ゴルフ場で多いトラブルのひとつにキャディがプレー後にクラブを入れ間違う、即ち同伴競技者のクラブと自分のクラブが入れ替わっていたというケースです。
どこのゴルフ場でもプレー終了後、キャディがクラブをブラシやタオルなどで拭き取った後、それぞれのキャディバッグに入れます。そしてお客様にクラブの入れ間違いとか本数が間違いないかなど点検・確認をお願いし、間違いがなければサインをいただきます。こうした過程をふんでいても、月に1回くらいの割りでこの種の事故ガ発生しています。
暑い夏のゴルフは集中力に欠けるのか、最終18番ホールを終了しクラブハウスに戻ると、一刻も早く冷房のきいた室内に入り、早く風呂で汗を流したいと気がはやるのか、クラブ確認もなおざりでOKのサインを記入する方が多いようです。
こうした方に限ってクラブの入れ替わり事故が往々にして起こるものです。キャディもクラブの汚れを拭き取ったりした際、クラブを入れ間違う、あるいはヘッドカバーを着け間違うなどのミスをする場合があります。したがってキャディが皆さんのクラブを入れ終わってから、しっかりご自分のクラブの本数、入れ替わり、ヘッドカバー等を確認してから間違いないというサインをするようにお願いします。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
<< 前のページ ::