヒーの一杯も飲み、打球場で軽くウォーミングアップをしてからボールを打つ余裕ををもってほしいものです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇